7月11日(金)

●API Meetup Tokyo記念すべき第1回目!

API Meetup Tokyoというイベントに参加してきました。

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スマホとアプリの爆発的な普及をきっかけに、サービスバックエンドのWeb API化が急速に進んでいます。この動きは単なる内部実装に留まらず、企業がビジネスをAPI化してネット上に展開する、という大きな流れを生み出しています。

API Meetupは、Web APIに携わる開発・企画担当者が、APIまわりのさまざまな要素技術や適用事例を一緒に学ぶオープンな勉強会です。

http://api-meetup.doorkeeper.jp/events/12768より)

とのことで、APIを活用した開発に関わる一エンジニアという立ち位置で参加してきました。

今回は第「1」回ということで今後も続くとのこと。

最初の数回はセミナー形式、その後ハンズオンで実際に何か書いたり作ったり、参加者による(?)LT等も実施していくとのことで継続的に参加しようと思います。

ちなみに、第2回は既に日程が決まってるようです。

・8月29日(金)
・スピーカー Kiazen platform Inc 伊藤直也さん(@naoya_ito
       NHK技術研究所 中川俊夫さん

●Web APIのこれまでとこれから:山本陽平さん(リコー、@yohei

Webが生まれて20年、Web 2.0ムーブメントからも10年が経とうとしています。このセッションでは、そもそもWeb APIがなにを目指していたのか、これからWeb APIはどうなっていくのかについて、歴史や今後の展望についてお話しします。

山本 陽平 技術評論社 2010-04-08
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この本を書かれた方のお話です。

そもそもAPIはどういう歴史を経て登場したのか、というお話だったのですが…

ブラウザが世に誕生した頃からのお話がほぼついていけなかったので(上の本プログラミング始めたての年初に読んだもののよくわからずのレベル)、とりあえず、

・API、という考えに至るまでに数多くの黒歴史を乗り越えて来た
・が、APIも「確定した」考えでなく、半年後どういうやり方でやってるのかはよくわからない
・プログラムを書いて操作を任せることができるようになってく(なってる)
・プラットフォームがスケールして低コスト化し、今までできなかったことができるようになる
 ※クラウドもその一種と捉えている
・山本さんが開発しているビデオ会議システムはいけていて、@RicohVCPをフォローして最新情報をえましょう

ということがわかりました。

クラウドをAPI的に捉えるというのがなんとなく新鮮でした。

APIってそもそも、サービスの機能を外に使わせて上げるにあたり
・各機能操作の仕方
・データの渡し方
・データの受け取り方

を定義するっていうものだと思っているので、IaaSでもBaaSでも(SaaSは違う?)、上に載っけるものをそんな感じで捉えることはできるのかもですね。

●Twitter API最新事情:山本裕介さん(サムライズム、@yusuke

Twitter APIは数多くあるWeb APIの中でも歴史が長く、そして開発者の人気が高いAPIです。本セッションではTwitter APIの概要、Twitter API設計に適用されているプラクティスの説明に加えて最新の事例紹介をいたします。

旧日ソル、RedHat等の後にTwitter, Inc.にてAPIのエバンジェリスト的なお仕事をなさっていたそうです。

その後起業し、サムライズムにて開発ツール販売や、TwitterAPI運用・導入支援を。

この本の著者でもあり、TwitterAPI系の書籍の中で唯一まともな値段がついてました笑

山本 裕介 技術評論社 2011-07-15
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スライドも素晴らしく、特に注目したいなと思ったのは、

・JavaScriptが使えず、サーバサイドでの実装が必要
・User StreamよりSite Stream(ツイート取得対象員数、制限)
・APIの使いどころとしては認証、出力系(通知・告知)
・Amazonが何かやってるwwwww(Twitterで「#アマゾンポチ」できるAmazon ソーシャルカート提供開始。アカウント連携でカートに追加
・情報源
 https://dev.twitter
  ※日本語にも対応
 TwitterDevJP
  ※日本語にも対応
 The Twitter japan Developer Blog
・アイディアしだいでいかようにも!

●今後の参加スタンス

冒頭に書いた通り、継続的に参加して、行く行くは喋りたいと思います。

ネットの黎明期から携わっておられる達人から僕みたいな駆け出しまで幅広い層が参加する楽しそうな会。

大きな会って大体そういう感じになるかもですが、僕なりに還元できるようがんばります普段。

●APIの取り扱いを便利にしてくれそうなサービス・情報

・ApigeeでAPIを効率的に管理
API Meetup Tokyo主催のApigeeさんはAPIを管理するサービスを提供する会社。

こんな記事が出てました。

API管理もこれで簡単!Apigeeが凄い

後で書きますが、APIっていっぱいありますよね笑

山本さん(リコー)のお話的にももっと増えていきそう。

リファレンス兼デバッガーとして働いてくれたら便利でしょう。

Apigee API プラットフォームとは?

とか言いつつ、不勉強で「便利そう…」くらいの感覚しかないので、今後!

・Find Job! Startupさんの記事でどんなAPIがあるのかを知る

日本の全エンジニアに捧ぐ!現在公開されているAPI一覧【2013年版】

2013年7月10日の記事です。これ見て、

うわ、APIってすげ〜てか数パね〜

って思った気がします。

今年もそろそろでしょうか?

数も増え、既存分も機能追加や改善があるのでしょうね。

API毎に把握しないといけない仕様はあるでしょうが、1つ一通り理解して実装の自由度が高まった後の世界が楽しみですね!

・{API}Searchで目的のAPIを探す

http://apis.io/

検索ボックスにキーワードを入れて該当一覧を表示。

どんな機能かをWeb上で確かめることができます。

この一通りできてしまう、けどサービスが分散してる感。

ある分野が急成長しているけどもまだ規格が統一されてなくて(API自体がどうこうじゃなくて、そのドキュメントが各社バラバラとかそういう状態)、作業フローの部分部分がサービスされている状態。

もうちょっとフロー一連を扱える統合的なサービスが出てくるんでしょうね。

今回みたいなコミュニティ(≠単発の勉強会)が盛んになるのも今が参加時といったところだと思います。

7月7日(月)

今日はこんなタイトルのお話を聞きに行って来ました。

【StartupWeekendTokyo x DevLOVE】イケてるスタートアップの開発現場の話が聞きたい!

スピーカーは下記の方々です。

①KAIZEN platform Inc. 技術顧問 伊藤 直也氏

ニフティ、はてな取締役CTO、グリー統括部長を経てフリーランスとして活動。ブログやソーシャルブックマークなど10年間、ソーシャルメディアの開発と運営に携わる。著書に『入門Chef Solo』(達人出版会)『サーバ/インフラを支える技術』『大規模サービス技術入門』 (技術評論社) など多数。2013年9月よりKAIZEN Platfrom Inc. 技術顧問。

②SmartNews代表取締役 浜本  階生氏

2005年東京工業大学工学部情報工学科卒業。ソフトウェアエンジニア。2007年に『EatSpot』で価格.com WEBサービスコンテスト最優秀賞、2009年に『Blogopolis』でYahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード 一般の部 グランプリなど受賞多数。共訳書に『実用Git』(オライリー・ジャパン)など。Webに氾濫する情報の整理、可視化に興味を持つ。

③nanapi CTO 和田 修一氏

株式会社nanapi 取締役CTO。経済学部を卒業後、2005年楽天株式会社に新卒で入社。サーバやストレージなどのインフラ周りの設計・運用などを担当。2009年に株式会社nanapiの取締役CTOに就任し、主にnanapiの開発に携わる。技術面の得意分野はいろいろなミドルウェアを活用したシステム設計など。現在は、技術分野だけでなく取締役として経営・マネージメントなどを担当。

http://swtokyo.doorkeeper.jp/events/12769

とても勢いのあるスタートアップの技術系の方々のお話ということでめちゃくちゃ楽しみにしていました。

まずはお三方の講演ということで、発表資料を。

①KAIZEN platform Inc. 技術顧問 伊藤直也さん

Kaizen platform Incのマネジメントのお話。

あらゆるツール(情報共有のツールからInfrastructure as Code、リモートワーク)の活用というハード的側面と情報共有、コミュニケーションといったソフト側面。

印象に残ったのは2つで、

マネジメントとは管理ではなく支援。コントロールするのではなく力を発揮できるように支援する。

というあり方。

もう1つは、ご自身の↓のツイートも引用しながらのマネジメントについて。

フラットで一見ノーマネジメントであっても、その組織なりのマネジメントは必要ということ。

かっこ良過ぎです。

恥ずかしながら技術的なお話の細部まではわかってないんですが、上に立つのがこういう方なら技術を大事にでき、安心して(≠甘えて)開発できるのかなぁと思いました。

②SmartNews代表取締役 浜本階生さん

・「SmartNewsらしい」開発とは何か
・なぜ、それを大事にしたいのか
・それを守るために何をしているのか

というお話。

タイトルがSmartNewsに「おける」開発の考え方というところに、感じるものがありましたが、具体的にどういう部分がそれにあたるのかはスライドを見てみてください。

経済合理性に基づいて意思決定していけば、誰でも同じものに辿り着く。常識を少し外れたところに真の優位性が生まれ得る。

僕が何か生み出してるわけではないですが、この部分になるほど〜と思いました。

経済合理性の仕組みの上に人の嗜好が乗っかっているもの、平たく言えばキュレーションってうまくバランスとっているのかなぁと思います。

③nanapi CTO 和田 修一さん


和田さんのスライド追加しました!(2014年7月8日)

nanapi(ロケットスタート)創業からの開発体制の変遷にはじまり、技術を大切にする社内文化の醸成のお話へ。

ちょっと前にこの記事を読んで素敵だな〜と思っていたのですが、やっぱり素敵でした笑

技術を軸とした文化をつくりたいーnanapi CTO和田氏の“プログラミング教育”とは?

具体的には
・メンバーへの意識付けとして自社で使っている技術をアウトプットする
・情報共有ツールは用途を限定せずとにかく使わせることが大事で、ツールが風土を築く。社内の風土にあったものが選定されるべき
・時代に合う技術を柔軟に身につけていくべき

というところです。

これは講演後のQ&Aの部分でのお話ですが、

ツールのに詳しい人は自分以外にもいる。自分がすべきことは、エンジニアに最短で導入できる道を準備してあげること。それは、必要以上のプレゼンをさせず、予算をつけてあげることだったり…

という趣旨のくだりが印象的でした。

規模によって体制や適したマネジメントはかわるかもしれませんが、そもそもその組織の上に龍人がどういう考えを持っているのか、どういう社内文化、風土を作りたいのかという部分はめちゃくちゃ大事そうです。

外からではほとんど見えないし、実際触れてみないとわかるところまではいかないかもですが、垣間みることができてよかったです。

6月20日(金)

『本格的なビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書』でおなじみ、
プライムストラテジー社さんのセミナーに行ってきました。

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本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書

Webサイトの制作を効率化し、より多くの人たちをWebサイトに呼び込むためのテクニックを厳選、セミナー形式でお伝えします。美しく、ユーザビリティが高いWebサイトを作るためのTIPSをぜひお持ち帰りください。なおセミナーの終盤では、『WordPressの教科書』シリーズの読者のみなさんもしくはこれから『WordPressの教科書』シリーズをお読みになるみなさんが次に読むべき、おすすめの10冊の選書をレビューし、ご紹介します!

とのことです。

くどくどレポート書くのもいいですが、ざっくりとした流れと紹介されていた本を紹介しようと思います。

「WordPressをきっかけにしてプログラミングを1.5(≠1)から勉強する」という落としどころだったので興味を持ちました。

●「ワードプレス」と「テーマ」と「プラグイン」の関係

「ワードプレス」って何?という人のために一応触れておくと

「今あなたが読んでいるこのブログはワードプレスでできています」

という感じです。

ブログやサイトを比較的に手軽に構築できるオープンソースのソフトで、サーバを借りてその中にソフトを突っ込み、カスタマイズして使います。

無料ブログとどう違う?はこちらをどうぞ!

プログラミング1ヶ月の自分がブログをWordPressに移行したときに考えたWordPressの仕組み

デザインをかえるための仕組みが「テーマ」。公式のもので2596種類(2014年6月19日時点)あって、投稿記事はそのままで見た目を色々に変えることができます。

機能を手軽に追加する仕組みが「プラグイン」。公式のもので31737種類(2014年6月19日時点)。

ブログに「機能」っていらなくね?って思うかもですが、記事を更新したらすぐにGoogle検索で拾ってもらえるようにする仕組みや、書いた記事を自動的にバックアップするための仕組み等色々。

カスタマイズできるということは、無料でやる場合は完全に
ブログ提供会社に投げていたものをある程度自分で考えて運用する必要があるのです。

ワードプレスを学ぶにあたっては、

①ワードプレスでできることの全体像をつかむこと
②既存のテーマを活用すること
③既存のプラグインを活用すること
④オリジナルのテーマを作成すること
⑤オリジナルのプラグインを作成すること

というようなステップアップが必要とのことでした。

①〜③ができれば、普通に記事を書いたり投稿したりしてブログ生活を楽しむことができます。

しかし、それにはこんな限界が…

・既存のプラグインは過剰だなぁ(または不足だなぁ…)
・似たようなサイト見たことあるなぁ…

特に2つ目は、人気のテーマに少し偏りがあって(導入のためのネット記事が豊富で真似する人が増える)、しかもミーハーを斜め上から見下す面倒な人がいるから厄介です。

オリジナルを売りに使い始めたのに、オリジナルになりきらないのもいかがなもんか。

だから結局はプログラミングを勉強して、「テーマ」や「プラグイン」を自作するのが先のステップとしてあるんですよ、というお話だったのでした。

●ワードプレスのカスタマイズに必要なプログラミング言語とは?

ワードプレスはPHPでできたソフトウェアではありますが、PHPができればOK!というものではありません。

何か言語1つ学んだところでウェブサービス作れるはずないし、僕、HTML書けます(ドヤ)とか論外です。

具体的に何が必要かと言うと、

「テーマ」

・HTML/CSS
 ホームページの画面(PCが文字のどこがタイトルでどこが記事かとか認識できて、人間が色とか文字のフォントとか違いを感じられる)
・JavaScript
 マウスを重ねると色がかわるとか画面の動き
・PHP
 検索とか記事を読み込むとかより大きな枠組みの動き
・画像ファイル
 文字通り画像 

「プラグイン」

「テーマ」のPHPがより難しくなったもの

というイメージだそうです。

言語の担当する範囲が違うので、全部必要かどうかは作る物にもよります。

●オススメの本12選

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2冊いつ増えた!?wwwという感じですが、紹介されていた本が、う〜ん確かにワードプレスいじれるようになるかも!

と思えるくらいまとまりのある感じだったので紹介します。

①本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書

プライム・ストラテジー株式会社 SBクリエイティブ株式会社 2013-10-01
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ワードプレスと言えば!みたいな位置づけの本。実務レベルのビジネスサイトを作るチュートリアルに従って実際作って行くイメージです。

僕は最初この本買ってやってみようとしましたら、挫折するのでやめましょう笑

やるとしても、部分部分を拾う辞書代わり。

簡単な本でイメージを掴み、実際既存のプラグインやテーマを追加・交換しながら使い、ちょっとプログラミングもかじってみました!

くらいの段階で読んでみると、ああ、商用サイトってここまで作り込むのか〜セキュリティはまだちょっと置いておいて、くらいになれると思います。

②本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書2 スマートフォン対応サイト編

プライム・ストラテジー株式会社 SBクリエイティブ株式会社 2013-12-04
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①の続編。スマホやタブレットで表示する際にも、最適化して表示してくれるにはどうすればいいか?

というのを軸に、また架空の企業サイトを実際に作りながら勉強できるというものです。

③プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典

相原 知栄子,一戸 健宏,大串 肇,大島 義裕,大曲 仁,北村 崇,小島 勝茂,後藤 賢司,染谷 昌利,高野 直子,高橋 文樹,鳥山 優子,西川 伸一,服部 久純,星野 邦敏,松田 千尋,吉澤 富美 エムディエヌコーポレーション(MdN) 2013-03-25
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ワードプレスを実際に業務で利用しているプロ達が選ぶプラグインとその解説。

Kindle版がだいぶ安くなりました!

④WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。

水野史土 エムディエヌコーポレーション(MdN) 2014-04-22
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PHPの入門書数多くあれども、「WordPressユーザのための」と銘打ったものはこれ以外ないです。

PHPを正面から勉強するものいいかもですが、「この関数何に使うの?」「ワードプレスに使える関数ってどれ?」って絶対なります。

そういう意味では、ワードプレスから逆算して教えてくれるこの本ってかなり効率いいのではと思います。

⑤体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践

徳丸 浩 SBクリエイティブ株式会社 2013-07-26
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これは難しいです僕が今読むと、んぎえ〜って感じです笑

プラグインが自作できるようになり、全世界に公開や!ってなったとき、セキュリティ的に大丈夫なものを作るべく参考にする本。

実装できるようになる頃には、高度情報処理試験のセキュリティスペシャリストなんて瞬殺でしょう。

⑥スラスラわかるHTML&CSSのきほん

狩野 祐東 SBクリエイティブ株式会社 2014-03-03
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HTML&CSSのパッケージ本はCSS部分が重くなりがちなんだそうですが、HTMLに深く言及された本だそうです。

あっそう笑

⑦作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書

高橋 朋代,森 智佳子 SBクリエイティブ株式会社 2014-03-03
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①、②のワードプレスの教科書のHTML/CSS版です。

チュートリアルに従って1からウェブサイトを作っていきます。

最初文章だけだったものが徐々に画像やデザインで装飾されて行き、HTMLとCSSの違いもよくわかってなかった自分にとっては目から鱗でした。

大晦日〜元旦はこれをひたすら写経してました笑

⑧HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5&CSS3対応版】

大藤 幹,久保 知己,境 祐司,佐藤 裕 エムディエヌコーポレーション(MdN) 2013-08-30
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比較的コード少なめ、概念説明しっかりな本だそうです。

何やそれ笑

ただ、1つ言えるのは、コードが何となく書けるようになると、

「で、これどういう意味やっけ?」

と思う瞬間は必ずくるので、概念中心スタイルの本もたまにはいいと思います。

⑨これからの「標準」を身につける HTML+CSSデザインレシピ

エ・ビスコム・テック・ラボ マイナビ 2014-03-20
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立ち読みレベルですが、この本いいなぁと思いました。

それっぽい今風のデザインを作るにはどうしたらいいか、カテゴリ別にサンプルを勉強できるイメージです。

こういうタイプに位置づけられる本はトレンドを見て買い直していきたいですね。

CSSのフレームワーク(それっぽいのを手軽に作れる半既製品、パーツ集)であるTwitterBootstrapが載ってるだけでなくて、それをオリジナルにカスタマイズするにはどこをどうすればいいのかについてもそれなりにページを割いていてナイスでした。

⑩作りながら学ぶjQueryデザインの教科書

狩野 祐東 SBクリエイティブ 2014-05-22
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JQueryはJavaScriptで作る動きのあるページをより簡単な記述で書けるようにしたライブラリ(これもフレームワークなようなもの)です。

この本、サンプルサイトもきれいで見やすいです。

http://www.solidpanda.com/book-jquery/index.html

⑪jQuery最高の教科書

株式会社シフトブレイン SBクリエイティブ 2013-11-27
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メチャ厚いわろたwww

けど、初学者にとっては理想のコンセプトだと思います。

現場の第一線で日々業務を行っている経験豊富なプロフェッショナルの開発者が執筆を担当していますが、その一方で、執筆期間中はjQueryの知識が全くないデザイナーや、プログラミング未経験者を執筆チームに加えることで、これからjQueryを学ぶ人が「どこにつまづき」、「何に疑問を抱くのか」を常に検証し、そしてブラッシュアップしていきました。

サービス作りにも似たようなことが言えますが、知りたい人が知りたいことは何か。

その感覚、生の声の傍で書かれた本って強いのでしょう。

⑫Web制作の現場で使う jQueryデザイン入門

西畑 一馬 KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 2013-05-30
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僕は最近JavaScript、JQueryの勉強を始めた口ですが、JQueryやるなら取りあえず最初にこれやっとけ!的な空気が漂っています笑

実際見てみると、JQueryって何ができるようになるの?がサンプルコードと画像でイメージしやすく勉強できそうな感じなのでとてもいいと思います。

●まとめ

ブログをとっかかりにプログラミング!って面白い切り口だなと思いました。

けど、ブログも1つのWebサービスなわけで、「作りたいものをちゃんと作るためのプログラミング」という王道には乗っかってます。

え、ブログ?って思った人。

ブログってその辺のよくわかんないブログ、生まれては消えていくアプリなんかよりよっぽどたくさんの人に深く深く愛されますからね。

コンテンツ次第やないか!というのはほんとその通りですが、個人利用から商用利用まで、あらゆる単位の人をつなぐプラットフォームです。

形こそ多少変われど今後も続いていくでしょう。

その仕組を理解し、自分でも作れるようになるってきっとすごい意義深いことですよ。

ワードプレスもプログラミングもやりたいけど、設定とか煩わしそうで一歩目が踏み出せない…

なんて方はこういうのいかがでしょう?

TGS 2014-06-21 9.46.16

http://techgardenschool.com

ワードプレスなら数時間で立ち上げ、プログラミングもPHP(のフレームワーク)を中心にウェブデザイン(HTML/CSS+α)も破格で勉強できます。

かく言う僕はただの生徒なので、何か気になることがあればコメントいただければ!

6月6日(木)

お昼からAWS Summit in Tokyo2013に行ってきました。
aws summit

http://www.awssummittokyo.com

アマゾンウェブサービスさんが提供するクラウドの導入事例や技術情報がブースや講演会で紹介され、日本のAWSを盛り上げていこうぜ!!!っていうイベントです。

ベンダーだけでなくユーザも参加。

2日間の参加者は1万人弱と、世界12都市の中で日本は最大の盛り上がりを見せたようです。

●レポート

仕事に直接関係してるわけでもないので、一個人としてまとめられたらと思います。

1、Twilio

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LINEやSkypeのような電話アプリが作れるAPIを販売している会社です。

導入事例はこちら

日本ではKDDIウェブコミュニケーションズさんが独占販売権を得ているそう。

あくまでも使ってもらうのが第一ということで、自社でアプリの開発はやってないとか。

電話かけてもらって何かを再生できるようにしたり、SNS等の登録時にメールの代わりに本人に電話をかけたり、使う場面は多そうです。

これは第一に個人的に興味があって、何か作れたら面白いなぁなんて思ってます。

AWS上で動いていると聞いてへ〜ってなりましたが、振返りながらどの部分がどう動いているのかわからないという…

こういうのほんと情けないというか歯がゆいですね!

2、バンダイナムコゲームス

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NWコンテンツはサーバ構築時にユーザ数が読み辛いから、スケーラビリティやスピード感のあるクラウドは重宝しているというお話。

中でもAWSは世界各地にリージョン、日本語サポート、リソース枯渇の心配がない、調達・廃棄が簡単、豊富なサービス、協力なサポートツール等々が揃っているためよいのだと。

原則オンプレで開発を行ってたが、適宜AWS+cloudpack、serverworksさんと協力しシステム構築を実施するようになったそうです。

提供されているサービスはEC2、ELB、DynamoDM等様々なものがあり、年々種類も増えているようですが、バンダイナムコさんが使っているものとその理由、利点・欠点、要望等1つ1つ話してらっしゃいました。

スライド写真全部撮ったのに、解像度が…笑

とかいう以前にそれぞれのサービスの役割がよくわかんないです。

レポートにも関わらず、結論よくわかんないで終わりそうです。

3、ニコン「NIKON IMAGE SPACE」

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フォトストレージにAWSを使ってるそうで、ちょっと気になり聞いてきました。

NIKON IMAGE SPACEというのは写真ファイルを扱う人、特にニコン製品を使って写真をとりPC上で管理したい人向けのフォトストレージ。

誰でも無料で2GBは使えますが、ニコン製のカメラをUSB接続すると20GBが無料で使えるそうです。

世界でも名高いNIKONということもあり、このフォトストレージも31カ国対応。

ただ、重要情報は日本のデータセンターに置いてあるために、地域によってはレスポンス速度が遅くなってしまうとのこと。

これにはセキュリテリ要件を満たしながら海外のDCを活用するのが手っ取り早いですが、コストや時間を考慮すると制約が大きい。

そのため、海外にも拠点があり、すぐに立ち上げが可能なAWSを活用して課題を克服したそうです。

ベンダーではなく、非ITユーザ企業が自ら事例紹介、というのが何かクラウドのコモディティ化を象徴しているように感じました。

4、パネルディスカッション Webテクノロジーをエンタープライズで活かすには

Treasure Data(T)、三井物産(B)、電通(D)の方がクラウドや新しいIT技術に対しどういうスタンスなのかを方語るというセッション。

モデレータはいつも八子クラウド座談会でお世話になっているデロイトトーマツの八子さんということで聞いてきました。

ディスカッションの前提として八子さんがお話してくださったのは以下。

〇ICTのコモディティ化とチャンスを支えるクラウド

IT投資のトレンドと技術導入のトレンドは法人事業・コンシューマ事業の相互作業で成り立っている。

法人分野(バックエンド系、B2B)に採用される技術はコンシューマ事業(顧客接点系、B2C)の革新的な技術の中でも、実績が出たものに関し導入される傾向にある。

そしてこのコンシューマ側からのフィードバックが大きくなりつつある。

これを受け、今後は逆に法人事業側からフロント/マーケティング/コンシューマ領域への投資が行われるがこれは加速している。

この状況について、ワンサイドだけでROIやプロダクトライフサイクルを語ることがもはや不可能な時代になりつつあるのではないかと指摘してらっしゃいました。

法人事業といってもITに対するスタンスや親和性、慣れは様々でITベンダー、IT屋、情報システム部門は中心となって専門性が高く扱いにくいものを活用しようと開発や導入に取り組んできたわけです。

これも上記の相互作用の中で、「モバイル」「クラウド」「ソーシャル」といった分野がコンシューマサイドで一般的に活用される中でビジネスモデル革新やワークスタイルに影響を与えました。

ICTはもはやコモディティとなっており、全ての人に広く使ってもらえる当たり前のものへ急速にシフトしているとのことでした。

今後、「BYOD」「NWストレージ」「O2O」「M2M」「P2P」等、ビジネスとパーソナルの間にある、クラウドに支えられ提供される分野がチャンスなのではということで締めくくられていました。

八子さんの問いに対する各社の反応はこんな感じでした。

①新しい技術、特にWeb技術に対する自社のスタンスはどうか

T:ベンダーとして、とにかく速くシステムを革新したい、しかし夜は寝たい(安定稼働)という要望に応えないといけない。

B:基盤は動きが遅く保守的になりがち。しかし、ITランドスケープを描き、モバイル、認証、クラウド等を組み合わせてシステムを革新する必要がある。R&Dを予算化している。

速すぎない(ころばない)のもポイント。

D:PCでちょっとメールを確認する程度の時代と比較し、顧客はおそろしい勢いでNW上(スマホ)で活動するようになった。その顧客にどう情報を届けるかがポイント。ただ、マルチデバイス化等によるセキュリテリ問題が懸念点。

②コンシューマ系技術を導入・検討する上で懸念となる事はどんな事か

M:セキュリテリに関するCIA(機密性、完全製、可用性)は自分たちだけでは守れない。クラウドを使うときにはベンダーに投げるのではなく、二人三脚で歩んでいくもの。何か起こったときに、何をどうするかはユーザ企業が対処できねばならないこともあるが。

D:APベンダーとセキュリティベンダーは分けないといけない。APベンダーには見えない部分がある。
ハッキングされるのは宿命なので、新しいハッキングをいかに速くシェアし、次の手を打つかが重要。
また、ユーザビリティとセキュリティのバランスもとらねばいけない。

T:出せるデータとそうでないデータがある。
・出せない お金、法律で規制されたデータ、EUのデータ
・出せる  ビックデータのソース、カスタマーインタラクション(webアクセスや購買情報)、センサーデータ(常にそこから生まれるもの。たとえば、回転寿司のデータ、油田)
後者はクラウドに乗せてもOKという結論になることが多い。

D:個人の特定できるインタラクションデータはクラウドに上げられない。モデリングしたデータをもらう必要がある。

T:セキュリティに気をつけデータをクラウド上でいかに扱うかは重要な問題。統計後のデータは出せないものが多い。(生データの外出し)

③何を見分けてどうやってWeb技術に取り組むか
取り組みが困難な場合、どんなことがクリアされれば検討するか

D:世に実例のないものについては実際にリスクをとりやってみるしかない。ユーザのサンプルをとってログを見続ける。暗号化、マスク、ハッシュ化等は専門家と相談。
ビジネス開始までの投資が少なく、速く安くトライできることが重要。うまくいくならそのまま拡張できるとよい。

M:実際にやってみることが大事。その上で本当にそれが全社的に活用できるか検討する。動向を理解している複数分野の専門が会し、多面的に検討する必要がある。

●自分は何で戦って行くか

AWS Summitのレポートから一転、自分はこれからどうしていくのか笑

AWSに参加して思ったのは、各ベンダーが提供する製品や所属する組織に対して誇りを持っているということ。

と書くと正直書き過ぎですが、少なくとも語ってらっしゃいました。

特に、AWSの人はブースでホワイトボードを使いながら技術相談に乗っていたり、自分たちのイベントを楽しく紹介していたり、なんかこう職人だったり、エンターテイナーだったり、とてもとても楽しそうでした。

仕事と言えば仕事。でも、あんたらの悩み何でも解決したるで!俺らと一緒にクラウド使ってサービス盛り上げていこうや!というスタンスは眩しかったです。

それを裏付ける日頃の鍛錬は相当なものなんでしょう何も見えないですけど。

ここで事例等々の紹介を行っていた人は所謂「技術」「スキル」「専門性」も持っている人だと思うんですけど、「技術」って何でしょう。

何かを作れること?特定の製品の使い方を熟知していること?問題を解決するにあたり、適切な解決策を選ぶことができる人?

どれも技術なるもので別にどれでもいいんでしょうけど、自分のスタンスがはっきりしないがゆえに技術とは何か問いたくなっているだけです。

自分が今置かれている場所では、交渉、契約書(法律)、見積(総合的な条件考慮)、提案、IT、政治等々顕在的なもの(目の前のことを「こなす」のに要るもの)だけでもたくさん必要とされます。

あれもこれも…と目移りするものの、どれかだけに傾倒していると仕事は回らなそうです。

それでも、自分で重点的に取り組んでいるのはITの中でも「自分で作る」ということ。

有形・無形問わず自分で形にするのはめちゃくちゃ楽しいし、何か作るのにたくさんの技術が必要なときでも最低限項目くらいはわかっていたいです。

まとめると、あなたの悩み何でも解決してやるぜ!スタンスはかっこよかったけど、(IT分野で)どういう道に進むにしても作ってみるって欠かせない道ではないかということです。

WordPress先週から進んでないですががんばります。

●おまけ

サミットで使用されたスライドや映像を集めてみました。

もし他にあればご教示ください!

ハイブリッドクラウドは新たな時代へ AWSとNetappの連携ソリューション

【cloudpack】大規模案件の裏側 ~巨大AWSインフラ事例のご紹介~

【cloudpack】NTとTokyoのAWS Summit 2013比較

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