明けましておめでとうございます。
2016年は前半はブログを振り返る範囲では仕事面ではパッとしない感じでしたが、後半は色々な経験ができ、掲げた目標もそれなりに達成できて盛り返した感じでした。
プライベートは文句なしです。
2016年を振り返り、2017年に向けて色々と考えようと思います。
2016年仕事面
今年何を目指すかみたいなところは元々
- Windowsプロジェクトを体制として確立する
- JavaScriptと真剣に向き合う(「ニャンちゅう圧倒的にこれできないからこのプロジェクトはなしかなぁ」をなくす)
- android触る
- API!
をがんばる年にしたかったみたいです。
が、6月時点ではもっと目の前の技術に向き合わないと何も成果出せないと打ちひしがれてたみたいですね。
というわけで、この半年間はC#でWindowsのクライアントアプリを書くことと、アプリをちゃんと使ってもらうためにフロント(Backbone.js + CoffeeScript + CSSな部分。まだまだ残ってるので…)を変えていくことに集中していました。
結果、担当してる部分で対応範囲、品質、利用状況どれもだいぶよくすることができ、半年前には想像できなかったくらい良い気分で今年を終えることができそうです。
ざっくりとした内容は年末のfreee Engineers Advent Calendar 2016に書きました。
技術的マイノリティプロジェクトで幸せに過ごすための5つの方法
まとめると、社内的にマイノリティな言語を使ってるプロジェクトにいても、
- 少し抽象化すれば他の言語、プラットフォーム、プロジェクトで活かすことができる技術や手法はたくさん学べる
- どんな技術を使うか以前に、問題を正しく把握し、解決できているかどうかに集中すると幸せになれそう
というお話です。
特に印象深かったのは次のようなことです。
情報を得るために情報を発信する
今年は敢えてブログではなくてQiitaで技術記事を書きました。C#のことを基礎から学ぶにあたっても、知らないからこそ調べて記事にして発信することでフィードバックはもらえるし、調べて詳しくなるしでいいことしかなかったです。
去年の2記事に対して19記事。書く抵抗もだいぶなくなってきました。
ユーザさんが抱える問題の解決にフォーカスする
いわゆる「プロダクトマネジメント」の本を読む機会があってめちゃくちゃ影響されました。
特にこの本は学ぶものが多かったです。
ユーザさんがあれほしい!これほしい!って言ったからあれやこれを作るのではなく、あれやこれの背景にある課題は何かをとことん考え、それを解決するものを作る。
会社でもよく言われます。
意識しても簡単にできるものではないので、こういうのを意識してうまく作られたプロダクトをたくさん触ってみたり、課題をあぶり出すためのよいフレームワークを勉強してみたり追っていこうと思います。
フロントエンドとの闘争
少しずつ勉強してきたフロントエンド(Javascript)もやっと触る機会がありました。
仕事ではBackbone.js + CoffeescriptとCSSにほんの少し触れ、プライベートではReactの勉強が進みました。
本体ももちろんなのですが、トランスパイルの仕組みが整理できてないので今年はもう少しプライベートプロジェクトで進められたらと思います。
KPIのトラッキング
ユーザさんに価値が届いているかどうか、そのための施策が有効か、それらを可視化し追い続けることの重要性をひしひしと感じました。
基盤作りからクエリまで、ほぼ何もできないので今年は勉強しないと…
というような感じでした。総括すると、特に10〜12月のプロジェクトは自分がエンジニアになるときになりたいエンジニア像として掲げた
「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」
を体現したようなものだったのでとても有意義でした。
そして目指したい姿と、それに必要なスキルがもう少し具体的になったような気がします。それを踏まえて2017年仕事面でこんな風に過ごしたい!を考えようと思います。
2017年仕事面
「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」というのも2年経って少し変わってきた気がします。
サービスが立つべきはやっぱりユーザが抱える問題を解決できてるかどうかで、そのためにはどんな技術も頑張って身につけたいと思うようになりました。
また、特に解決したい、マジで価値あると思うのは「リスクをとって挑戦する人」が抱える問題です。
なので、目指したいのは
「リスクをとって挑戦する人が抱える問題を解決することができるサービスを作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」
です。
そのために必要な技術は意識的にキャッチアップしたいです。
特にデータを扱う領域で不足しているスキルは今年重点的に習得したいです。
整理すると次のようになります。
データを扱う領域
プログラミングなんだからそりゃなんでもデータは扱うだろう…という感じですが、具体的には
- クエリ、データベース: 自分で早くKPIを追えるように、それが動く土台も詳しく
- 機械学習: 経営者が一歩先に進むための判断をサポートするという文脈かついいタイミングなので追いたいです
基礎力向上
データ扱う領域はもちろん、エンジニアとしての身につけておきたい部分は引き続き。
- 設計: 打ち手を増やして、サービスを作る、変える、大きくするを継続的によくするために。汎用的なデザインパターンとクライアントサイドの定石をまず身につけます。まだまだベストプラクティスを追うフェーズでよいと思っています。
- フロントエンド: ユーザさんが直接的に触る部分をよくするための技術、問題解決できるサービスであることを伝えるための手段として。サービスで使われてるメインの技術をまずは追えるように…C#(WPF)的な文脈ではもうちょいxamlちゃんと理解しようと思います。
- linux: もうちょっとコマンド自由に使えるように…去年はLinux標準教科書を環境作って追ってみたら多少ましになったので、その復習プラスサーバの負荷状況調べれるようになりたいです。
その他
日常的な作業を効率化したり理解深化したりとか興味本位だったりとかです。
- git: 最低限もわかってない感があるので、本一通り見るのは最低限やります…
- Xamarin: C#のコードが自分のスマホで動くのは純粋に楽しそう
- エディタ: RubymineとVisual Studioもうちょい使いこなそう…
という感じで頑張っていこうと思います。求められる役割は四半期ごとかそれより細かい単位で変わるとは思いますが、ユーザさんの抱える問題が解決できるか?を常に考え開発していきます。
2016年音楽面
去年の目標は
- 元気ハツラツ90年代をたくさん歌うこと
- 久石譲さんの曲をピアノで1曲ちゃんと弾けるようになること
- 心の底から歌い、届けること
だそうです!ピアノは皆無…好きで聴いてそれだけで満足していました。
ただ、今年も歌を歌う上の課題には1つずつ向き合い、潰していけたと思います。
1つ治ればまた1つ…みたいな感じで際限なかったですね。
相当な期間昼休み返上で練習すれば何とかなる部分もあればそうでない部分も…
まだまだ現役でがんばります。
2017年音楽面
個人として引き続き課題をつぶしていくこと、際限ない課題に向き合うことを諦めずに続けること。
これに尽きます。
あと会社で作った軽音部、人も増えてきたのでできる限りみんな楽しめるように頑張りたいです(あいまい)。
2016年家庭面・精神面
家庭面というセクションができる大きな変化の年でした。
というわけで一昨年末に出会ったエンジニアと6月に結婚しました。
あと昨年のテーマであった「許す(問題にもっとフォーカスして解決できる人になる!)」はできませんでした。
原因は何かは『反応しない練習』という本を読んだらうんうんという感じだったので、そもそも「許さないといけない状況を生んだ自分の精神の未熟さ」を見つめる1年でした。
人に期待してためていらいらいしないように、今年は最初からぶつかろうと思います。
2017年家庭面・精神面
今年は海外旅行行きたい!
後結婚式なんらかの形でできると嬉しいです。
あと、すごい幸せなのでそれを当たり前と思わず幸せを維持できるように月々の生活を振り返ったり、仕組み化できる部分は仕組み化したりいい感じにやっていきたいと思っています。
そして「心身共に健康な状態を保つ」がテーマです。
具体的には睡眠を科学する、です。
今年もよろしくお願いします!!