四半期めどに振り返ろうと思います。
次の四半期のアクションや意識することが出てくるのが理想ですが、最低限年末にこの1年何やってたか思い出すための記録ができてればOKとします。
サマリ
- 技術書典5とServerlessconf Tokyo 2018がんばろうな
- 振り返り観点に「失敗」足そうな
- 「ひとまとまりのソースコード公開: 1リポジトリ/月」この調子で続けていこうな
習慣
今年の目標
年初に立てる目標は定量的に白黒はっきりするアクションにしました。
特定の技術領域に詳しくなる、的なテーマはその時その時で変わるので、アクションの方向付けくらいに考えています。
- 本(執筆): 2冊/年
- 登壇: 6回/年
- OSS: 1PR/月
- ひとまとまりのソースコード公開: 1リポジトリ/月
- 技術記事: 2記事/月
- 技術書: 30分/日
- その他本: 30分/日
- カラオケ: 2回/月
- 歌練習: 1回/週
- 品川健康センター: 2回/月
- 走る: 1回/週
この中で歌系はやめることにしました。
進捗
本(執筆): 2冊/年
1冊は自分の担当部分終えて待ちです。もう1冊は10月の技術書典5で書くことにしました。
技術書典5にサークル「カエルと空」として参加申込をしました! | 技術書典 https://t.co/yY8Lin8EFb
— かえる氏の闘争 (@toshi0607) 2018年7月1日
当落発表は8/1ですが、AWS LambdaとGo言語、サーバーレスアーキテクチャ関連で書きたいことがあるので、仮に落選してもnoteなどで販売する予定です。
当選してもnoteでも販売すればいいですね。
この辺り詳しい方にレビューお願いするかもしれないのでよろしくお願いします。
登壇: 6回/年
3回終わりました。
今年もServerlessconf Tokyo 2018の季節がやってくるので、そこで技術書典5のテーマ関連でお話できたらなぁと思っています。
LT想定ですが、7月でいい感じに進んだらCFP出すのもありではと思ってきました。
サーバーレスアーキテクチャの認証認可のお話。
OSS: 1PR/月
- syndbg/goenv: add 1.10.3 and 1.9.7
- MicrosoftDocs/azure-docs.ja-jp: extra brace
- MicrosoftDocs/azure-docs.ja-jp: fix indent in the sample code
ドキュメントや設定ファイルでわーわー言いたくないですが、設定ファイル1つ足すのも普段使ってるOSSがどういう仕組みで動いてるのか勉強になってよかったです。
その仕組みに思うところがあると、自分が何か書くときのインプットになったりするので続けていきたいです。
ひとまとまりのソースコード公開: 1リポジトリ/月
- toshi0607/StampCard
- Xamarin.FormsとDurable Functionsでつくるサーバーレスな承認フローを経由するスタンプカードアプリです。
- Global Azure Bootcamp 2018のときに作ったやつ。
- toshi0607/gig
- generate (or output) .gitignore using github/gitignore
- Gopher道場期間に作ったコマンド
- toshi0607/release-tweeter
- API to tweet the latest release tag version using AWS Lambda(Golang) & API Gateway
- Gopher道場期間に作ったAPI
- toshi0607/bookInfoSpreader
- get book info by ISBN on Google Sheets
- 会社の書籍管理用。Google Apps Script初めて書きました
- toshi0607/kakuyasuuu
- WIP
- Goでクローラー書いてます
習慣の中で一番重視したいのはこれなので、この3ヶ月の仕事以外の進捗としては悪くないなぁと思っています。
それぞれそんなに大きくないけれど、挑戦したいことや検証したいこと、反省して改善したことが詰まっていてどれも思い入れがあります。
技術記事: 2記事/月
- macでバージョンを指定してyarnをインストールする
- Microsoft.Azure.Mobile.Clientをnugetで追加してビルドするとき、Xamarin.Android.Support.CustomTabs関連で怒られるときは
- C♯のjson文字列の中で式展開したいとき
- 会社のQiita::Teamで技術系の記事5本
- Gopher道場♯1でメルペイさんにお世話になりました #gopherdojo
- Global Azure Bootcamp 2018@Tokyoで「Durable Functionsで作るモバイルアプリのサーバーレスなバックエンド for 承認フロー」を話してきました #globalazure #jazug
下の2つの記事はこのブログの記事で、ブログではそんなに技術的な話をするつもりなないけどまぁアウトプットはしてるし、特定の技術にも触れてるしよしとします。
Goで書いたコマンド関連でmediumに英語記事投稿しようと思いつつ、そのコマンド完成してなくて書いてもないです。
技術書典の準備の次くらいの優先度でやっていこうかなぁと思います。
- gig: もう1つオプション足せたら。単に実装すれば終わりという感じでもなくて、pecoと一緒にいい感じに使える実装考えるのが難しくて放置気味
- release-tweeter: 機能的には完成してるけどGitHubのタグのとり方微妙なのと、AWS Serverless Application Repositoryにのっけたい
技術書: 30分/日
けっこう続いてますね。
4〜6月に読んだ本の整理
読んだ
テストの書き方から変わったし、よい設計したいと思う気持ちと実務の最高の架け橋でした。
この本にも書いている設計の考え方を元にたくさん(考えながら)コードを書いて、実際それがよいコードかフィードバックを受けてよくしていくしかないので人生はじまたという感じです。
大好物でした。サーバーレスアーキテクチャの認証認可を学びたいというのがモチベーションの1つだったのですが、認証認可だけで1章割いているのと、その前の章で章でIAMユーザーとロールについて丁寧に説明されているのが好感度高かったです。
あと、AWSを中心に説明しつつもAuth0やFirebaseなどのFunctional SaaSなどを取り入れていたのが印象的でした。
全体を通してYouTubeのような動画シェアサイトを作る流れになっていてUIも作るんですが、自分がいざ何か作るときにはその部分を今風に作るのが一番苦労しそうな気がしました。
たくさんユースケースのっててかつ関連サービスの設定方法もしっかり説明されてるのでさっとパターンを学びたいときによいと思います。
読んでる
もともと毎朝読んでたのですが、最近は自分のプロダクトのコードなり、会社のサポートツールなり書いてるのでおやすみ気味。
Gopher道場期間中になんとなく手に取ったのがきっかけでした。
Goの標準パッケージの読みやすさからちょっとずつレイヤー低めのところまで読んでみる習慣ができつつあったのですが、この本を読むと個々の処理同士の繋がりが見えやすくなってきた感があります。
例えば、TCPやソケットを意識して書かれたサーバーとクライアントではこれまで個人的にあまりメソッド名としてしっくりきていなかったListenだったり、Acceptだったりの意味合いが把握できるようになってきました。
情報処理の試験でなんとなく聞いたことがあった言葉と実装が繋がり始めた感覚です。
尊い本なので引き続き読んでいきます。
その他本: 30分/日
読んだ
この本を読んだ2〜3日後に爆誕したのがtoshi0607/gigですw
基本的にうだうだ言ってないでとっととやれ、しか書いてないので、うだうだ言ってないでとっととやる気持ちになれます。
前職で営業してモヤモヤしてるときにもゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していくを読んで影響を受けた記憶があります。
何を書いてあったかは何も覚えてないですがたぶんどっかに書き残してるはず…
20代でもっとも影響を受けた本の1つになりました。
他者からの注目と言う貨幣換算が難しい価値を好きなタイミングで人脈、金、情報という別の価値に転換できる。ネットの普及で自分の価値をどんな方法で保存しておくか選べるようになってきた
昨今、これまでのお金による価値把握(交換・保存・尺度)も変わりつつあります。
その流れの中でお金の流れはどうあるべきかだったり、それをどう活用するかだったり、自分はどう関わっていくべきかだったり考えるのはとても楽しかったです。
この話は近々改めて記事を書く予定です。
なんでだと思います?漫画要素はタイトルの字面ほど強くないですが面白そうと思って読んでみたら面白かったです。
ただ、人間認知によって商品そのものの価値と関係ないところに左右されるのは事実なんだとしても、本質的に価値あるものを作って届けたいなぁと強く思いました。
ザ・ゴール コミック版を読んで以来、有名な(できれば再現性のある理論に基づいた)本から自分の行動を変える程度の影響を受けるのに別に文字の羅列はいらないし、たかだか1つ実行に移せればラッキーと思うようになりマンガでわかる系の本も読むようになりました。
が、この本を読んでピンときたことは特になかったです。
飯要素強いときの方が好きでしたね。けどきっと新巻出たらまた買うんだと思います。
読んでる
どういうきっかけかまったく覚えてないのですが、功利主義に影響を受けた時期があり久々にJ.S.ミル氏読もうと思って読んでます。
高校のとき隔週の学年新聞にずっと(受験勉強中も…!)連載していてその中で自由私論()とかいう記事を書いたことがあったりしたので、今書いたら何書くんだろうとか考えるのも楽しいです。
世界史の勉強するとき、テーマ史の話の流れ追うのすごい楽しかったものの覚えられなくて論述爆死した記憶しかないですが、今特に興味ある分野を読んでみるとどうなるんだろうと思って読んでみたらしんどい。
一定の時期・地域の流れを追ったあとに同一時期・別地域の流れを追うというのが全然できない。
覚える必要あるのかと言われたらそんなことはないですが、覚えてるからこそ脳みその中で浮き彫りにできることもある気がしているし、覚えるほど反復するからこそ何か気づいたのかもしれないし、その辺の向き合いかたは未だにようわからんです。
仕事ではそんなことも言ってられないので、一度に扱うこと絞るなり分担するなり生き方を模索しています。
カラオケ: 2回/月
声が出なくなったのでやめました。
歌練習: 1回/週
声が出なくなったのでやめました。
品川健康センター: 2回/月
週1で通う習慣ができました。プロテインもはじめました。
走る: 1回/週
品川健康センターで走るのでこれも続けられてますね。
テーマ
特定の技術領域に詳しくなる、的なテーマはその時その時で変わるので、アクションの方向付けくらいに考えています。
とは書いたものの、明らかにサーバーレスアーキテクチャとGo言語に振ってる感がありますね。
ただ、それらの技術自体というよりもそれらを通じてよい設計を考えるだったり、もうちょっとレイヤーを掘り下げて実装したいだったりが主要な感心です。
最近はSQSがLambdaのイベントソースに指定できるようになったのにテンションが上がりました。
AWS Lambda Adds Amazon Simple Queue Service to Supported Event Sources
発表当日に早速aws/aws-lambda-goなりaws/aws-lambda-dotnetにPR出すかと思ったところアナウンス前後にはもう対応されていました。
イベントソースから送られてくるjsonをパースするための構造体なりクラスなりは比較的にPRが送りやすい一方で、公式ページに掲載されているjsonサンプルでは必ずと言っていいほどサンプルでは網羅できずパースこける的なissueが上がっている部分でもありました。
PRの機会が減るのは残念ですが、今回みたいな誰もが待ってました!みたいなものに関しては中の人が足してくれるのがよいなぁと思った次第です。
「よい設計をしたい」と思ったときに、クラス設計に止まることはないと思いますし、サーバーレスアーキテクチャとしてサービスを切り出すタイミングで担うべき責務を考えざるを得ません。
サーバーレスアーキテクチャを考える中でLambdaのようなFaaSだけではなく、その文脈の外でよく使うPaaSに触れることで日常業務にもよい影響があります。
今は一エンジニアとしての関心と、趣味(純粋にサーバーレスアーキテクチャなりGo言語なりは触れていて楽しい)と、業務的関心の交点にいる感んじがしてとても楽しいです。
まとめ
振り返り記事を書いてよかったかどうかと言うと、よかったかなぁと思います。
技術書典申し込もうと思いつつ申し込んでなくて、技術書典に触れる部分を書きながらサークル申し込みしました。
本とかも読み終わって全部の本で反芻してるわけではない(お金2.0はけっこうハイライトした部分読み直した)ので、その本の位置づけなり、次どうしたいと思ったのかなり考える時間をちょっととるだけでも、読書に費やした自分の時間の自分にとっての価値は上がるように感じました。
習慣の枠には書いてないですが、同僚とランチしたときに「最近ちゃんと失敗してる?」的な話題が上がって大事な振り返り観点な気がしました。
誰も失敗したくて失敗するわけではないし、当然失敗すること自体に目標を置くことはないです。(得られるものが増えるわけでもないのに)敢えて失敗する手法を選択することもないです。
万全の体制で臨んでも失敗するような、それまでの自分の枠を超えた不確実なイベントに向き合っているか?そこから次の一歩のために何をしたのか?という観点は選択や振り返りを行う上で大事っぽいということです。
記憶に残ってる範囲ではあるけど書けないので次に活かします。
この3ヶ月はお金2.0とGopher道場に受けた影響がとても大きかったように思います。
Gopher道場期間の振り返りはこちら
そんなこんなで6月にとうとう30才になり、いろいろと環境が変化していきそうです。
そっと例のリストを置いてみます。