4月7日(月)
イケダハヤトさんの新刊、『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』を読みました。
なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~ (光文社新書)
「あなたも今日から燃えてみないか?」と、帯もなかなか挑戦的ですが、まとめるといい話でした。
ざっくりまとめると、
・はっきり意見言おう
・そのために言っても許される環境築こう
・環境を築くためには情熱を持って圧倒的な時間を効率的に投入しよう
・それには運もあるけど、確立を高める方法だってある
・炎上=悪いことってことでもない
・情熱を持てることが見つからなかったらボランティアやってみよう
ということ。
上がプロブロガーとしての地位を築き上げているイケダハヤトさんの
実体験をふんだんに折り込んで語れています。
その中でも特に印象的だった部分をご紹介。
・「いいね!」の新しい捉え方
「新しい価値観」というのは、その新しさゆえに
同時代においては決してすぐには受け入れられないものです。
ある意味、誰もが「いいね!」ボタンを押すようなものは、誰もが理解可能であるという意味で、何も新しくないのです
これは救いですね。
ブログ書いてたらやっぱり読んでもらってなんぼ。
いいね!には多様な意味がありますが、「読んだ!」的な意味もあると思うので全然増えないと萎えます笑
ただ、もちろんほんっとにしょうもないと思ったらいいね!とかつけないだろうし、逆によくわからんし賛否の別れるものなら賛側や野次馬側のいいね!はつくでしょう。
…というわけで、広告収入重視のスタンスからリーチが短くなったFacebookでいいね!がつなかくても、こういう解釈もあるという前向きな姿勢で書き続けようと思います。
・えらそうなこと言いたいなら…
「何者もおそれない強い心」を身につけるのに最も手っ取り早い方法とはなんでしょうか?前章の最後に書いたとおり、それは「圧倒的な地位」を確立することです。
地位を獲得するということは、あなたが戦う市場において「あなたがいなければダメなんだ」と、できるかぎり多くの人に感じてもらえるようになるということです。裏を返せばそういう唯一無二の存在にならなければ、あなたの発言力は落ちてしまいます。
何と言うか…身も蓋もない正論ですね笑
率直に物事を申し上げたいこちら側も、それを聞く相手も人間だもの。
相手を尊重する、というか率直に物事を申し上げたら相手がどう思うのかは想像できるはず。
尊重し過ぎてもはっきり言えないから困るわけですが、だからドヤれる地位を築こうと。
それできなかったら、何言ってもただのわがままな気がするので前提として肝に銘じておきます。
ただ、そのためにはどうすればいいかもちゃんと書いてるほんなのでとても親切だなぁとしみじみしました。
イケダハヤトさんの著書読んだり話聞いたりしたことないときって、漠然と「炎上ブロガー」「なんか言葉きつそう」くらいのイメージしかなかったんですが相当印象が変わると思います。
実際親切です。
・まっすぐな情熱がまっすぐな思いから生まれるとも限らない
環境に恵まれることがなく、「自分の存在を認めてもらいたい」「意味のある人生を送りたい」「ここから逃げ出したい」という強烈な思いを抱くことになった人は、現状に満足して平穏に生きている人よりも、一流になれる可能性を秘めています。不遇は、「恵まれている」と考えることもできるのです。
これ、沁みます。
僕自身がまさに去年色々と悶えた時期があって、就活の時期以上に自分を穴があくほど見つめ直し、苦しんだ結果「今」があります。
その「今」って何やねんって感じですが、人生始まった感があるくらい大事な大事な「今」を歩んでいると思っています。
この先もきっと、うわ、マジで、ぐぬぬっていう時期が何度も来るとは思うんですが、それは「恵まれている」ことでそのときのそのときの自分にとっての「今」を育んでくれるものになるでしょう。
・最近思うこと
最近、物事はっきり言おうぜ。
本心で生きようぜ的なものがよく目につきます。
「そんなん前からけっこうあるじゃん」
とか言いたい人。ちょっと待って。そういうこと言ってんじゃない。
何かこう、自分がもやもやしてること、探してること、そういうものに対して人の感度ってすごく高まると思うんです経験上。
だから逆に、よく聞こえることの裏返し。
「はっきり主張してなくない?」
「俺の意見ってないがしろにされてない?」
「そんな人生でほんとにいいの?」
がある状態なんじゃないかと。
今回はそれをすごく自覚してたんですが、よく聞く気がする!って感じることから自分の状態を逆にあぶりだすのって大事な気がしました。
そんな自分のアンテナに引っかかった作品達を最後に紹介して今回の記事を追えようと思います。
これは映画を見ました。
北川景子かわいい。
だけではない。
騙されたと思って読んでみてください。