明けましておめでとうございます。
freeeに転職して( = エンジニアとして働き始めて)3年が経ちました。
2017年はいろいろはじまたいい年だったなぁと思っています。
2018年を強く生きるために2017年を振り返ったり、今年やりたいことを書いたりします。
2017年
仕事面
年初の時点ではこんな感じであれやりたいこれやりたいみたいなことを言ってたみたいです。
- クエリ、データベース: 自分で早くKPIを追えるように、それが動く土台も詳しく
- 機械学習: 経営者が一歩先に進むための判断をサポートするという文脈かついいタイミングなので追いたいです
- 設計: 打ち手を増やして、サービスを作る、変える、大きくするを継続的によくするために。汎用的なデザインパターンとクライアントサイドの定石をまず身につけます。まだまだベストプラクティスを追うフェーズでよいと思っています。
- フロントエンド: ユーザさんが直接的に触る部分をよくするための技術、問題解決できるサービスであることを伝えるための手段として。サービスで使われてるメインの技術をまずは追えるように…C#(WPF)的な文脈ではもうちょいxamlちゃんと理解しようと思います。
- linux: もうちょっとコマンド自由に使えるように…去年はLinux標準教科書を環境作って追ってみたら多少ましになったので、その復習プラスサーバの負荷状況調べれるようになりたいです。
- git: 最低限もわかってない感があるので、本一通り見るのは最低限やります…
- Xamarin: C#のコードが自分のスマホで動くのは純粋に楽しそう
- エディタ: RubymineとVisual Studioもうちょい使いこなそう…
実際書いた通りにやったこともあります。
機械学習も3月頃まで毎週勉強に参加しつつCourseraやったり、最終的にはAzure MLを使って社内勉強会でハンズオンをやったりしたのは楽しかったです。
でも、とあるランチがきっかけでもっと目の前の問題に向き合おうと思いました。(毎年言ってる気もする)
Tokyo Jazug Nightで「Azure FunctionsとAWS Lambdaの開発フローの違い」を話してきました。初めての登壇とその理由 #jazug
「自分が困った問題の原因を考え抜く、調べきる」
どういうテーマ・技術分野をするにしても、それによって解決したい問題がある状況の方が身になると。
一方で、本を読んだりする中で何かを学ぶときのスコープ(範囲、期間)の定め方が曖昧過ぎたのかなとも思いました。
今年最も影響を受けた本の1冊でもあるSOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアルでも「学ぶことを学ぼう」という部(9章分)が確保されているほど大事なテーマです。
今年は初めてLTや長めのセッションにも登壇しましたが、学習の習慣作りとして重要な役割を果たしてくれました。
登壇の申し込みをする時点では何もテーマがないんですが、そこからそのときそのときの関心事を考えて、そこまで余裕のない期限に焦りつつ勉強し、なんとか資料にしていきます。
もちろん自分に確実に技術が身についていなくても喋れるのは喋れるし、妥協もいっぱいします。
それでも短期間で一定の形にして人前に晒すのを繰り返すことは意味があると思うので続けます。
登壇は最初は自分で申し込んだものの、.NET ConfやJXUG福岡での登壇はお声がけいただいたものでした。
きっと5分のLTの経験、しかも3回しかなかった自分が45分のセッション(.NET Conf)や東京から離れた土地での勉強会(JXUG福岡)に自分から踏み込む勇気はなかったはずですw
幸運にも機会が機会を読んでくれました。
会社では窓際(物理)でだいたいひきこもっている一方で、コミュニティや他社の方との絡みが広がっていったのもとても嬉しかったです。今年もかまってください。
一方登壇系は自分のやり方ではテーマがバラバラになったり、腰を据えて勉強するのが難しい短期決戦なのでもう少し長いスパンで取り組みたいと思うこともけっこう初期からありました。
そこで取り組んだ技術書典での同人誌の執筆やQiitaでのアドベントカレンダー記事、特定リポジトリ(OSS)へのコミットなど継続的にやっていきたいことです。
結果的にMicrosoft MVPも受賞できましたが、受賞自体よりも受賞することで得られる機会を大事にしていきたいと強く思っています。
つまるところ、勉強しないといけないテーマ(技術領域)は年初に「これがやりたい」と思う以上にそのときそのときで変わります。
業務で Xamarin(今後公式にお知らせしますが、Xamarin.Macを使ったMacアプリは無事リリースしました🎉🎉🎉)やることになるとは微塵も思っていませんでした。
そのため、目の前の課題にしっかり向き合い、その向き合い方をより真摯で本質的にするための姿勢・習慣作りを明確にしておくことが大事そうということです。
ある程度「こういう領域やってみたい!」もないといざというときに「え、自分って何やりたいん…?」って困るんですけどね…
そういうわけで2018年の目標はより習慣的なところに重きを置きたいと思います。
音楽面
歌については去年の6月を最後に歌って気持ちいいなぁと思えない状況がひたすら続いています。
各フレーズの1言目が音にならなかったり、息が続かず異様にお腹に力が入ったりただただ苦しいです。(語気弱め)
苦手でできないことばっかりやっているので、ランチカラオケ復活してゆるゆるする時間でも作ろうと思います。
一方聴く面では7月にいった福岡でのミスチルライブが空前絶後のクオリティでした。
中3ではまりバンドをやり始めたきっかけにもなったミスチル、2009年にSUPERMARKET FANTASYのドームツアーで本物を見てからずっと追いかけていますがこの回ほど完璧と思ったことはあいませんでした。
各曲最高のシーンを集めた映画のようで、ある意味では臨場感を失っていました。
今年は早速主題歌も決まってるので楽しみですね!
Mr.Children新曲「here comes my love」、フジ系木曜劇場『隣の家族は青く見える』主題歌に決定!https://t.co/9V8e8znMcG#mrchildren #fujitv #フジテレビ pic.twitter.com/LD4uYsTxAy
— Mr.Children (@mrchildren_jp) 2017年12月20日
家庭面
嫁氏最高本当にありがとうに尽きます。
行きたかった海外旅行(マレーシア・マラッカ)には行けたものの、新婚旅行だったり、結婚式的なものだったり大事なイベントがまだだったりするので、日付決めます。
あと、結婚したら自分の両親とお嫁さんと沖縄に行く!!!って何年か前にしていた約束も果たせたのはよかったです。
今度は2人で離島行きたい。
精神面
年初に掲げていた睡眠の質向上は継続的に取り組み、眠いと感じる日は1年でほぼなかったです。
このスリープ・レボリューションという本で文字通りスリープをレボリューションしました。
あと、精神は半信半疑で読んだマインドフルネス系の本(世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる)が刺さりました。
イライラと向き合うにあたり、宗教的なアプローチ(反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」とか)や名言的アプローチ(デール・カーネギーの悩まずに進め ──新たな人生を始める方法)もそれぞれわかる、せやかて工藤みたいなノリでなかなか定着しませんでした。
でもこの本は単にイライラしない以上に自分のパフォーマンスに直結するのと、よりハードワークな状況を迎えるにあたっての「心身を休める技法」の必要性に迫られている状況がある中取り組みの裏付けもしっかりしているようで比較的定着しそうです。
2018年
仕事面
新チーム
年初からこの1年親しんできた技術とはけっこう別の技術スタックを扱うチームでがんばることになりました。
技術面では、C#や.NETに触れる中で言語の周辺を支えるツールやライブラリの中身まで追うようになってきました。
その向き合い方を忘れずにまずはキャッチアップしてやり切れることを増やしたいなぁと思います。
副業/複業
あと大きいのは副業/複業を始めることです。
またしてもSOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアルの影響ですが、自分が個人で仕事受けるとしたら何だろう?と、そういうテーマの章を読んでこのブログのAbout Meページで求職を書いてみました。
そしたら
「こういうことできるので仕事ください!」
と出せることの幅や深さに問題意識を持たざるを得ませんでしたw
そして実際に書いた内容で求職(副業/複業)し始めました。
意図としては、
- 自分ができるようになってきたと思うことは社外でも(ある程度客観的に)通用するのか挑戦したい
- ここに書くことをテーマに深めていけたら素敵。振り返りもしやすい。
- 「どこまで勉強するか」の1つの基準になる。「仕事を受けてやり切れるまで」
- 弊社サービス会計freeeで帳簿をつけ、Macアプリで電子申告する
- 特定の組織に依存せず生きる力を…
というところです。
週あたりの時間を決めてやって行く予定ですが正直やってみないとわからないのでこれを主軸にやってみてから考えます。
幸い開発と本を書くことについてはお声がけいただいています。※確定して始まっているわけではない
弊社のサービス開業freeeで必要な書類は揃えたので、1/4か5に税務署に提出してきます。
習慣
習慣としてはこういうのを目安に作っていきたいです。
絶対達成したいのとできたらやりたいのを敢えてふわっと…
機会があれば他をおいても挑戦します。優先度順。
- 本: 2冊/年
- 登壇: 6回/年
- OSS: 1PR/月
- ひとまとまりのソースコード公開: 1リポジトリ/月
- 技術記事: 2記事/月
- 技術書: 30分/日
- その他本: 30分/日
寄稿とかないかな?
テーマ
昨年はXamarin勉強した一方でサーバーレスな技術に触れてとても楽しかったです。
UIをHTMLやJS的なフロント以外(モバイル、Bot、Chat)におさまるというかフロント苦手意識が強い?
色々ためしてみたいことたくさんあるので、Trello(カンバン式タスク管理ツール)にチケット切って積み重ねていこうと思っています。
あとはこういう単位で自分で一通り使える状態のコード書いてGitHubにあげていきたいです。
https://github.com/toshi0607/ErrorNotificationLambda
「これできます」と言うためには、細々tips記事書くのを目標にしていたら到達しない(書くことは大事)だと思っていて、一通りサービスなりライブラリなり形にしていくのを増やしていかないとと思うこともあり上に載せたコードを書きました。
そして去年はAWS LambdaやAzure Functionに少し触れてとても楽しく、PaaSの幅広げたい(組み合わせて使いたい)のでAWSかAzureの認定資格とります。
音楽面
楽しいと思う気持ちを復活させる。
- カラオケ: 2回/月
- 歌練習: 1回/週
家庭面
家をきれいにw
いらないものを捨てて、書斎を復活w
ソファとか床とかでPC長時間いじるの辛い…
あと、
- 品川健康センター: 2回/月
- 走る: 1回/週
最近引きこもりすぎて走るのすらやってなかった。
健康診断評価のランクは変わってないけど、数値は悪くなっているw
そして現金以外の資産の比率高める。
精神面
平和な気持ちで過ごしていい1年にしような!