技術書典9の『Google Cloud Platformで学ぶTerraform 〜基礎編〜』の振り返り #技術書典

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技術書典応援祭に関わられたすべてのみなさんお疲れ様でした。


オンライン開催にもかかわらず、お祭感があって執筆後も楽しめました。でもやっぱり、またいつか物理会場で「当日」を迎えたいなぁ。

つぎの出展に備えて振り返りたいと思います。

出展した本の内容についてはこちらにまとめています。

技術書典9で新刊『Google Cloud Platformで学ぶTerraform 〜基礎編〜』を含む5冊+αを出展します #技術書典

技術書典オンラインマーケットでも、BOOTHでも引き続き販売中です!

手にとってくださった方は、こちらのページで変更内容をお知らせしていくのでぜひ見てみてください。

『Google Cloud Platformで学ぶTerraform 〜基礎編〜』

『Google Cloud Platformで学ぶTerraform 〜基礎編〜』の正誤表と増補改訂情報 #技術書典

『KnativeとIngress Gateway』

『KnativeとIngress Gateway 〜Ambassador、Contour、Gloo、Kourier、Istioの比較〜』の正誤表と増補改訂情報 #技術書典

『Knativeソースコードリーディング入門』

『Knativeソースコードリーディング入門 〜Knativeで学ぶKubernetesのカスタムリソースとカスタムコントローラー〜』の正誤表と増補改訂情報 #技術書典

『Knativeの歩き方』

『Knativeの歩き方 〜KubernetesからServerlessを訪ねて〜』の正誤表と増補改訂情報 #技術書典

『Goで学ぶAWS Lambda』

『Goで学ぶAWS Lambda』の正誤表と増補改訂情報 #技術書典

振り返り

Good

テーマ設定

現在のプラットフォーム開発の仕事に直結し、確実に読者がいるテーマを設定できたと思います。

すべてはこのツイートから始まりました。

あったら欲しい、けどない。というわけで、ないものは書けばいいですね。

自分が欲しいし、あまり売れなくても社内には確実に読者になる人がたくさんいる。モチベーションが保てました。

執筆のモデル化

執筆のプロセスをだいぶ見直しました。

  • ざっと本と公式ドキュメントを読んで大まかな見取り図(荒い目次のようなもの)を作る
  • 項目ごとにGitHubでissueを作り、GitHubのprojectにする
  • 項目ごとに情報収集・検証する
  • ある程度集まったら目次を作る
  • 「こうすればTerraformを理解できる」を言語化する(今回の本でいう1章)
  • 頭に入っている内容と目次で、前書き(本を書く動機とできるようになってほしいこと)と各章400字くらいずつで全体をざっと書く
  • 1章ずつ書いていく
  • 推敲

本を通じて伝えたい内容(モデル)の仮説を立てて、いったんざっと全体を書いてしまうのを大事にしました。

そこから各章・各項目を検討しながら書き進め、モデルをアップデートしていきます。

全体を書き終えたら、章立て全体がモデルを読者に伝えるのに適切な構成になっているのかを見直します。章の順序を入れ替えたり、不要な情報をコラムとして切り出したりします。

今後も詳しくなりたい技術分野は出続けるでしょう。その過程で本も書くと思います。技術を身につけるための型を身につけ、改善していくのは不可欠です。

つぎの本に大きな影響を受けました。読み直すたびに理解したり実感したりするための経験値は増えているので、毎回違った見え方がします。

エンジニアの知的生産術 ―効率的に学び、整理し、アウトプットする

知的戦闘力を高める 独学の技法

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

入門編と実践編

今回は「入門編」として出しました。次回の技術書典10で実践編を出します。

元々は1冊の本として出す予定でした。もうちょっと頑張ったら書き切れたかもしれません。しかし、技術書典開始ギリギリまで書いた結果初版のクオリティが低くなった前著の反省を踏まえ、立ち止まることにしました。

期限が決まっている中で、時間を闇雲に投下してなんとか間に合わせるやり方は極力避けたいです。質は下げたくありません。スコープを調整するというのを覚えました。

ゆとり

最終的には、今までで一番気持ちに余裕がありました。追い込みの3週間くらいは自粛したものの、それまではゼルダもしてました。

追い込みのタイミングで作りたいサービスができ、原稿の合間に開発もしました。

締め切りのあるものでも、OKRに詰め込み過ぎず、自分を許してこれくらいの気持ちの余裕は持ち続けたいです。

総じて新しくChallengeすることは増やさずに、Goodで触れたモデル化に継続して取り組もうと思います。

妻の本のレビュー

妻も前回の技術書典で書いた本の改訂版を出しました。

JavaScriptとSEO(PDF、ePubセット) #技術書典

前回の反省に「妻の作品のサポート」を挙げたので、今回はレビューする時間を設けました。

Challenge

時間配分

技術書典は7月にあるものとして4〜6月のOKRを組み立てていました。結果的に9月になったものの、7月にあったら新刊アウトでした。

4〜6月のOKRはこれ。

2020年1〜3月ふりかえり 〜HCLエンジニアとしても闘争〜

6月時点でGCPもTerraformもどっちつかずだったので、7月に技術書典がないのがわかったタイミングでGCPのキャッチアップに専念することにしました。GCPを学ばずして、GCPで学ぶTerraform本の見通しが全然立てられなかったためです。

8〜9月を余裕をもって過ごしたようで、実は仕掛りのOKRがスライドして達成できたことが減っただけという見方もできます。

ただ、わからないものはわかりません。自分をさらに律する施策を考えるのでなく、OKRは詰め込みすぎないように〜くらいにしておこうと思います。

紙本

今回も前回も紙本を準備していません。印刷費用がかからない分利益は増えるし、在庫を抱える心配もありません。

特に要望もないものの、次回はTerraform本の基礎編と実践編を合わせた紙本の印刷も検討しようと思います。

僕自身が基本的に紙本を買わないので、物理会場で開催されるまではあまり乗り気にならないかもしれません。

次回作について

技術書典10では、予告通り『Google Cloud Platformで学ぶTerraform』の実践編を書きます。

基礎編では個々のリソースの書き方やステート管理、モジュールの基礎について書きました。実践編では、複数のリソースからなる典型的なGCPのアーキテクチャやモジュールをいかにTerraform化するかについて書きます。

ロードバランサーとインスタンスグループ、GKE、プロジェクトのテンプレート、ログ管理などが題材です。ログ管理やその活用は、Professional Data Engineerの内容を理解した上で取り組むのがよいかなぁと思っています。

さらに、そうして出来上がったものをいかに継続的に変更していくかについても触れます。

CI/CD、リント、テスト、サービスアカウント管理などが題材です。

もし技術書典9でTerraform本を書き終えていたら、Cloud Runのユースケース集的な本を書こうと思っていました。これはサーバーレスなカンファレンスがあれば、そこにワークショップのプロポーザルを出したり、それが実現しなくてもZennでチュートリアルを出したりできないか検討してみます。技術書典11の時点では何に関心があるか読めません。

数字の整理

売上

技術書典オンラインマーケット

9/12〜9/30分

  • Google Cloud Platformで学ぶTerraform 〜基礎編〜: 70冊
  • JavaScriptとSEO: 16冊
  • KnativeとIngress Gateway 第2版: 4冊
  • Knativeソースコードリーディング入門: 2冊
  • Knativeの歩き方 第2版: 2冊
  • Goで学ぶAWS Lambda 第2版: 5冊

500円 × 16冊 + 1000円 × 83冊 = 91000円

BOOTH

9/5〜9/30分

  • Google Cloud Platformで学ぶTerraform 〜基礎編〜: 37冊
  • JavaScriptとSEO: 0冊
  • KnativeとIngress Gateway 第2版: 5冊
  • Knativeソースコードリーディング入門: 1冊
  • Knativeの歩き方 第2版: 2冊
  • Goで学ぶAWS Lambda 第2版: 4冊

1000円 × 49冊 = 49,000円

原価

  • 技術書典参加費: なし
  • BOOTH手数料: 3,734円
  • 受験したり、本買ったりした気がします

過去分

フライングしてこれを購入しました!ありがとうございます!!

あとは実践編で前提となるProfessional Data Engineerの受験費用と、『Official Google Cloud Certified Professional Data Engineer Study Guide』の購入費用に充てようと思います。

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