1月31日(金)
EvernoteライクなWebサービス「まとまるくん(仮)」開発日記① エバーノートより使いやすいWebサービス作ったったwww
という記事でWebサービスリリース(というと語弊がある)の衝撃の周知から2日の月日が流れました。
正直この記事では、何がしたいサービスなのかわかりません。
当然、誰が使うものなのか、何で作ってるのか、ぶっちゃけ画面遷移すらもよくわかりません。
だからこれからちょっとずつそれを明らかにしていきます。
その過程でわかることですが、とりあえず一言。
今この記事を読んでいるあなたはほぼ確実にサービスのユーザとして想定してる人です。
さぁ一緒にこのサービスを育ててください!そしてより有意義に情報社会を勝ち進んでください!
●あるしがないサラリーマンの憂鬱
「さぁ!自社の競合サービスを調べて、サービス改善のための社内資料を作成するぞ!」
意気込みだけは一丁前の新入社員S君は勢いでネットに向かいます。
「そう言えば競合サービスのデータがあの記事に出てたような…あれ、どこのメディアやったっけ…?」
日頃から情報収集に熱心なS君。しかし、基本雑破で記憶力がよくないため、
記事の具体的な内容やどこに載っていたかわからない。
大事なことはいつも忘却の彼方にあります。
「あ、そう言えばEvernoteにURLはってた!間違いない!!確かITのタグ付けてた!」
覚えられないなら、覚えてもらえばいい!そして、検索してひっかければいい!!
そうやって日々Evernoteに情報を整理・蓄積。
大学のときよりは生きる術を身につけているようです。
「あれ…ITタグばっかりでわかんねぇ…あ!この記事かも!違うわ…」
そんなことを繰り返しはや3時間。収集すれど、整理すれどそれは思い込みに過ぎず、
何も身に付いていない…。
「あぁ…やっぱり俺ってダメやなぁ…。もうやだ!こんなのやだやだやだ!!!」
投下した時間に見合う成果が出せない。
やる気はあるのに形にならない。
そんな生活はもうまっぴら!あるしがないサラリーマンの挑戦が今始まる!!!
●情報の海に溺れずに泳いで行く
・問題と原因
上の思いが全てです。
突っ込み所、詰めるところは自分でもあるんですが、投下した時間に対する成果が出ない不甲斐なさ。
これを何とかしたいというのが核にあります。
中でも特に、情報収集(のようなもの)を熱心に行う割に、良いアウトプット(記事執筆、資料作成、効果的な判断)に結びついていないというのがあるような。
その原因は記事執筆、資料作成、判断自体にもあるでしょう。でも共通して、情報を整理して必要な情報を抽出できていない。(これはプロセス全体を書き出して考え直す必要あり)
入って来た情報が右から左に流れているってのがあるのかと。
・出回ってそうな解決策
「Evernote」
ある情報のまとまりにタグをつけて分類、蓄積。
ほんと便利ですよね。
けどタグとかすぐにごちゃごちゃになるし、スマホからページ保存してもURLのみで記事内容が検索にかからない。
まぁ使いこなせてないだけだし、使い方に幅があるのはいいところでもあるんですけどね。
使っているものの、「大事なときに大事な情報はどこ!?」
みたいになってしまう。
「Gunosy」「SmartNews」「Circa News」「SLICE NEWS」とかのニュース系サイト
整理してくれる。オススメしてくれる。
けど、関心のある分野の情報でへ〜そんなもんあるんや〜っていう情報は集まるけれど、
ほしい情報を掴んで活かすことだできるってもんでもないですね。
「flier」「ブクペ」「bookvinegar」とかの書評・要約サイト
多めの情報をおいしいとこだけ抽出するという意味では解決策の1つでしょう。
ただ、ネットの記事って1つ1つのコンテンツはそこまで重くないので、本の情報単位とはちょっと毛色が異なりますね。
それぞれのサービスがそれぞれの分野でユーザを集めているけれど、自分にとっての問題の解決策ではない、それか使いこなせてないかもですね。
●情報の海に立ち向かうツール「まとまるくん(仮)」
もはやまとまるくん(笑)ではありますが、自分がやりたいことは、がんばったインプットをよりよいアウトプットに繋げる橋渡しをする何かを作ることです。
「何か」というのは、別にWebサービスなんていらないかもしれないってことです。
付箋使ったら何とかなるかもしれないし、記憶術学んでセミナーすればハッピーになれるかもしれない。
けど、ちっさい頃はひたすらレゴで創作、変形・合体ロボットアニメ好き過ぎてヤバい、「言語」は何とか習得できるかもsれない、IT業界に身を置く等々から ITでモノづくりすることにしました。
で、解決策としての「まとまるくん(仮)」を作ったわけです。
アイディア自体上記の通り悶々してるので作品は煮え切らないです。
それでも敢えて形にして外に出してみる事で、必要な機能、学ばないといけない技術、抽象化することで向き合える本質がぐっと身近になりますきっと。
今の技術でまとまるくん(仮)でできることは、とにかく媒体毎にフレーズのまとまりを3つ登録して、記憶から元記事をたどりやすくすること。
コンテンツと成果物の距離を近づけること。
「記憶」と「メディア」の中間生成物としてのサービスです。
「記憶」と「メディア」の中間生成物としてのサービス
↑これしっくりきたwww
扱いやすい情報単位に落として整理したい。
その情報単位、フレーズ自体に有用な情報を含めておきたい。
次の記事は具体的にサービスを見て考えていこうかと思います。
あるサービス統計値とか、概要とか、関連サービスとか。
単に検索してもひっかからないから、自分に必要な情報を自分で整理するのです。
●おまけ
Washington Post Social Readerの開発者だったRob Malda氏がトピックでユーザー同士を繋げるニュースアグリゲーションアプリ「Trove」を公式にローンチということで登録。
ニュースアグリゲーションアプリ Trove、トピックで繋がる新しいニュース体験
登録したものの、トピックでつながるてようわからん。特定の分野に詳しい人が記事紹介しますよってものと解釈。
情報整理、レコメンデーション、キュレーションの要素は既存・新規問わず色んなサービスに実装される昨今。
どれも根底にあるのは溢れかえった情報をいかに扱える量に切り取るか、ほしい情報が見つかるように整形するか。
口コミ・評価を集めてランキングを作ろう
⬇
ランキングは所詮素人のなんとなくの積み重ね。
自動化したいよね。機械で分析して届けよう
⬇
機械も何か微妙だよね。
やっぱりその分野に詳しい人に教えてもらおう←今ここ
な気がします。
プラットフォームを作るか、コンテンツを発信するか、コンシューマーに成り下がるか。
目利きでありたい気もするけど、
仕組みを作るのが最も尊い気がします。
最近↓の本を読んでいて、↑みたいなの考えるのが楽しいです。
この辺のサービス分類とか、変遷とかまとめると楽しそうですね。
何となく調べることはありましたが、実際作りたいものがあったり、プロトタイプ(と呼べる代物でないのはわかってるけど、何で呼んでいいものかもわからない)を作ったりすると情報への意欲が高まり質も上がるのではと。