6月12日(木)

本日、2ヶ月にわたって取り組んできた企画の最終日でした。

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http://devlove.doorkeeper.jp/events/9368より

●リーンスタートアップの手法でサービスを作る!

「顧客開発とアジャイル開発を組み合わせてみよう。」
そして、アイデアからサービスのプロトタイプ作りまでをシリーズのイベントとしてデザインしてみよう。そんな着想から、今回のイベントを企画しました。せっかく、集中的に取り組むならば日常感の無い場所で行おう。私たちは、鎌倉の地を選びました。ぜひ会場から鎌倉市内に飛び出して、顧客開発しましょう。

ベンチャー創業から大企業の新規事業立ち上げまで取り入れられる「リーンスタートアップ(参考:http://leanstartupjapan.org/?page_id=25)の考えを基に、サービス企画からプロトタイプの開発までやってしまう企画です。

リーンスタートアップと言えば、エリックリースさんのこの青い本を思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし!他にも有名な本が二冊あって、その本の翻訳の監修をしたり、リーンスタートアップに関連するイベントを数多く実施してきた方々のご指導もあるという豪華な企画だったのです。

スポンサーは我らがTech Garden School

というわけで4月12日(土)、13日(日)の合宿@鎌倉にて、リーンスタートアップやそれと親和性の高い顧客開発、アジャイル開発といった概念を学びつつ、実際に鎌倉の町でインタビューをしてユーザの声を聞きながらサービスのアイディアを考えたのでした。

ここで登場したのが「割とやる気はないけど、上司に文句言われるのはやだから卒なくこなしたい飲み会幹事向けサービス助三」です。

当初の想定は、飲み会の条件を3つ入力して飲み会会場候補を3つ出すというかなりシンプルなものです。

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●5月7日の発表に向けて

4月の合宿後、サービスのアイディアを基に、それが想定するユーザに受けるか実証・インタビューが始まります。

検証するためにはMVP(Minimum Viable Product:最小機能で販売可能な製品、http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140326/545962/)が必要で、実現したいサービスのうち必要最小限の機能に絞ったものを作ります。

このときは入力してもらったデータをデータベースに保存するという仕組みしかありませんでした。

CakePHP  the rapid development php framework  Sukesans

項目はこれよりさらに少なくデザインも入ってなかったんです…

で、GWは入力してもらったデータ(お店の検索条件)に該当するお店をひたすら食べログでググり、まとめてメールで返すという作業の日々でしたそれはそれで楽しかった笑

そして発表。

ユーザのニーズはある!じゃあ次はどういうビジネスモデルにしようかという話です。

●6月12日の発表に向けて

ビジネスモデルは内緒ですうぇーいwww

さすがに入力画面だけでMVPとは口が裂けても言えないので、作りました。

作りましたというか、教えてもらいました。

ソースコードをレンタルサーバにアップするところから始まり、重要な「検索」機能まで、一挙一動躓きました。

Git、GitHubでバージョン管理、複数人リモート開発する手法も伝授してもらいました。

情けないくらい何もできなかったのにもかかわらず、発表当日までに「動くもの」が形になったのはひとえにご指導のおかげです。

ユーザへのインタビューは随時進め、助三チームのメンバーで毎週打合せをし、Facebookグループで情報共有したり、Dropbox内で一緒に発表資料作ったり、とにかく楽しい日々でした。

発表当日までのチームメンバーの自分にはない視点や、どうやったらそんなん思いつくねんっていうアイディア、当日のおもろいプレゼン、そして何よりも「めっちゃ楽しい!!!」という気持ちも汲み取ってくださった方が多く、好評価をいただけました。

いい夢見れそうです。

●助三のこれから

イベントという形では一段落しました。

でも、サービスを作り込むのはこれからです。

今回発表を聞いたくださったのはイベントを企画してくださった方、参加者い加え、ベンチャーを育てる方々や、普段事業を創造してらっしゃる方々。

貴重なアドバイスをいただきました。

チームとしても検証を重ねた結果、ある仮説が出て来ているので、それを検証しつつ、システムもそれっぽく作っていきます。

ユーザとして想定する人々(飲み会会場を探す人サイド)は基本的に変わらないので、これからも検証・インタビューに付き合っていただけるととっても嬉しいです。

助三を今後ともよろしくお願いします!!

●企画を通して学んだ3つのこと

かなり引っ張ってしまいましたがそれっぽくまとめます笑

①とにかく、ものづくり楽しい!!!

や、まだもの作れないですけどね笑

そもそも参加したきっかけは、自分(たち)でサービスを0から作りたい!なんかセオリー的なものがあるならそれも学びつつ…とにかく作りたい!形にしたい!!

というものでした。

なので、プロトタイプ作るのは完全に俺が俺がwwwモードです。

基礎から本に沿ってプログラミングしていくのも1つのやり方と思うし、本みないと見えない全体像のようなものも絶対あると思うんです。

けど、これが作りたい!このアイディアを形にしたい!!という思いの基でやるモチベーションは思ったより強力でした。

あんまり寝なくても、昼休みに集中して15分くらい寝れば仕事にも差し支えません。

②これが作りたい!という思いが邪魔になる瞬間

作りたい!という思いは大きな推進力になる一方で、「サービス」を作る上で邪魔になる瞬間があります。

「作りたい!という思い」という表現より「こう作らないといけないという固定観念」と言った方が正確ですね。

当然ものづくりよりサービス作り、顧客作りが先行するわけです。

よし!作るものが決まった。さぁ調べながら作ろう!!となって進めているうちに、経験の浅い僕は一歩進めば躓き、二歩進めばこけ、三歩進めば二歩下がるわけです。

そうこうしているうちに検証は進み、方向性が変わったりします。

そうしたら、「え〜これ作ってんのにいらなくなんの?」と内心思ったり思ったり。

でもそれって作ることが目的化しているあるあるなわけで、ユーザがほしがらないもの作ってもしょうがないんです。

「一度そう決めたからそう作らないといけない」っていう世界じゃないんです。

嫌というよりも、自分が作るのが鈍足なことがネックになって、形になりきらないのに焦る、というのが正直なところなので、これは力つければ済む話です。

力つけます。

③チームで作り上げるということ

「フラット」な「チーム」を意識して何かやることって意外とないです。

ましてやサービス立ち上げとかやったことないです。

そうなると、自分で「俺これできるしこれやる!!!」というのを模索中の身としては、あの人あれ得意、その人それ得意、じゃあ自分これ、と消去法的に立ち位置を選択してしまいがちです。

けど今回はこんこんとわき上がる「作りたい!」欲に身を任せました。

仕事でやってる方の足元にも及ばないし、チームの中でとりわけ強いわけでもない。

25、6才になって始める?ほんとに?という謎の声もあります。

けど、そこに突っ込んで行く身の程知らずなので、必ずできるようになるからという意志とそれを裏付ける気合いをもってこからも歩んでいきます。

あとは、比較的他サービスを知る、自サービスを広げるは何かできると言うより基盤やチャンスがあるのではと思います。

自分ができること、自分がやりたいこと、他のひとがやらないことが重なる領域に身を置けたら最高ですね。

そこ目がけて突き進んでいくことがチームの中の個人で意識して目指したいことだとすごく思いました。

ただし、あの人あれやんないなぁ、その人もそれやんないなぁ、じゃあ自分が…というスタンスをとると際限ないのでつついてみます。

●まとめ

繰り返しになりますが、ありがたい、楽しい、貴重な経験でした。

胸張って歩ける自分を、サービスを目指して頑張ります。

6月7日(土)

色々と考えて結果、Tech Garden Schoolというところに

Tech Garden Schoolとの出会いが一歩踏み出すきっかけだった

現在僕はTech Garden School(以下TGS)というスクールに通っています。

http://techgardenschool.com/

え、何?転職するの?とかそういう戯れ言をほざく方はただちにブラウザを閉じてください笑

テニススクール、音楽教室、料理教室、英会話、習字、プログラミング。

そんな中に自然に紛れるものになっていくでしょう。

http://blog.codecamp.jp/243/

http://thebridge.jp/2014/04/why-should-entrepreneur-learn-programing-by-techacademy

と言いつつ、TGSはプログラミングだけでなく、Webデザインやリーンスタートアップ、グロースハック的なことまで広く学べます。

「没頭できるもの」から「プログラミング」まではけっこう突飛に見えるかもですが、
・入社前に「0からのプログラミング教室」という、4回完結のプログラミング講座をとってめちゃくちゃ面白かったこと
・GREE IDEA JAM 2011を見て、自分でサービス作る(プロダクト含めて)ってめちゃかっこいいし、作らずに口ばっかなやつってめちゃダサいって思ったこと
・作りたいサービスがあったけど、どう踏み出していいかわからず挫折したこと
新サービス、ソーシャル・アカデミー(仮)の胎動
・プログラミングってレゴみたいなもんじゃねーの?ってどこかで思い込んでいること
・プログラミングって大好きな変形・合体ロボットみたいなもんじゃねーの?ってどこかで思い込んでいること

そんなこんなで、たまたまFacebookページで知ったTGS(club86って言ったり)の説明会に。

https://www.facebook.com/club86Startup?ref=ts&fref=ts

ボーナス出たばかりのタイミングだったこともあり、温かな懐で、フルマラソン直後の足を引きずりつつ麹町へ。

アプリ開発のスクールがいくらかかるのかネットで見たりして相当な覚悟をしていたのですが、破格だったので即入学を決めました。

1つの熟考より3つの速断です。

ホリエモンの本より。

最初の頃は毎週土曜日朝10時に始まってから夜21時、22時まで授業を受けた後飲み会・打上げで終電まで。

今でこそ実際動いてるプロジェクトもあってだいぶ絞って受けるようにはなっていますが、ただただ夢中でした。

授業はさっきも書いたみたいにプログラミングにとどまらずWebデザインやビジネス系のお話まで。

更に、実際にサービスを立ち上げた方や有名なスタートアップの方が話をしてくれたり、WordPressでブログを立ち上げたり。

サービスを作る、プログラミングする、と言っても、「音楽をやる」と言うのと同じくらい幅のあること。

それを実際に触れながら血肉にすることのできる環境。

最高じゃないですか。

更に、「今こういうことを勉強している」と言うと色々とプロジェクトにお誘いいただいたり、TGSとつながりの深い企画に出たり、この場をきっかけとした様々な出会いが。

飲み会幹事向けサービス「助三」を作っている企画はTGSがスポンサーになっている企画ですし、けっこう昔から見ていたschooの公認団体にTGSがなって初の授業に、誕生日に登壇!http://schoo.jp/class/760というびっくりするようなことも。

schooに出て喋ったことはいろいろと思うことがあるので別に記事にします。

見えたことと見えないこと

今、「没頭」していて楽しい!!というのは間違いないです。

けど、没頭の先に何があるのか、何があってほしいのか、というのはよく見えないところであり、見えないままでいいかと言われればそうじゃないとはっきり言えるところです。

はっきり見えないなら、情報を集めつつ、やってみるしかないでしょう。

今のところは、技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニアになりたいです。

それぞれのプロセスに思うところがあります。一気通貫したい、行く行くはどこかに特化したいとかそういうのはまだわかりません。

え、何?転職するの?とかそういう戯れ言をほざく方はただちにブラウザを閉じてください笑(2回目)

公私問わず実現したいことだし、やろうと思ったらできる会社にいるつもりです。

当面の目標

年内にサービスを3つ立ち上げて、ダルマの右目を入れることです。

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「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」
を目指すにあたり、なかなかいい目標設定でなないでしょうか。

どういう分野のサービスかっていうのは問わないです。

人生の軸になるようなテーマ(音楽、本、旅)に関連したものを作りたいかと言われたらそれもわからないです。

そこは今後でいいので、とにかく目指す姿そのものを、(自分の)レベルはおいておいて高いオーナーシップの下で体現することです。

やりきることです。

歩みを進め始めて、何もなかったかと言うとそんなこともありません。

は?って思うことも、え?って思うことも、はぁ…って思うこともありました。

けど、死活問題ではない。

これからやってく上で、もっと頭を悩ますことはあるんでしょう。

そこでどう振る舞うか、そしてどんな結果を残すかがもっともっと切実な試金石になると思います。

とか言いつつ、やりきるのだと敢えてここで宣言します。

TGSが気になる人、何か一緒にやりたい人は大歓迎です!

そんなにじっくり時間は割けないかもですが、とりあえず絡んでください。

6月7日(土)

また1つ年を食いました。なので記念に、自分として残す価値のある文章を、もやもやしつつ日々を過ごしている人にとっても多少意味のあるかもしれない文章を残しておこうと思います。

こういう節目に書くのは、一見単なる記念の用で、
・定点観測できる
・意外と年初と誕生日に書いたことは振り返る
・1月と6月ってタイミング的にいい
とかとかけっこう便利です。

●今取り組んでいること

DoorLogの現状と今後の方針

割と5月2日に書いたこの記事の通りです。

あれやこれやという感じですが、特に「自分でサービスを開発したい」という欲求が強くて飲み会向けサービス「助三」に注力しています。

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今後も開発は続きますが、今週が自分の中では割と大きな節目。

毎日夜な夜なプログラミングしています。

平成26年を迎える瞬間は『作りながら学ぶHTML/CSSデザインの教科書』を見ながらプログラミングをし、26際を迎える瞬間は『CakePHP2 実践入門』を見つつ、師匠にデバッグをお願いしながらプログラミングをしで、今年はプログラミングに何かと縁のある年やなぁと。

仕事で帰りが遅くなろうが、電車で本は読めるし、記事みたいにあれやこれややったとしても2〜3時まで起きてれば少なくとも2〜3時間は取り組めます。

くたばってしまう日は当然ありますけどね笑

●ちょっとだけ飲み会幹事向けサービス「助三」を紹介してみる

詳細は省きますが、ユーザ(に将来なってくれそうな人)に声を聞きつつ、リーンスタートアップ的な手法で開発を進めています。

上司から飲み会のセッティングを依頼されていて、かつ忙しくてやる気もそんなに出ない。

でもそつなくこなしたい…というシチュエーション。

①条件を入力
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②一応確認画面
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③3店舗に絞って候補を表示
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店舗情報はテキストそコピーして、そのままメールに貼付けて上司に送信が可能。

若干方向性が変わる、かつプロトタイプもいいところなので、このままサービスになるってことはないです。

けど、誰かに作れと言われたわけでもなく企画し、自分たちの手で作り上げていくこと。

それってヤバいです。

しかも自分でコード書いて形になって動くってもっとヤバいです。

ヤバいんですよとにかく笑

1つ1つを冷静に見たら、別に検索して結果表示するってプログラミングめちゃ初歩じゃないん?
とか、
プロが作ったらそんなもん毎日数時間かけるもんじゃないでしょアホちゃうか?
とかとか色々言われそうです。

そんなことはほんとにどうでもよくて、この、久々に時間や自分の年(笑)を忘れて「没頭」している状態がたまらなく心地よいのです。

小さい頃、朝5時とかに起きて1日中レゴで変形・合体ロボットを作り込んだり、プラレールでレールを張り巡らせたり、ひたすらバッタを素手で捕まえるべく走り回ったりしたそういう感覚です。

●没頭できるものをひらすら探して今がある

今でこそこうやってルンルンランランな日々ですが、ここに到るのにもやもやとした日々がありました。

24歳の決意

旧ブログで書いたちょうど2年前の記事。

「やる気」はあるものの、「やる気」を向ける場所、対して向けるべきでない(?)ものに取り組んだ結果がイマイチで今以上にもやもやしている様子。

IT奮闘記② 〜AWS Summit2日目レポート〜

最後の方に書いている「自分は何で戦っているか」。

この記事、IT系のイベントのまとめ記事に見えて、「舞台に立つ側」への憧れと、所在ない自分の嘆きです。

それに拍車をかける出来事が2013年の10〜11月頃に。

2013年、2014年(前編)

節目の記事ですら正面から振り返ることができていないのですが大きな転換点でした。

ざっくりまとめると、自分の人生は自分のもので、他人が消費・浪費するためのものではない。

けど、自分が人生をかけて取り組むものって何なんや?

じゃあ探してみよう。

というもの。

・人に自分が何してるときが楽しそうか聞いて回る
・強みを活かすことができるものは何か考えてみる
・なんかそれっぽい本を読んでみる

とかいろいろ。

でも影響がめちゃくちゃ大きかったのはこの本だった気がします。

無理に努力して身につけたものの方が愛着もわくし、何か結果が出るような気がする。

けど、没頭できるもんに時間割いた方が結果出るんでないの?

考えあぐねた結果たどり着いた結論でした。

そんなときに出会ったのがTech Garden Schoolです。

https://www.facebook.com/club86Startup?ref=ts&fref=ts

続きは次の後編にて!