7月11日(金)

●API Meetup Tokyo記念すべき第1回目!

API Meetup Tokyoというイベントに参加してきました。

スクリーンショット 2014-07-14 0.41.55

スマホとアプリの爆発的な普及をきっかけに、サービスバックエンドのWeb API化が急速に進んでいます。この動きは単なる内部実装に留まらず、企業がビジネスをAPI化してネット上に展開する、という大きな流れを生み出しています。

API Meetupは、Web APIに携わる開発・企画担当者が、APIまわりのさまざまな要素技術や適用事例を一緒に学ぶオープンな勉強会です。

http://api-meetup.doorkeeper.jp/events/12768より)

とのことで、APIを活用した開発に関わる一エンジニアという立ち位置で参加してきました。

今回は第「1」回ということで今後も続くとのこと。

最初の数回はセミナー形式、その後ハンズオンで実際に何か書いたり作ったり、参加者による(?)LT等も実施していくとのことで継続的に参加しようと思います。

ちなみに、第2回は既に日程が決まってるようです。

・8月29日(金)
・スピーカー Kiazen platform Inc 伊藤直也さん(@naoya_ito
       NHK技術研究所 中川俊夫さん

●Web APIのこれまでとこれから:山本陽平さん(リコー、@yohei

Webが生まれて20年、Web 2.0ムーブメントからも10年が経とうとしています。このセッションでは、そもそもWeb APIがなにを目指していたのか、これからWeb APIはどうなっていくのかについて、歴史や今後の展望についてお話しします。

山本 陽平 技術評論社 2010-04-08
売り上げランキング : 11100

by ヨメレバ

この本を書かれた方のお話です。

そもそもAPIはどういう歴史を経て登場したのか、というお話だったのですが…

ブラウザが世に誕生した頃からのお話がほぼついていけなかったので(上の本プログラミング始めたての年初に読んだもののよくわからずのレベル)、とりあえず、

・API、という考えに至るまでに数多くの黒歴史を乗り越えて来た
・が、APIも「確定した」考えでなく、半年後どういうやり方でやってるのかはよくわからない
・プログラムを書いて操作を任せることができるようになってく(なってる)
・プラットフォームがスケールして低コスト化し、今までできなかったことができるようになる
 ※クラウドもその一種と捉えている
・山本さんが開発しているビデオ会議システムはいけていて、@RicohVCPをフォローして最新情報をえましょう

ということがわかりました。

クラウドをAPI的に捉えるというのがなんとなく新鮮でした。

APIってそもそも、サービスの機能を外に使わせて上げるにあたり
・各機能操作の仕方
・データの渡し方
・データの受け取り方

を定義するっていうものだと思っているので、IaaSでもBaaSでも(SaaSは違う?)、上に載っけるものをそんな感じで捉えることはできるのかもですね。

●Twitter API最新事情:山本裕介さん(サムライズム、@yusuke

Twitter APIは数多くあるWeb APIの中でも歴史が長く、そして開発者の人気が高いAPIです。本セッションではTwitter APIの概要、Twitter API設計に適用されているプラクティスの説明に加えて最新の事例紹介をいたします。

旧日ソル、RedHat等の後にTwitter, Inc.にてAPIのエバンジェリスト的なお仕事をなさっていたそうです。

その後起業し、サムライズムにて開発ツール販売や、TwitterAPI運用・導入支援を。

この本の著者でもあり、TwitterAPI系の書籍の中で唯一まともな値段がついてました笑

山本 裕介 技術評論社 2011-07-15
売り上げランキング : 138788

by ヨメレバ

スライドも素晴らしく、特に注目したいなと思ったのは、

・JavaScriptが使えず、サーバサイドでの実装が必要
・User StreamよりSite Stream(ツイート取得対象員数、制限)
・APIの使いどころとしては認証、出力系(通知・告知)
・Amazonが何かやってるwwwww(Twitterで「#アマゾンポチ」できるAmazon ソーシャルカート提供開始。アカウント連携でカートに追加
・情報源
 https://dev.twitter
  ※日本語にも対応
 TwitterDevJP
  ※日本語にも対応
 The Twitter japan Developer Blog
・アイディアしだいでいかようにも!

●今後の参加スタンス

冒頭に書いた通り、継続的に参加して、行く行くは喋りたいと思います。

ネットの黎明期から携わっておられる達人から僕みたいな駆け出しまで幅広い層が参加する楽しそうな会。

大きな会って大体そういう感じになるかもですが、僕なりに還元できるようがんばります普段。

●APIの取り扱いを便利にしてくれそうなサービス・情報

・ApigeeでAPIを効率的に管理
API Meetup Tokyo主催のApigeeさんはAPIを管理するサービスを提供する会社。

こんな記事が出てました。

API管理もこれで簡単!Apigeeが凄い

後で書きますが、APIっていっぱいありますよね笑

山本さん(リコー)のお話的にももっと増えていきそう。

リファレンス兼デバッガーとして働いてくれたら便利でしょう。

Apigee API プラットフォームとは?

とか言いつつ、不勉強で「便利そう…」くらいの感覚しかないので、今後!

・Find Job! Startupさんの記事でどんなAPIがあるのかを知る

日本の全エンジニアに捧ぐ!現在公開されているAPI一覧【2013年版】

2013年7月10日の記事です。これ見て、

うわ、APIってすげ〜てか数パね〜

って思った気がします。

今年もそろそろでしょうか?

数も増え、既存分も機能追加や改善があるのでしょうね。

API毎に把握しないといけない仕様はあるでしょうが、1つ一通り理解して実装の自由度が高まった後の世界が楽しみですね!

・{API}Searchで目的のAPIを探す

http://apis.io/

検索ボックスにキーワードを入れて該当一覧を表示。

どんな機能かをWeb上で確かめることができます。

この一通りできてしまう、けどサービスが分散してる感。

ある分野が急成長しているけどもまだ規格が統一されてなくて(API自体がどうこうじゃなくて、そのドキュメントが各社バラバラとかそういう状態)、作業フローの部分部分がサービスされている状態。

もうちょっとフロー一連を扱える統合的なサービスが出てくるんでしょうね。

今回みたいなコミュニティ(≠単発の勉強会)が盛んになるのも今が参加時といったところだと思います。

4月20日(日)

●今なら『ツイッター創業物語』が無料でダウンロードできる!?

日経グループが運営する電子書籍販売サイト「日経ストア」で
『ツイッター創業物語 権力、友情、そして裏切り』
を無料で配布しています。
http://pr.nikkei.com/ebooks/campaign/twitter/index.html?n_cid=STORE234

普通に買うと1,944円のようで、かなりの大盤振る舞いですね!

先着1万名で、ブログを書いている時点で残り4,000冊弱。

●やっぱり「タダ」ではダウンロードさせてくれない…

ただ、ダウンロード完了までの手順が鬼のようにめんどくさいwwwww

必要な手順はざっくりと下記の通り

・日経ID取得
 持ってたら不要。でもどれがどれだか…

・日経ストアアプリのダウンロード
 電子書籍のビューアーアプリでなくて?しかもMacには非対応。ビューアーアプリ乱立させないでほしいだれか統一して!

・書籍のダウンロード×2
 http://pr.nikkei.com/ebooks/campaign/twitter/index.html?n_cid=STORE234
このページからダウンロードして、更にアプリの中でダウンロード(一時的にダウンロードしたファイルを見れるする)する必要…

いやぁ。うーんって感じですね。

使い勝手の悪いモノは増やさなくていい。

それでも2,000円くらいする本(質は知らん)をタダでもらえるならダウンロードしちゃいましょう!

GIGALINEさんが手順をまとめてくださってるので、そちらを見ながらぜひ!

1944円の電子書籍「ツイッター創業物語」を無料で日経ストアからゲットする手順

4月12日(土)

懲りずに、はじめました!シリーズ。

・DoorLogのTwitterアカウント作成しました!

これも、別に個人のアカウントからやればええやん…と思ってたのですが、

・過去記事も紹介したいけど、個人アカウントから何となくやりたくない…
・ブログ記事のサイドページにアカウントのっけたいけど、個人アカウントはなんか嫌…

というのもあって、思い切って作ることにしました。

・TwitterアカウントをWordPressのサイドバーに表示する方法

WordPress サイドバーにTwitter(ツイッター)のタイムラインを表示する方法

これでおk!(雑)

自分のTwitterウィジェットページで表示方法を調整。

ソースコードを生成して、WordPress管理画面のウィジェットに追加するというお決まりの流れです。

Google+のアカウントも似た方法でサイドバーに表示できます。

Google+アカウント、はじめました! ※WordPressテーマ「STINGER3」での導入方法付き

・Twitterアカウント運用の課題

・こっちのアカウントで何をつぶやくのか
・フォロー1からがんばる…?え…?
・アカウント切り替えるのめんどくね…?

という感じです。

・こっちのアカウントで何をつぶやくのか
ブログ更新と過去記事紹介(自動?)で割り切ってもいいのかもしれませんね。

・フォロー1からがんばる…?え…?
個人アカウントでがんばった過去があるということで、こっちはやはり放置気味になりそう。

気が向いたときに、ブログの方向性と合う方をフォローする程度にしようと思います。

・アカウント切り替えるのめんどくね…?
http://www.soicha.com/air/index.html

複数アカウント管理できるクライアント導入します。

クライアントも色々あるみたいなので、一考の価値ありですね!

【twitter】複数アカウントを管理できる無料WEBサービスまとめ16点

メリット・デメリットどっちもありですが、緩く運用していく方向で!

・ロゴを無料で作成!

SNSアカウント作成と同じくらい気になるであろう、DoorLogの新ロゴ!

logo_doorlog_r4

犬。

出会いとその背景にある期待・不安の象徴であるDoorの向こうへと勇敢に駆け出す犬をモチーフにしました。(適当)

元々ロゴなくて、せっかくだからと最初に作ったのは実はこれ。

534cd9056b4f368J9VZRuBN

TwitterにしてもGoogle+にしても模様と縦に並べないと、端っこが切れるのでたまたま見っけた犬になりました。

http://www.onlinelogomaker.com

動きは若干もっさりですが、ブラウザで手軽に作れるので、気になったら使ってみてください。

4月8日(火)

「Twitter社がロック画面アプリを提供するCover社を買収」

海外メディアを中心に各紙が伝えています。

Twitter wants to make Android smarter with Cover acquisition(The Verge)
Twitter Gets Serious on Android(WSJ)←イチオシ

ロック画面?

と言えば、最近こんなの流行ってますよね。

saekosan

サエコさんは大好きですが、今回はそういうのとちゃいますからね。

●概要

TwitterがAndroidランチャーアプリのCover買収を発表しました。元Googleの創業者で約1年前にスタートアップで創業と同時に170万ドルほど調達しているようです。サービス公開は約半年前。

このCoverは便利なアプリで、いわゆるAndroidのアプリランチャーなのですが、時間やシチュエーションによってトップに並ぶアプリが変化するんですね。朝の通勤時間には北米は車が多いですからマップが出ていたり、仕事時間はメーラーやお仕事用アプリ群、夜は音楽にビデオなど、時間や位置情報などを使って賢くサジェストしてくれるのが特徴だそうです。

Twitter、元Googleが創業したランチャーアプリCoverを買収【ピックアップ】

だそうです。

時間帯や場所によってスマホのロック画面が切り替わるアプリ。

Cover社は自社ブログでこう書いてます。

Twitter, like Cover, believes in the incredible potential of Android. They share our vision that smartphones can be a lot smarter — more useful and more contextual — and together we’re going to make that happen. We’ll be building upon a lot of what makes Cover great, and we’re thrilled to create something even better at Twitter.

Cover is joining Twitter

さてさて一体何が起ころうとしているのでしょう?

完全に憶測で好き勝手書いてやります笑

●Twitterの総合サイト化

ホーム画面にTwitterが!常に!っていう状態は作りたいんじゃないでしょうか。

特に、モバイルからの利用が増えているだけにスマホの起動に近い画面からTwitterをちらつかせるのは必須。

競合(何となくなネットサーフィンできる空間)であるYahoo!ニュースだったり、Facebookよりも先に動かないと!ヤバい!

ただ、とりあえず画面を占めるだけではうざいだけなので、本来のコミュニケーションが大事にしつつも、ニュースサイトを始めとする情報収集ツールとしての使いやすさを向上させたりも一緒にやったりするんじゃないでしょうか。

その背景として、Sara Haiderさんの離反も気になります。初期からAndroid開発のエンジニアだった方のようで、開発体制に影響があるような書きっぷりです。

●レスポンシブデザインからアダプティブデザインへ

今回の買収に関して、こんな記事を思い出しました。

レスポンシブデザインとは、デスクトップからスマートフォンやタブレットまで、Webのコンテンツをデバイスのスクリーンサイズに最適化して表示する手法です。端末ごとにHTMLを作成するのではなく、一つのHTMLデータをディスプレイの解像度に合わせCSSを切り替えて表示します。

一方、アダプティブデザインではユーザーのコンテキストに合わせて表示する内容を切り替えます。例えば、性別、年齢、職業などのユーザー属性の他に、外出するときは車に乗るのか、バスに乗るのか、電車を使うのか、どこに行くのかというユーザーの行動を分析します。ショッピングの場合は、スーパーに行くのかショッピングモールに行くのか、いつ、誰と何を買いに行くのによってユーザーの行動は異なります。
GPS、カメラ、マイク、温度計、加速度計などのセンサーがユーザーの置かれている環境を感知し、Wifiで渋滞情報、気象情報、SNSなどの情報を取得、データを集積し、またユーザーの行動パターンを学習することで、ユーザーが特定の時間に何の情報を必要としているかを予測します。

Coverの画面切り替えアプリってまさにアダプティブデザインを形にしたようなものですよね。

上ではTwitterの総合サイト化と書きましたが、ただ色んなものがごちゃごちゃしてるというものではありません。

個人に最適化された状態で、必要な情報が必要な状態で収集できる、いや、勝手に集まってくるものになりえます。

Twitterアカウントそれぞれが一貫した情報の固まりとは限りませんが、WEBサイトと同じく傾向はあり、それを統計的・機械的に分析する技術も発達しています。

そのため、140字というコンパクトなサイズ、消化しやすいサイズの情報が適時に入手できる世界というのはかなり楽しみです。

●結局ウェアラブルなものに行き着く?

こういう風に話が進むと、触れざるをえないのがウェアラブル端末。

まずはこの動画を見てください。

Google Glassのコンセプトムービーです。

 まず朝起きて壁を見ると、Googleグラスには現在の時刻とその日の予定が表示されます。人が起きて壁を見るというのは時計を探しているのですが、このとき彼が知りたいのは時刻だけではないんですね。今日の予定を同時に見たいと思っている。今は何時なのかという情報と、今日は何時にどこに行くことになっているのかという情報はセットなので、それが一緒に表示されることになります。
 次に窓から空を眺めます。転機を確認するためです。するとグラスには天気予報が表示されます。
 こういうふうに、Googleグラスはユーザの視線の先にあるものを認識して、そこからインテンションを読み取る。そして、そのときどきに必要な情報を表示してくれるんです。

ITビジネスの原理より)

またしても引用。ITビジネスの原理。

もうほんとこの本すごいです。

自分自身ここまで引用したくなる本って初めてなので、ぜひ手に取ってください。

自分の欲しい情報を、自分が手間をかけずにデバイスが察してくれる世界。

行き着く先はそこじゃないでしょうか。

ただ、行き着いた結果得られるものは効率化ではなく、効率化によって生まれる余剰を贅沢に使うことで味わえる豊かな時間だと思うのでそこははき違えたくないです。

話を戻すと、形は問わず、どの道ウェアラブル端末だったり、脳みそに埋め込まれるチップ(?)だったり情報がもっと身体に近くなる時代は来るということです。

でも、その過渡期として現状普及しているデバイス(スマホ)がもっと個人に最適化される、アダプティブになることが必要な気がします。

一足飛びには行かないんじゃないか。

なので、FacebookがOculus社を20億円で買収したのも、確実にそういう世界には行くんでしょうけどTwitterの方が現実的な気がします。
速報:Facebook、VRヘッドセットのOculusを約2000億円で買収。「モバイルに続く明日のプラットフォーム」

この記事が出たのも2014年3月26日ということでほんと目が離せないおもろい時代ですね。

●TwitterはCoverを買収することでハイコンテキストな情報ツールに生まれ変わり、ウェアラブルへの移行期をリードする

まとめると、僕なりに考えたTwitter社のCover社買収の意義はこれです。

僕が買収した(違)Ringという指輪型ウェアラブル端末もどっちかと言えば過渡期タイプと思うので、7月が楽しみでしょうがないです。
指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」がKickstarterでキャンペーン開始、2014年7月出荷予定

4月5日(土)

イケダハヤトさんの有料セミナーで聞いた、
ブログに即効果のある10のTipsを有無を言わず実行してみよう
の4日目です。

もはや日付通りに更新してないし、Tips記事を書く前提として、Tipsに基づいた記事が生まれているので、1日2記事更新の日々です。

●ニュースに言及する

Yahoo!ニュースのトピックスになっている記事に言及。

その背景や意義について書く!

yahoo!topics

むりむりwww

シーシェパードに邪魔されながらも捕獲したクジラの90%が妊娠してて、繁殖は良好とか知らんわwwwww

刻一刻と変化するヤフトピ。

なんか無理そうなので断念。

ちょっと前(入社前くらい)まで、Yahoo!ニュースなんか誰がみんねん笑

なんて思ってたんですが、意外と上の人が…!

僕が漠然と知らなかっただけなんですけど、色んなメディアのいい記事集まるんならそりゃ見ますよね。

でもでもナウくはな…

●早速ニュースに言及して書いてみた

WSJ紙に、Twitter社がCover社を買収したとの記事が出ていたのでこれを書くことにしました。

Twitter Gets Serious on Android

タイトルだけ見ると、

・Cover社って何の会社?
・買ったらどうなるん?

あたりが気になると思うので、そこを中心に背景(と思われること、トレンド)や意義を、書籍や記事を引用しつつ考えてみました。

cover
Twitter社のCover社買収で何が起こる?性懲りもなく『ITビジネスの原理』を読んで考えてみた。
ITビジネスの原理

SNSで拡散する前、書いた途端にもうアクセスが集まり始めてます。

エイプリルフールのGoogle Mapsポケモンチャレンジの記事(Google MapsのPokemon Challengeは面白かったけど、ただ面白いだけじゃない。『ITビジネスの原理』を読んで考えてみた)は思いのほか伸びましたが、

話題性のある記事、速報性のある記事には(自分の実力を離れて)期待が募ります。