4月7日(月)

イケダハヤトさんの新刊、『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』を読みました。

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なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~ (光文社新書)

「あなたも今日から燃えてみないか?」と、帯もなかなか挑戦的ですが、まとめるといい話でした。

ざっくりまとめると、
・はっきり意見言おう
・そのために言っても許される環境築こう
・環境を築くためには情熱を持って圧倒的な時間を効率的に投入しよう
・それには運もあるけど、確立を高める方法だってある
・炎上=悪いことってことでもない
・情熱を持てることが見つからなかったらボランティアやってみよう

ということ。

上がプロブロガーとしての地位を築き上げているイケダハヤトさんの
実体験をふんだんに折り込んで語れています。

その中でも特に印象的だった部分をご紹介。

・「いいね!」の新しい捉え方

「新しい価値観」というのは、その新しさゆえに
同時代においては決してすぐには受け入れられないものです。
ある意味、誰もが「いいね!」ボタンを押すようなものは、誰もが理解可能であるという意味で、何も新しくないのです

これは救いですね。

ブログ書いてたらやっぱり読んでもらってなんぼ。

いいね!には多様な意味がありますが、「読んだ!」的な意味もあると思うので全然増えないと萎えます笑

ただ、もちろんほんっとにしょうもないと思ったらいいね!とかつけないだろうし、逆によくわからんし賛否の別れるものなら賛側や野次馬側のいいね!はつくでしょう。

…というわけで、広告収入重視のスタンスからリーチが短くなったFacebookでいいね!がつなかくても、こういう解釈もあるという前向きな姿勢で書き続けようと思います。

・えらそうなこと言いたいなら…

「何者もおそれない強い心」を身につけるのに最も手っ取り早い方法とはなんでしょうか?前章の最後に書いたとおり、それは「圧倒的な地位」を確立することです。
地位を獲得するということは、あなたが戦う市場において「あなたがいなければダメなんだ」と、できるかぎり多くの人に感じてもらえるようになるということです。裏を返せばそういう唯一無二の存在にならなければ、あなたの発言力は落ちてしまいます。

何と言うか…身も蓋もない正論ですね笑

率直に物事を申し上げたいこちら側も、それを聞く相手も人間だもの。

相手を尊重する、というか率直に物事を申し上げたら相手がどう思うのかは想像できるはず。

尊重し過ぎてもはっきり言えないから困るわけですが、だからドヤれる地位を築こうと。

それできなかったら、何言ってもただのわがままな気がするので前提として肝に銘じておきます。

ただ、そのためにはどうすればいいかもちゃんと書いてるほんなのでとても親切だなぁとしみじみしました。

イケダハヤトさんの著書読んだり話聞いたりしたことないときって、漠然と「炎上ブロガー」「なんか言葉きつそう」くらいのイメージしかなかったんですが相当印象が変わると思います。

実際親切です。

・まっすぐな情熱がまっすぐな思いから生まれるとも限らない

環境に恵まれることがなく、「自分の存在を認めてもらいたい」「意味のある人生を送りたい」「ここから逃げ出したい」という強烈な思いを抱くことになった人は、現状に満足して平穏に生きている人よりも、一流になれる可能性を秘めています。不遇は、「恵まれている」と考えることもできるのです。

これ、沁みます。

僕自身がまさに去年色々と悶えた時期があって、就活の時期以上に自分を穴があくほど見つめ直し、苦しんだ結果「今」があります。

その「今」って何やねんって感じですが、人生始まった感があるくらい大事な大事な「今」を歩んでいると思っています。

この先もきっと、うわ、マジで、ぐぬぬっていう時期が何度も来るとは思うんですが、それは「恵まれている」ことでそのときのそのときの自分にとっての「今」を育んでくれるものになるでしょう。

・最近思うこと

最近、物事はっきり言おうぜ。

本心で生きようぜ的なものがよく目につきます。

「そんなん前からけっこうあるじゃん」

とか言いたい人。ちょっと待って。そういうこと言ってんじゃない。

何かこう、自分がもやもやしてること、探してること、そういうものに対して人の感度ってすごく高まると思うんです経験上。

だから逆に、よく聞こえることの裏返し。

「はっきり主張してなくない?」
「俺の意見ってないがしろにされてない?」
「そんな人生でほんとにいいの?」

がある状態なんじゃないかと。

今回はそれをすごく自覚してたんですが、よく聞く気がする!って感じることから自分の状態を逆にあぶりだすのって大事な気がしました。

そんな自分のアンテナに引っかかった作品達を最後に紹介して今回の記事を追えようと思います。


これは映画を見ました。


北川景子かわいい。

だけではない。


騙されたと思って読んでみてください。

4月6日(日)

国立の桜を見ないと僕の新年度が始まりません。

というわけで、JR中央線をはるばる西へ、国立の桜を見に行ってきました。

写真をアップするついでに、国立に来たらここへ!

という場所をちょろっと紹介しつつ。

①駅
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駅に着いたら即改札を出て…

と急がずに、まずはホームから眺めてください。

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大学通りに沿って満開の桜が一望できます。

クリスマスはクリスマスですごいことに…笑

②一橋大学
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ちょっと歩くと一橋大学が。

『容疑者Xの献身』等の映画の撮影があったので、福山雅治が座ったベンチに座れます。

あと、ここいら一帯映画『おおかみこどもの雨とユキ』の舞台になっていて、
映画ではカフェのポスターまで精緻に描かれているので一橋生は興奮したはずです笑

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今日はくににゃんが迎えてくれました。

がんばれ。

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花見花見ー!という感じでなく、お上品なまちに桜が寄り添う感じなので、
散歩にぴったり。

③アントルメ
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国立スイーツアントルメ。

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http://www6.ocn.ne.jp/~entremet/produits/choco/index.html
マカロンがとっても素敵ですが、ショコラにも力を入れている模様。

国立マダム御用達です。

④歩道橋
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大学通りをぶったぎる歩道橋があります。

行政訴訟の話書こうかと思ったのですが調べるのが面倒なのでやめました笑

マンション訴訟とか、住基ネットとか、色々と住民が強い町なので興味のある方ググってみてください。

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橋の上からの眺めはよく、ピーク時には人が並んで待ってるくらいです。

動画でもどうぞ!

橋の下ではライブも。

こちら側からの風景を眺めていたい。
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⑤すた丼
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国立と言えばすた丼。

他に行くとこってありますか?

国立発祥のすた丼は、チェーンでない暖簾分け的な店舗もあるのです。

話がちょっとややこしいので、がんばって調べてみてください。

あと、ここではラーメンとすた丼の大盛りを完食すると、色紙が書けます。

世の中には若いときにしか挑戦できないことがあります。

後悔先に立たずです。

いろいろ書きましたが、2014年度の桜も残りわずか。

今年行けなかったあなたも来年は国立にぜひ!

4月5日(土)

イケダハヤトさんの有料セミナーで聞いた、
ブログに即効果のある10のTipsを有無を言わず実行してみよう
の4日目です。

もはや日付通りに更新してないし、Tips記事を書く前提として、Tipsに基づいた記事が生まれているので、1日2記事更新の日々です。

●ニュースに言及する

Yahoo!ニュースのトピックスになっている記事に言及。

その背景や意義について書く!

yahoo!topics

むりむりwww

シーシェパードに邪魔されながらも捕獲したクジラの90%が妊娠してて、繁殖は良好とか知らんわwwwww

刻一刻と変化するヤフトピ。

なんか無理そうなので断念。

ちょっと前(入社前くらい)まで、Yahoo!ニュースなんか誰がみんねん笑

なんて思ってたんですが、意外と上の人が…!

僕が漠然と知らなかっただけなんですけど、色んなメディアのいい記事集まるんならそりゃ見ますよね。

でもでもナウくはな…

●早速ニュースに言及して書いてみた

WSJ紙に、Twitter社がCover社を買収したとの記事が出ていたのでこれを書くことにしました。

Twitter Gets Serious on Android

タイトルだけ見ると、

・Cover社って何の会社?
・買ったらどうなるん?

あたりが気になると思うので、そこを中心に背景(と思われること、トレンド)や意義を、書籍や記事を引用しつつ考えてみました。

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Twitter社のCover社買収で何が起こる?性懲りもなく『ITビジネスの原理』を読んで考えてみた。
ITビジネスの原理

SNSで拡散する前、書いた途端にもうアクセスが集まり始めてます。

エイプリルフールのGoogle Mapsポケモンチャレンジの記事(Google MapsのPokemon Challengeは面白かったけど、ただ面白いだけじゃない。『ITビジネスの原理』を読んで考えてみた)は思いのほか伸びましたが、

話題性のある記事、速報性のある記事には(自分の実力を離れて)期待が募ります。

4月4日(金)

イケダハヤトさんの有料セミナーで聞いた、
ブログに即効果のある10のTipsを有無を言わず実行してみよう
の3日目です。

●有名人の新刊を紹介する

著者は宣伝に飢えている!とのことを仰っていましたが、実際よく有名人が自身に著書に言及したツイートがリツイートされているのをよく見ませんか?

前回の記事(イケダハヤトさん有料セミナーで聞いた、ブログに即効果のある10Tipsを毎日1つずつ実際にやってみる その2)でも触れましたが、これもエゴサーチにひっかけてもらう手法1つです。

有名人の方が自身の名前で検索。

これだけではなく、自分が本書いたらその名前でも検索するでしょうっていう話です。

そういうわけで、早速記事を書いてみました。

・本のレビューを早速書いてみた
イケダハヤトさんの『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』を読むと素直に生きたくなる

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なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~ (光文社新書)

イケダハヤトさんは宣伝に飢えてるってことはないと思いますけどね笑

それはおいといて、この本、有料セミナーの教科書に指定されてたから、開催1週間前に慌てて電子書籍で購入してソッコーで読んだ。

というのが正直なところです。

そんな出会いのきっかけはどうでもよく、読んでみると最近のテーマである

「自由に生きる」

ということがけっこう書いてあったのでのめり込んで読みました。

この記事見てくださった流れで読んでいただけたら嬉しいです。

・15分で書けるか?

無理です。

今回のセミナーでは「1記事15分程度に書けるように目指そう」というお話がありました。

で、実際にかかったのはどんくらいでしょう…?

・読む:電車往復2、3日
・読み返す:2時間
・記事を書く:1時間

15分は単純に記事を書く時間だと思いますが、それでも1時間かかっています。

ただ、

・プロが実際それくらいの時間で書けるので最終目標
・そもそも15分で書けってのは、無理無く続けるために1記事に時間書けすぎるなという意図

なので別にどうでもよいです。

大事だなと思うのは、

読書自体好き、文章書くのはもっと好きで、没頭しているうちに気がついたら記事ができていた。

ということ。

早く書けるには越したことないですが、この感覚があると自分は間違いなく続けられるのでTipその3はどんどんやっていこうという話です。

本読むスピードは上げたいですけどね笑

・イケハヤさんのやり方

イケハヤさんいわく、僕みたいにそこそこがっつり書評書くのはブロガーにはありがち。

本の2、3ヶ所抜き出してそれにちゃちゃっとコメントつけたら1つの記事になるからやってみんさいと。

実際にイケダハヤトさんの新刊紹介型記事を見てみましょう。

①選別排除型、②消耗使用型、③秩序崩壊型…「ブラック企業」の3つのパターン

この記事はNOと言えない若者がブラック企業に負けず働く方法という本を基に書かれています。

その本の中で特徴的な①選別排除型、②消耗使用型、③秩序崩壊型…「ブラック企業」という分類とその定義、関連記事を引用してさっとまとめる。

時間かかってなさそうですよね。

あれこれごちゃごちゃ書きなぐってもようわからんこともあるし、インパクトが強かったらこれでもAmazonアフィリエイトで本は売れる。

あと、すごい思うのは、あれこれ考えながら本読んでも結局読みっぱなしで頭に何も残ってないパターン。

読書自体楽しかったらそんでもいいとは思いますが、僕はせっかくなら読んだ内容血肉したい使いたい。

なので、読みっぱで忘れるよりは、特に印象の強い2、3ヶ所を抜き出して自分の考え書いたら、記憶に残るし記事は増えるし一石二鳥なのではないかと。

いい習慣になればいいですね。

4月3日(木)

イケダハヤトさんの有料セミナーで聞いた、
ブログに即効果のある10のTipsを有無を言わず実行してみよう
の2日目です。

●Tipsその2 タイトルに有名人の名前を入れる

これも今回の取組みの中で既にやっていたりします。

狙いは「エゴサーチにひっかけてもらう」というもの。

有名な人はけっこう自分の名前をGoogleやTwitterの
検索窓に入れていたりします。

例えば、Twitter検索で「イケダハヤト」と検索してみると…

こんな風にイケダハヤトさんにちなんだツイートが。

そしてけっこうデカデカとご本人の著書の写真も出て来ます。

そして、うまいこといくとご本人が見つけてくださり、リツイートしていただけることも。

何千、何万人ものフォロワーにブログや投稿の内容がシェアされ、
更に広まって行く…という可能性があるのです。

ちなみに、家入一真さんや堀江貴文さんはけっこうリツイートしてくださるそうです笑

堀江さんの著書が出たとき、著書のレビューが実際によくリイートされてました。


ご本人もリツイート。

ちなみにこの本です。

僕も実際に読んで、挑戦する意欲が高まりました。

このブログ開設もその1つだったりします。

●実際やってみると…

僕もたまにやっているのですが、 ちょっと違った方法を。

有名人の「本の名前」をタイトルに含めるという形でやってみました。

正直、この本がほんとに好きでSEOとか特に考えてはいなかったのですが
ご本人がツイート内でコメントをくださいました。

結果、このブログに移してからはまだがんばっても80PV/日が限界だったところ、250PV/日まで伸いました!

Facebookでもシェアしてくださって、このプロジェクトに関わっている方がコメントしてくださったりで、面白い体験でした。

みなさんもぜひ!

4月1日(火)

書いてる時点で日付またいでますが、敢えて4月1日の投稿にします。

でも、嘘ではない、ジョークでは済ませない!

●たくさんの企業がエイプリルフールにちなんだ企画を

「au × DeAGOSTINI 10年かけてスマホを組み立てよう」

「アウディ、寿司ビジネスに参入」

「イケダハヤトさん Gizmode Japan 編集長になりました」

くまもんがるろ剣のキャストになってたサイトは完全もと戻ってますねつまんねーの…

こういう取組みのまとめは、Gigazineの本気を垣間見ました笑
「エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2014年版」

●Googleの本気度

色んな企業がおふざけなのか、広告という意味では本気なのかよくわらかん中、Googleのやり方は尋常でなく目を見張る物がありました。

・Google日本語入力 〜マジックハンドバージョン〜

過去にはこんなんもあり進化版だそうです。世界の叡智を結集したネタのPDCA笑

・Google日本語入力 〜パタパタバージョン〜(2013年)

・Google日本語入力 〜モールスバージョン〜(2012年)

・Google日本語入力 〜ドラムセットバージョン〜(2010年)

Google Mapでポケモンマスター?

というネタのPDCAを差し置いて、最もネタなのか本気なのかよくわらかないと思ったのがこれです。

・Google では、真のポケモンマスターを募集します。

「優れた人材を求め続けているGoogleが今日、新たな職務とチャレンジを発表します。"ポケモンマスター"です。ポケモンマスターは世界で最も偉大なデジタル探検家であり、彼らの探検に対する情熱が私たちのマップを次の次元に導いてくれるでしょう。『最も能力のある社員を迎え入れることを、Googleは常に重視してきました。(トレッカー、ビデオグラファー、ダイバーなどのGoogle社員を紹介) 今回Googleマップ・チームが作り上げたテクノロジを用いて、我々は世界一のポケモンマスターを見極める厳しい試験を用意しました』(Google Mapsバイスプレジデント、Brian McClendon氏)」

どうですかこれ笑

コンセプト、動画もさることながら、実際Google Mapのいたるところにポケモンがいて、それをモンスターボールでつかまえることができます!

登場するポケモンは150匹+1匹の151匹。

今の世代の名前の知らんやつ←もいっぱいいる中で、敢えて150+1という、なんというか赤緑世代の配慮も粋ですね笑

150匹については複数の場所にいる(たとえば、ピカチュウが秋葉原と東京タワーにいる)のですが、最後の1匹の厄介。

ミュウはゲームの設定通りブラジルにいるのですが、ランダムに動きます。

中出会えません笑

とは言うものの、収集癖のある僕はポケモンマスターになったので、今度Googleに入社します。

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●Google Mapsでポケモンマスター!では終わらない。みるみる集まる貴重なデータ

昼休みや通勤時間。血眼でミュウを見つけ出すくらい十分楽しんでしまったわけですが、ああ楽しかった!で終わらせる企画ではない気がします。

これ、めっちゃいいデータとれてません?

特定のアプリに拘束し、その中でめちゃくちゃ検索させる。

これってサービスを分析、改善する上で超大事じゃないですか?

僕の今年のバイブル、『ITビジネスの原理』も引用しつつちょっとだけ考えたいと思います。

●検索するということ

検索するってどういうことでしょうか?

それまではディレクトリ型の、とてもまどろっこしい段階を踏んでいた検索を、
Googleの検索エンジンは、ユーザが知りたがっているものを直接入力するものに変えました。
ユーザの欲しがっている情報を、そのまま言語化させることに成功したのです。
言い方を変えると、ユーザが求めているものは何かを明確にする、
ユーザのインテンション(意図)を先鋭化することができた
ということです。

このユーザのインテンションは、今回のポケモンチャレンジの場合、
「それっぽい観光地」
「何か有名な場所」
です。

ポケモンチャレンジでポケモンが配置されていたのは何となく「検索する」ことでたどり着ける場所です。

Google社にはポケモンラボがあって数種類のポケモンが一気に捕獲できたり、
シドニー、アメリカ等他国にもあって同様に一気にゲットできました。

なので、チャレンジャーは電気とか水とかポケモンの属性もちょっと

「会社名」
「駅名」
「公園名」
「山の名前」
「川の名前」

とかカテゴリを変えながらひたすら検索を繰り返します。
(別に報償とかないのに時間をどぶに捨てます、捨てました)

更に、粒度にもばらつきが。

日本の地名や場所の場合、日本に始まり、東京、新宿、アルタと細かい範囲まで検索できます。

一方で、エジプト!ピラミッド!…えっと!…えっと…!

ってなりますよね笑

というわけで、有名な場所に関するユーザのインテンションを、ユーザの属性(端末、国籍(地域)、ブラウザ、OS)毎にどの程度のものかデータとして収集できてしまいます。

ポケモンもとりあえず有名な場所にアイコンとして配置されているものの、アイコンに紐づいた緯度・軽度情報とどの粒度の検索でそのポケモンにたどり着いたか、どの程度の人数たどり着いたか統計データとしてランキングも作れます。

●で、集めたデータどう使えるの?

無目的にデータを集めて、後から何か役に立つのでは…?的なアプローチが大した結果を生まないのは
バスワードとしてのビッグデータを貶める悪因です笑

Googleもそんなバカなはずないので、何かしら意図があったものとして
それが何かを考えましょう。

●Google Mapとしての活用

単独でデータ使えるのではないでしょうか。

・それっぽい地名の間違いの幅
・検索の粒度の最大・最小
・同一地名の区別の仕方

これを基に、検索のかかり方を緩くしたり、それっぽいサジェストを出してあげたり、
ユーザが目的地にたどり着くためのサポートを充実させられます。

●データ提供

Googleでもユーザでもない第三者に対してもいいデータでしょう。

・純粋想起※される名前(地名、建物とか)
・特定の場所(緯度・経度の交点)が何で検索されるか

こういうデータって、『るるぶ』とか『じゃらん』とか、観光系の雑誌がどういう呼び方で特定の地名を
指定すれば読者のイメージにひっかかりやすいか、有名そうで意外と
知らない場所ってどこなのかを知るきっかけになると思うんですよね。

楽天トラベルとか宿予約サイトでも、各宿にタグつけて検索に引っかかりやすくするには
具体的にこういうタグが…みたいな提案にもつながりそう。

※純粋想起

こうした何のヒントや手がかりもなく、ブランド名などを思い浮かべることを純粋想起といいますが、
この純粋想起を取ってしまうのが最強なんです。まず頭に思い浮かんだ場所に行く。
だから純粋想起をとったサイトに人は集まるのです。

●ユーザのずる

もちろん、そんなうまいことユーザは動いてくれません。

純粋に思いつくカテゴリや名前で検索をするのもつかの間。

ポケモンチャレンジのスレが立ち始めます笑

で、150匹までのポケモンの居場所は白日の下に晒されるわけです。

僕も自力で見つけたのは101/151です。(厳秘)

特定のユーザがブログに、図鑑に登場するポケモン順に地名を記録。

それで、他のユーザは特定のユーザのブログに記載された地名をひたすら打ち込み、出て来たポケモンを
つかまえていくだけの作業ゲーと化します笑

ミュウはランダムに動くといっても、
「緯度・経度の候補」
「ギアナ高原」
「ブラジル」
「アマゾン川」
等検索候補はTwitterを「ミュウ」で検索すれば出てくるわけで、そこをひたすらさまよえばいいのです。

そしたらいつか出会います。

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いつまでも出会えないパターンもあります笑

こういった邪魔?なデータも時間を区切ったり、特定の
規則正しい順番でポケモン捕まえ始めたの省けば精度は上がるでしょう。

サンプルデータの抽出という観点で考えると全部が全部のデータを
使う必要はありません。

ギャクに、検索するにあたってある程度まとめられたものを準備して
ユーザの検索効率を上げてあげることができるという考え方もありです。

実際、一定時間毎にGoogle Map上のApple社、Twitter社等にはポケモン博士が
現れてポケモンの居場所に関するヒントを出していたという情報もあります。

与える情報の粒度の問題ですね。

答えを出してしまって作業化させるか、ヒントを出して自分で
考えてみました感を残すか。

●で、それ考えて自分にとって何か約に立った?

上のは「検索はユーザのインテンションを先鋭化させる」っていう考えが
めちゃくちゃ面白いと思う瞑想です。

単純にユニークな企画だったのかもしれません。

でも、実現可能な推論だったとしたら、それって自分が何かやるときの
手段の1つになります。

・自分のサービスのデータを短期間で爆発的に集めたい
・けど露骨にやりたくない

みたいなときにはキャンペーン動画・サイト作ったりしつつ、
うまいことゲーミフィケーションぶっ込めばいいんです。(ざっくり)

けどとりあえずは、ミュウに朝の電車の中で出会ったのも嬉しかったけど、
この記事を書くことを想像しながらポケモン集めるのもめっちゃ面白かったですよ。

全部集めないと記事書く体裁整わないと思ったのでめっちゃ調べましたよ。

そうやってワクワクする気持ちを形にするのは最高ですね。

4月2日(水)

今日はイケダハヤトさんのイベントに行ってきました。

[告知] 天狼院LIVE「奇跡のオウンドメディア」無名で、なんの実績も無い一個人が、大メディア並みの発信力を持つたった1つの方法(4/2)
【天狼院LIVE「奇跡のオウンドメディア」概要】
日時:4月2日(水)
19:00 開場
19:30 開会
21:30 閉会
場所:天狼院書店もしくはアットビジネスセンター池袋駅前(詳細は後日ご連絡いたします。)
定員:50名
参加費:5000円
使用テキスト:『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロ・ブロガーの仕事術』(光文社新書)
※当日会場で販売いたします。
※その他イケダさんの著書も販売いたします。

●なんでこのイベントに僕が?

イケダハヤトさんの講演会には行ったことがありました。

けど…5000円?

5000円?

ガチな雰囲気を感じて行ってみることに。

ブログには色んな思いがこもっているのです、読まれなくても書きます。

でも、より多くの人に読んでほしい!

何かのきっかけになれば最高!!

ということで、セミナーの大事な内容はとりあえずおいておいて、
ブログのアクセスアップに即効性のある10のTipsを有無を言わず実行してみようと思います。

2週間以内に10記事増えるってことですね?

アクセスもその期間はこれまでの10倍くらいになりますね?

ブロガーが読めばみんなハッピーですね?

というわけで、早速1つ目!

●Tipsその1 イケハヤさんとつながろう

うわー出ました王道笑

面白い記事を書いたら教えてください。

面白ければ拡散します

だそうです。

影響力のある人に広めてもらう。

これは少なくとも短期的はすごくアクセスアップすると思います。

ただ、そういう影響力のある人にお願いしたり、そもそもつながったりするのってそもそもハードルが高かったりするような気がします。

しかし!!

以前Facebook申請をしたところすんなり承認してくださったり、Twitterは当然フォローしていたりで10Tipsその1は要件を満たしていたりします。

面白い人は会社をやめていくみたいな感じの記事(ざっくり)をきっかけに?なんとなく知り、
わざと炎上させてる人?みたいな勝手なイメージを持ち、
けど本読んだり、話を聞きに行ったりしているうちに…

今に至りました。

今回は拡散を全力で待ちます笑

明日もお楽しみに!!

3月23日(日)

最近では開発アイディアがまとまらないことに定評がある「まとまるくん(仮)」です。

EvernoteライクなWebサービス「まとまるくん(仮)」開発日記④ このサービス、ぶっちゃけいらなくね?

とりあえず最低限これはいる!という機能を書き出し、画面遷移図をザッと書き、データ設計中です。

WEB上の記事を蓄積し、いざ使うときに簡単に元記事が辿れたり、まとめからサッと必要な情報を取り出せるようにしたいこのサービス。

この機能いる・いらないとか、既存のサービスとかぶってるとか以前にやらないといけないことがあります。

根本的な部分。

それは、サービスを使ってほしい人がとる行動を分析することです。

①サービスが支えようとする人の行動を洗い出す。
②そして人が行動の結果得たい成果にとって邪魔になるものは何かを導きだす。
③邪魔を解決する方法は何かを考える。

このシンプルかつ根本的な考察の結果導かれるものにしか、サービスの存在意義はないのです。

・WEB上の記事を見たときの自分の反応

自分が全力で愛せるサービスを作るのも1つのテーマということで、まずは自分で試します。

今日、Facebookのタイムラインを眺めていると、ある記事が…

「フェイスブックが独自のプログラミング言語「Hack」をオープンソース化」
http://growthhackjapan.com/2014-03-23-facebook-hack-released-to-the-public/

フェイスブックが独自のプログラミング言語「Hack」をオープンソース化___グロースハックジャパン___growth_hack_japan

僕はこの記事のタイトルを見た瞬間に、
「この記事は気にする人多いんじゃないか?」とか、
「バズるんじゃないか?」とか、
「どれくらいの人が読むんだろう?」とか
僕の関心に従って色んなことが頭をよぎりました。

中身を知らないのに、タイトルだけでです。

それと同時に
「「Hack」っていうプログラミング言語を使うと何ができるようになるんだろう?」とか、
「FacebookはPHPをチューニングした言語を使ってるって聞いたけど何か関係あるのかな?」とか
内容にもすごく興味を持ちました。

そして中身を読みます。

…というように自身の行動を時系列に並べるまでもなく、色々と考える要素はありますがもう少し詳細に考えていきます。

その記事にたどり着く過程を含めて。

今日はざっと行動を洗い出すところまで

・記事に出会うまでにとった行動・考えたこと
・何かしらWEB上の記事を読んで、その媒体の更新が継続的に知りたいと思う

SNSで自分もブログの更新流すし、他の媒体も記事更新告知ツールとして活用していると感じる

・Faceookを情報収集ツールとして使う

・タイムラインを眺める

・シェアされている記事をなんとなくスルーする

・たくさんの人にシェアされている記事を見つける

・記事を読む

・その記事が面白ければFacebookページ、著者をフォローする、Twitterでフォローする等記事の更新に出会う機会が増えるようにする
(たまに著者に連絡をとってみるw)

・頻繁にFacebookのタイムラインを眺める

・また面白そうな記事に出会う(今回)

記事を発見するのに自分が直近でとった行動はタイムラインを眺めて、たまたま…ということで、一見何の労力もかかってないように思いました。

けど、よくよく振返ってみると、今回見つけた記事に出会うまでにとった行動は意外に多く、その行動を初めてとったときから今回また行動するまでにはかなり時間が経過しています。

個別の行動も、それが習慣化されるようになるまで時間がかかっていることも考える要素ではあります。

・記事に出会った瞬間にとった行動・考えたこと

そしてまさに記事のタイトルを見た瞬間に何を考え、どんな行動をとったでしょうか。

「フェイスブックが独自のプログラミング言語「Hack」をオープンソース化」
http://growthhackjapan.com/2014-03-23-facebook-hack-released-to-the-public/

・誰が書いた(人、媒体)か確認
・誰がシェアしているか確認
・いいね!の数を確認
・いつの投稿か確認

・考える・思う
 「この記事は気にする人多いんじゃないか?」
 「バズるんじゃないか?」
 「どれくらいの人が読むんだろう?」
 「採用、でなくオープンソース化?」
 「「Hack」っていうプログラミング言語を使うと何ができるようになるんだろう?」
 「FacebookはPHPをチューニングした言語を使ってるって聞いたけど何か関係あるのかな?」

内容の憶測をするのももちろんあるのですが、意外と記事の「スペック」を気にしています。

注目度、鮮度ですね。

・記事を読むときにとった行動・考えたこと

「元記事()があるのか」
「元記事後で読もう」
「オープンソース化については、Facebook社員以外も改善できる?何を?」
「メリットは迅速にミスなくプログラミングできること」
「FacebookはPHPをHackに書き換えている」
「Hackを「インストールする」てどういう意味?一言語でなかったの?」
「Fbの開発環境をHHVMと呼び、その上ではPHPとHackが共存するらしい。他の環境だとどうなるの?」
「動的なプログラミング言語は迅速にコーディングでき、静的なプログラミング言語はミスを回避できるって特徴書いてるけどほんと?その特徴どっちも併せ持つってどういうこと?」
「他に誰か記事書いてない?」
「Faceboook Hack プログラミングとかで記事引っ掛けるか」

・記事をはてぶに登録(Evernote保存連携)
(もやもやしながらタグをつける)

読んだものの、結局記事のタイトルを見て知りたいと思ったことが意外と知れなくてとりあえず保存という状態。

保存するも、タグ付けが相変わらずテキトーやなぁと思いながら保存。

時間あったら、関連記事ググって読もう。

とりあえずはそんなところです。

・記事を読んだ後にとった行動・考えたこと

今やってること、これからやること含めて書いてみます。

・考える
「けっこうインパクトある記事(タイトル)やし、これ題材に自分のサービス考えよう」
「あれ、あの記事って結局何書いてたっけ」
「今どんくらいこの記事はやってんの?」
 はてぶ、いいね!シェア、コメントの数チェック
・記事読み直す
・はてぶたどる
・関連記事ググる
・元記事読む
・ブログ書く←今ココ

というもの。みっけた情報を基に別の物を作ろうとするけど、時間が経過してその情報はどう扱われているかを気にしつつ、全く同じ記事を読み直しつつ、物足りずに関連情報収集です。

そしてこの記事にいたる。

・次はもっと分析

1つのWEB情報に関わり別の成果物を生み出すために、思った以上に色んなことをしてますね。

これ、紙に書き出して、どこに課題があるのか、その課題に対してできていること・できていないことは何なのか考えると大きなヒントになりそうです。

次の記事ではそれを!

3月8日(土)

Webサービスまとまるくん(仮)のプロトタイプを発表してから約1ヶ月が経過しました。

EvernoteライクなWebサービス「まとまるくん(仮)」開発日記① エバーノートより使いやすいWebサービス作ったったwww

開発の基にある思い、今どういう機能があって、今後どうしていきたいのかをまとめたりをしました。

EvernoteライクなWebサービス「まとまるくん(仮)」開発日記③ 現状の機能と今後との展開

しかし!

まとまるくん(仮)まとまらなさ過ぎわろたwww

という感じで進んでいないのが現状です。

今日はちょっと進みそうな気がしたので、

・なぜサービス開発が進まないのか
 ①システム設計面
 ②サービス設計面

・これからサービス開発を進めるための準備
 ①サービス設計
 ②システム設計

という形で書こうと思います。

「情報過多に打ち勝ち、よりよい成果物を生み出すことができる」というテーマは自分にとってとても重い(大事、厄介)ものです。

しかし、他にも作ってみたいものはあるし、出てくると思うのでこういうサービス開発の「壁」は書き残しておこうと思うのです。

・なぜサービス開発が進まないのか

怠慢と言えばそれでおしまいなのですが、引っかかっている部分がありました。

 ①システム設計面

まずこれ。今のところ、ネットで見た記事の
・登録:タイトル、サマリ×3、メディア名
・一覧表示:タイトル、メディア名
・詳細表示:1つの記事のタイトル、サマリ×3、メディア名
・検索:記事

がほぼ全て。

今できることで組み立てた機能なので限定されるのはしょうがないことですが、サービスを、自分のスキルを高める上でなし崩し的に「システムの開発(≠プログラミング)」を進めていくことに違和感がありました。

とりあえず作ってみなきゃ!とは思いつつ。

更に、現状の延長線上に作っていくにしても、もう1つ1つ調べていかないと進まないし、もう少ししっかり「システム設計」(ユーザは誰で、どんな機能を使用して、画面がどう遷移して、どんなデータを使用して、データベースはどう分けて、実装するのにどんな仕組みが必要かを考え、紙に落とすこと)が必要であったりします。

しかし、それ以前にサービス(システムによって実現される、ユーザにとっての利便性)を整理する必要があるという状態でした。

 ②サービス設計面

実現したいことは、選択、判断、記事作成、資料作成等何かしらの成果物を生み出したいときに、

「あの情報使いたいねんけどどこにあったっけなぁ…」

っていうときにすぐ目当ての情報を手元に用意できるようにすることです。

だから、

・情報の原典が辿れる
・その情報(記事)でエッセンスとなる情報が3点くらいでまとまっている(サマリ)
・カテゴリ毎に情報を整理できる
・メディア毎に情報を整理できる
・カテゴリよりも細かな属性(タグ)を各情報(記事)に付加できる
・自分が蓄積した情報を退タイトル、サマリ、カテゴリ、メディア、タグで検索できる

という機能がほしい。

とか思って作り始めたのはいいものの…結局Evernoteライクなサービスとか言ってるEvernoteで全部できんじゃないの?

と言われればそれまで。

現状Evernoteでは
・欲しい記事をすぐに辿れない
・タグがごちゃごちゃしてしまって整理できない

と思ってなら自分で作ってしまえと思ったんです。

でも、
・スマホで記事を保存するときに忘れずにメモつける
・カテゴリもタグも境界曖昧やしタグで一括管理すればいい
・上の2つ管理できれば、検索で欲しい記事出てくる

というのが…ね。

昨日内容に関して話を聞いてもらっていたときに、はてぶでも似たことができるのではないかとアドバイスもいただきました。

元々使っておらず「ソーシャルブックマークサービス」ということ知らなかった自分は早速スマホ、WEB共に使ってみました。

すると、ほんとに似たことできるじゃないですか笑

・簡単に記事蓄積
・感想(書き込み)を添えられる
・タグ付けできる
・人気のタグをレコメンドしてくれる
・同じ記事に対する他人のコメント一覧できる
は基本として、

・Evernoteのように個人に閉じることなく、人気のエントリや新着の記事がカテゴリ毎に見れる。
・上級者向けにカスタマイズ可能

という機能まで。

老舗のブックマークサービスということで舐めてたら、konozamaです!

個人に最適化された情報が欲しいんであって、正直ソーシャルはいらない…

とも思っていたんですが、個人が蓄積する情報と他人の気にしている情報が干渉し合ってないのでむしろ自分が実現したい価値に対しては+に働くのではとも思います。

もはや、これから情報収集・整理の仕方買えたら公私問わず自分の作業効率上がるわって感じで小躍りです。

・これからサービス開発を進めるための準備
 ①サービス設計

じゃあどうするの?という話です。

他にもやりたいテーマはある。

誰かにやれって言われてやってんじゃない。

しかも、これに出ようとしている。

<顧客開発×アジャイル> サービスローンチ鎌倉集中特訓

サービス案を作り、ほんとに必要とされるサービスなのか町に出て調査し、プロトタイプも作り、実演する。

このチャンスが目前なだけに余計迷いますね。

これだけ他に移るかも的な空気も醸し出していて、やっぱりやりたいのでやります。

この情報検索からアウトプットまでの流れ、つまり

①情報検索(ネット上)

②整理・蓄積

③情報検索(サービス上)

④アウトプットの整理・蓄積

という流れのうち、②整理・蓄積、③情報検索(サービス上)だけにこだわらなくてもいいのかなと。

・自分が求める結果のほんとのネックになっているのどこか?
・そもそも求める結果を出すためのフローは①〜④なのか?
・仮に②、③がネックになっていて、それを支える既存サービスがあってもそれで十分か?
・既存サービスが十分でも、それをより便利に活用できる補助がでいないか?

という形で検討を進めます。

②システム設計

①サービス設計ができないと…というのもあるんですが、今は

「自分の愛する・没頭できるサービスを作る」

というのと同じくらい

「アイディアを形にできる技術を身につける」

が大事な時期と思っています。

だからこそ、この停滞感はたまらなくもどかしいです。

これを踏まえ今後の身の振り方を考えると、

①まとまるくん(仮)はサービスの必要性有無にかかわらず、Evernoteライクなサービスを作ってみる←いただいたアドバイス
②まとまるくん(仮)のサービス設計をしながら他の案に着手し作ってしまう
③人の案を形にする手伝いをする

らへんが考えられますが、

・勉強すべき内容がある程度見えている
・差別化を意識しなければシステムの設計に落とし込める①で進むべきと考えます。

はい、進路決定すっきり。

2月27日(木)

昨日、LINE株式会社の新サービス発表会である「LINE Showcase 2014 Feb.」にて、3つの新サービスが発表されました。

line

更にその前日の2月25日はBloomberg内でソフトバンクがLINEの株式を目指している(元記事:SoftBank Said to Seek Stake in Naver’s Line Messaging Unit)と報じたことからネット界隈はLINEの話題で持ち切りです。

僕自身、プラットフォームビジネスを組み上げ、その上で「人が挑戦したいと思ったことができるようになること」「努力が報われるようになること」「情報の海に溺れないようになる」ことを目標としているため、今回のLINEのサービス発表はとてもわくわくして、1人マクドナルドでにやにやしていました気持ち悪い。

そこまで好きなことなので、TwitterやFacebookで一言ちょろっと添えて関連記事をシェアするだけでなく、自分でも何か書いてやろうと思いました。

そこで、
・今回の3つの新サービス概要をまとめ
・それはどういうトレンド・背景のあるビジネスなのか
・今後このプラットフォームビジネス上で何が実現されるのか

について考え、書いていきたいと思います。

新サービスは
①LINE電話/LINE CALL
②LINE Creators Market
③LINEビジネスコネクト
の3つが発表されました。これらは一体どんなサービスなのでしょうか?

①LINE電話/LINE CALL

【概要】
LINEアプリ上から国内外の携帯電話・固定電話に発信できるIP電話サービスです。

LINEの推しは、

・誰でも簡単:LINEがあれば誰でもすぐに簡単に
・クリアな音声:途切れにくいクリアな音声で
・驚きの料金:国内電話も、国際電話も、携帯へも固定へも驚きの料金で

(LINE Showcase 2014 Feb.スライドより)
にあるらしく、中でも料金は確かに画期的です。

【料金体系】
LINE電話公式サイトでは下記のような比較がなされています。

・スマホ➡ケータイ・スマホ・固定電話(N社、K社、S社)
 ¥42/分 :一般的な通話料金プラン
・LINE電話➡ケータイ・スマホ
 ¥14/分 :コールクレジット
 ¥6.5/分 :30日プラン/固定電話・携帯電話プラン
・LINE電話➡固定電話
 ¥3/分  :コールクレジット
 ¥2/分  :30日プラン/固定電話

・海外➡日本(固定/携帯)
 ¥3/分/¥14/分
・日本➡インド
 ¥2/分/¥2/分
・中国
 ¥2/分/¥2/分
・シンガポール
 ¥2/分/¥2/分
・アメリカ
 ¥2/分/¥2/分
・カナダ
 ¥1/分/¥1/分
・オーストラリア
 ¥2/分/¥9/分
・スペイン
 ¥2/分/¥9/分

※コールクレジット:通話分を事前に購入(LINEプリペイドカード、クレカ、AP内決済、LINEコイン)
※30日プラン:購入後30日間60分を上限として利用できるプラン
※海外通話料金はコールクレジット料金のため、30日プランでより低額に

【操作】
通話は通常の番号入力や電話帳の利用が可能なのに加え、全国650万件を越えるDBに基づいたサジェスト機能も搭載(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/26/news112.html

GPSとの連動で近くのレストランや店舗を検索して予約電話をかけることも可能なようです。

着信先には発信元の電話番号が表示されるようですが、ドコモ端末の場合は「通知不能」「非通知」となります。

【キャンペーン】
LINE@(商用LINEアカウント:http://lineat.jp)を始めとする国内130万店舗の病院、レストラン、美容院に対して10分を限度として無料通話が可能。

【楽天のViber、FacebookのWhatsApp買収】
メッセンジャー・無料通話アプリの買収発表が立て続けに行われました。

楽天は2014年2月14日に無料通話・メッセージアプリのViberを、Facebookは2014年2月19日にメッセージアプリWhatsAppの買収を発表しました。

Whats Appについてはその買収規模190億$(現金・Facebook株計)という部分で思考停止してしまっている感がありますが、2014年2月24日Mobile World Congress 2014@スペインにて発表された「2014年2Q〜無料音声通話」込みで買収の意義のはずです。

それぞれ今回のLINE新サービス開始とどう関係してくるのでしょうか?

・Viber
楽天が無料通話・メッセージングアプリを利用するシーンを想定すると、下記のようなものが考えられます。

①楽天でんわ
文字通り楽天ブランドで安く音声通話を提供するというものです。

楽天は買収と同時に、Viber経由での
・固定電話向け通話を無料
・携帯電話向け通話を¥10/分
という計画発表しており、価格競争力のある一サービスとして提供する意図が感じられます。

②EC事業の利便性向上
楽天主力事業の1つEC事業において、ユーザ(商品購入者)と店舗のコミュニケーションツールとして活用できるのではないかと思います。

現状でもSkypeやスマホ等を活用すれば音声によるコミュニケーションは可能ですが、ECサイトページ上のボタン押下で通話が開始できたり、通話使用料での優遇があればコミュニケーションのハードルが下がり、購買行動の最後の一押しにもなるかもしれません。

③流通プラットフォームとしての活用
三木谷社長は買収時に、ゲームなどのコンテンツ提供を皮切りに、ECや金融事業も扱うとおっしゃっています。

Viberの顧客基盤はフィリピンやベトナムにあり、日本や米国、韓国と比較するとコンテンツ消費量は少ないとは言え、2.8億人の顧客基盤に対し直接コンテンツを流通させるのはかなりLINEも意識した線ではないでしょうか。

その上で、「日常的なメッセージング・無料通話を司るプラットフォーム」の上に後発のLINE MALL(2013年末にプレオープン」というECを築くLINEと、「日常的な買い物を司るプラットフォーム」の上に本業と異なる(?)顧客基盤を持つメッセージング・無料通話アプリをかつぐ楽天との戦いが繰り広げるわけです。

こう並べると、何となくのEC事業は単にViberの既存ユーザの一部が流入してくるだけで、顧客基盤をきれいに統合というのは果てしなく遠い道のようです。

一方、LINEは顧客基盤自体は動かさず、流し込むコンテンツ(EC事業)のみ増える形なので、ECの質次第で日常的なコミュニケーションの延長として買い物を取り込んでしまいそうな予感がします。

・WhatsApp
こちらはLINEにとってのLINE電話(とLINE MALL)、楽天にとってのViberとの流れとは若干異なると思います。

Facebookには既にメッセンジャーアプリが入っており、Skypeでのビデオ通話(Skypeアカウント不要)も可能です。

しかもFbメッセンジャーもWhatsAppもそれぞれ独自ブランドで継続するとのFacebookからの発表まであります。

また、WhatsAppユーザはFacebook利用層とそれほど異ならないことも考えられ、WhatsAppの買収=新たな顧客基盤の獲得とも考えにくいですね。

ネットをあさってもイマイチ「これ!」と言える説明はなく、買収は間違いだ…とまで書かれている記事すらあります。

Facebookのプレスリリースには漠然と次のように書かれているだけで不明です。

The acquisition supports Facebook and WhatsApp’s shared mission to bring more connectivity and utility to the world by delivering core internet services efficiently and affordably. The combination will help accelerate growth and user engagement across both companies.

ECに繋げたりするような気配もありません。

もはやFacebookはそのまま泳がせ、単独でユーザの多くなおかつ切迫した連絡手段としてのWhatsAppにプラットフォームの重点を移して行くのではないかくらいの勢いですね。

続いて②!と行きたかったのですが、記事を分けます力尽きました笑

ちなみに今回の新サービス発表の肝は③だと思っているので、今日・明日中の記事更新を期待してください!!