10月18日(日)
転職してから9ヶ月とちょっと。そして何より面接を受けて1年が経ちました。
Wantedlyで話を聞いてみたい!みたいなのを押したらどこよりも早く返事がきたfreee。
早速オフィスに言ってカジュアル(半)に話を聞き、面接を受けてみることに、みたいなやりとりしてたのがちょうど10月の半ばでした。
当時、こんなサービス作って〜みたいな感じで話していたサービス、今コード見てみたら何書いてるのかわからないというか何も書いてなくてよくこれでエンジニアなるって言ったな!笑みたいな気持ちになる。
けど当方はそれでいて楽しくてしかたがなくて、先方はよくわからんが目を輝かせて何か言ってる若者に何かしら可能性を見出したんやからもうええやろって思う。
職業としてのエンジニア
営業(というラベルのついた何かしらの仕事)をやりつつ、週末や平日仕事から帰ってからコードを書く。人と一緒にサービスを育てる。
限りある時間の中で精一杯やってきたものの、これから仕事でやるのとまた違うはず。
学生を終えて社会に出る直前に見た、ビジネスも作れてプログラムも書ける人への憧れ。
会社から提示された条件は何の心配もなかったと言えば嘘になるけど、それ以上に自分の憧れるエンジニアになれるのか、職業としてのエンジニアに違和感なく没頭し続けられるのか。
そっちの方が遥かに本質的な関心事項でした。
1年経って
実際どうやろう。
まず仕事を仕事と感じずにしている感があります。
もちろん、リリースの日はリリースの日だし、サービスを守り、未来を築いていく責務はあります。
駄菓子菓子、かつてプログラミングに感じていた、小さい頃1日無心で組み立てたレゴとか、発表会の前だけひらすら練習したピアノとか、そういう類の没頭感。
週末プログラマーのときに感じたものはそのままに、体力的に問題なければずっと触れていたい程度には好きみたいです。
よかったよかった。
憧れ
エンジニアであることに違和感ななくとも、憧れのエンジニアになれているか。
それは何重にもダメなところがあるなぁと思ってます。
「自分の手でサービス作れる人かっこいい!」という憧れは目指すには必要な要素が多すぎるし、具体的に考えてもないし。
「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」になりたい!!とか言ってエンジニアになったものの、それが測れる程度に考えてもない。
それゆえ漠然と成長足りてないなぁとか思うのはそれ自体ダメダメやなぁと思うものの、1年経ったらもう少し色々できるものと思ったのも事実です。
闘争
だからこそ目の前のお仕事しっかりやる!分野好き嫌いせず!というのは当然としてプラスで色々やってみたいと思いやってたりやってなかったりします。
メンテ系のタスクが重なると、コード自体は書くしプルリクもいっぱい出すしで仕事している気になります。
エラーでサービス受けられない人減らしていくのそれはそれで大事。
でもより大きな価値を届けたり、エンジニアとして成長するにはそれだけでは足りない…
そういうわけでいろいろと。
・他のチームのお仕事請け負う
メインのタスクには絶対支障出さない!絶対!絶対出さない!!という(個人的な)約束の下で1つのプロジェクト。
メインのタスクと近い分野でも、そこまでの設計にする必要なかったり、そもそもメインのタスクのアーキテクチャってなんでそうやってるんやっけ?みたいなことを調べたり、技術選定したりしながらほぼ一から構築。
コード書けばとりあえずは目の前の成果が出るという劇薬的な性格も相俟って、最初の方は土日も朝手つけ始めて気づいたら夜だったみたいな感じでした。
7月末に声をかけてもらって、「試しでやります!やりたいっす!」と言ったもののほんとにできるかわからず、無理なら外部に…みたいな状況だったので、なんとか形にできてよかった。
新しく立ち上がったプロジェクトがいい感じに進んでいくのは最高だし、日常のタスクにもいい影響があって、何というか
ほんとにやってよかったです。
・予約管理システム請負
社外案件ですが、できないかなぁ?みたいな話があり。上のとは若干毛色が違って、一から設計して業務システム作って運用まで持っていくみたいな機会なかなかなさそう!的なもの。何があっても本業優先という条件付きで受けようとしたものの、当面は無料のシステム使うことになりいったんペンディング。
作りたくなりがちではあるけれども、ユーザが気持ちよくサービス受けられて事業運営がうまくいくのが本旨。無料システムが思うようにいかなければ改めて一から構築する意義があるし、そもそもの業務フローってどうなんでしょ?って話もシステムありきでなくできると思うので見守ってます。
・新しいプロジェクト
これはメインのタスクですが、自身の経験の無い技術を使用しているかつ立ち上がりたてのプロジェクトを引き継いでサポート体制含め作っていくみたいなプロジェクトにアサインしてもらいました。
数字を見て改善しながらサービスを作り、変え、大きくしていくってまさに自分がやりたかったことで、経験豊富なエンジニアがたくさんいる中で携われるとは思ってませんでした。
だからこういう案件が並びでは、何としても新しいプロジェクトはやり切って成功させたいと思ってます。
成功させた日には少しだけ憧れのエンジニアに近づいてる気がします。
前回の記事の最後に触れた次の目標はまさにこれ。
は?みたいなこともなくはないし、触れたこと無い技術ではまったときの絶望感はすごいけど、求めた場所で理想的な挑戦ができて幸せやなぁと思います。
ひと息
同じように自身のアウトプットに不足を感じている人がいて、話していたら、
今週はここまでできたらOKとか決めて毎週振り返ったら少しでも進んでる感もあって健全!自分を認めるのも大事!
というすごく前向きな意見をもらいました。
素敵やと思います。
ただ、週次のまとめで、あれ?今週俺なんもやってない風?みたいにならない程度の客観性も確保してがんばりたい〜