6月7日(日)

27歳になりました。毎年、年末年初と誕生日には振り返り、先のことをなんとなく考えるので則ります。

エンジニア編

この1年間

26歳なりたての記事、とにかくワクワクしていて楽しそう。

初めてスクー登壇(ってほどのことはしてない)した日でもあります。

26歳で見えたこと、見えないこと(前編)

26歳で見えたこと、見えないこと(後編)

まだブログ書くの楽しいー!って言いつつ、初めてのサービス開発にひーひー言いつつも、何もかも自分たちで考えて、自分たちで作り上げることにただただ没頭していました。

目標に掲げてた、3つサービス作ってダルマに目を入れるというのもやりきったっぽいです。

そこから1年経った今、職業プログラマーとして目下修行中です。

自分が没頭できるのは何か考えた結果、それはプログラミングだというところに落ち着いて、それが趣味にとどまらず職業になりました。

SIer企画営業をやめ、クラウド会計ソフトのfreeeでエンジニアとして働きます

なんて幸せなことなんだろうとつくづく思います。

エンジニアとして目指すもの

個人の趣味としてやるにはマジ楽しい!ヤバい!でいいのかもしれません。

駄菓子菓子、人と、チームの一員としてサービスを作るにはチーム開発もできないといけないし、自分が楽しい、だけでは当然済みません。

自分の外、対外的に価値がないとダメです。

その上でエンジニアとして何を目指すのか。

記事では、「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」って書いてますね。

・作れって言われたもの作れるのは当然として、どうあるべきかを考えて設計して実装に落とせる
・ダメな部分はユーザの反応(数値)を見た上で変えれる
・ビジネス的な数値を追いながら変えていける

とかを意識してのことだと思います。

目指したいですね。でも、それに必要な技術要素を列挙して、逆算して、身につくように取り組む案件や使う技術を調整する、というものでもない気がします。

今はただただエンジニアとして存在する理由がほしいです。

新しいチーム

6/8(月)から新しいチームの一員として働きます。

一時的なアサインになるかは状況によって変わるかもしれないけれど、そこでいい仕事したい。

そこで身につけた技術をその次(?)のチームで活かして、もっともっと意味あることがしたい。

言葉にすると本当によく耳にする言い回しになってしまうけれど、

・今目の前にある、まさに必要とされることを何でもこなせる
・今の体制では手薄になってしまう、けれどもみんな必要と思っていること部分の仕組みを一から(とは言わなくても「自分がやったった」って言えるくらいの貢献度で)作りたい
・特定の分野と、逆に誰もやってないけど誰がやるといいやろう?みたいなときにアイツや!って声かけてもらえるようになりたい

という姿を目指したい。

「自分はこういう分野をこう作りたい」は、上みたいな姿勢で取り組んだ末に特に力を発揮できる分野として見つかればいいし、足りないことを分析して課題としてまとめ、それを「技術」で解決していける人みたいなポジションも素敵。

技術的な視点(実装まで考えられてはじめて具体的に判断できるような視点)で組織を見て変えていくことができるみたいな人もいたら役立てるのでは。

目の前のことに没頭できる(没頭できることに取り組むことができる状況に身を置いた)からこそ、その先にどういう価値を生み出すべきかは引き続き考えて実践していこうと思います。

思い通りに進まなかったり、自分が触っている部分・技術はどれだけ局所的なのかだったり、周囲を見回したり、なんやねん自分って腹立たしい毎日やけど、エンジニアリングも会社もほんとに楽しいのでどないかなると思います。

27歳はCTOが起業した歳でもある。

音楽編

2年半ぶりのミスチルのアルバム、久々に観に行ったライブで、やっぱりミスチルはバンドでやりたい!という思いが強まっています。

REFLECTION、すさまじい完成度。

音楽面でもこの1年で大きな変化がありました。

ミスチルという呪縛の向こう側にある音楽

無理に高い声を張り上げるのをやめることで秦さんの歌を歌う。

そして、新しい歌い方でまたミスチルを…というところに差し掛かっています。

新しい歌い方だとどうしても弱々しくなってしまうので、それをなんとかしつつ、曲毎に調整していきます。

年末までに5曲(ミスチル)、さっと歌える引き語りのレパートリーに追加できていたら最高というところでしょうか。

ピアノ

たまたま歌・ギターを練習するブースにピアノがあったので数年ぶりに触ってみたらとても気持ちよかったので、寝る前とかにヘッドホンつけて触るようになりました。

年末には1曲引き語りでライブ出れたらと思います。

あと、久石譲の曲、1曲しっかり弾けたら最高ですね。

ルームシェアのこととか、たまには旅したいとか、改めて奈良の家族大事にしたいとか挙げればきりがありませんが、機会があればまた今度!

1月1日(木)

明けましたね!おめでとうございます。

2014年もオンライン・オフライン問わずお世話になりました。

さて、色々と書くべきと思うことはあるのですが、今回は転職の経緯について書こうと思います。

次にやること

クラウド会計ソフトのfreeeでソフトウェアエンジニアとして働きます。

freee_logo

・全自動クラウド会計ソフトfreee

・全自動のクラウド会計ソフトfreee(フリー)関連記事のアーカイブ
(がんばって主要記事集めました)

前職では企画営業をやっていましたが、自分が関わるプロダクト、価値、領域、組織、そして何よりも生き方について2013年後半〜2014年にかけて色々と思うことがあり思い切って挑戦することにしました。

これからいろいろ書きますが、事実として絶対こうだ!ということでもなく、自分にはこう見える、こう捉えた、こう思っている程度のものです。

その辺りを汲んでいただけたらありがたいです。

エンジニアとして働く

疑問

2013年末、色々と考えていました。

元々開発→コンサルというキャリアを歩む予定だったけれども、今自分は営業の仕事をしている。
「社会人2年目を迎えること」を今更ながら考えてみる(前編)

営業で学ぶべきこともある。提供できる価値も当然ある(なければならない)。自身の役割以上には調べ物をしたり、勉強会に出たりしている。

でも、オンオフの区切りも忘れるくらい没頭しているか?熱くなれているのか?(自分にとって)心底価値あるものと感じ、寝る間も惜しんで取り組めることなのか?

そう考えたときにYESと答えられる状況ではありませんでした。

かと言って、じゃあ俺はこれをやる!というものはありませんでした。

音楽も読書も旅も書くことも大好きです。しかし、それ自体に人生賭けるのもどうだろうと思ったので、その思いは大事にしつつも改めて「探す」ことにしました。

自分探し

敢えて「自分探し」なんて言葉を使いますが、そのラベルづけがディスられようと蔑まれようと、実態は「いまだによくわからない自分が何者なのか、何をやったら善く生きることができるのかを考え抜く」という行為です。

就職活動よろしく、自己分析的なことしたり、過去の選択を振り返ったり、人と会って自分が何してるときが嬉しいそうか聞いたり散々考えました。

・何度も問うて出した答えを絶対に忘れない

・これまでのこと、これからのこと (前編)

そのとき明確な答えは出ませんでしたが、

・入社前の4回プログラミング教室と没頭感
0からのプログラミング講座
・GREE IDEA JAM 2011(プロトタイプありのビジコン)で、自分で考えてもの作ってビジネスする人に対して抱いた強い憧憬

を頼りに、2013年12月末、Tech Garden Schoolに入学しました。

とりあえずいろいろやってみる

Tech Garden Schoolでは、プログラミングをはじめとし、デザイン、WordPress、リーンスタートアップ等色々と勉強しました。

・DoorLogの現状と今後の方針
・26歳で見えたこと、見えないこと(前編)
・26歳で見えたこと、見えないこと(後編)

けど、プログラミングは楽しいし、文章を書くのも楽しい。あれやこれや楽しい!

たまに大変なことはありつつ、Tech Garden Schoolやプログラミングコミュニティでの新たな出会いもあってほんとに毎日楽しかったです。

強みであり弱さでもあること

昔からあれやこれややることが楽しかったり、あれやこれややってる自分キャピーみたいなところがあります。

まさにこのときもそんな状態。

楽しいながらも、焦りは募ります。

自分はあれこれやることに没頭したいのではない!

予定は自動的に埋って身動きは取りづらくなり、何かをやっている気にはあるけれども1つ1つは深まらない。

もっともっと深い世界が見てみたい。

結局公私分断していて、それは自分の求めているものではない。

決断

「1年以内にエンジニアになります。プライベートでサービスを開発するのではなく、エンジニアとして、働きます。」

そう話したのは2014年7月のことです。

<顧客開発×アジャイル> サービスローンチ鎌倉集中特訓に参加して学んだ3つのこと

数ある可能性の中から、

「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」

がとにかくかっこいい!!と考えたことから、エンジニアとしてのキャリアを歩んでいくことに決めました。

上記記事内の助三というサービスや、他のプロジェクトでの開発を進めて力をつけつつ。

ただ、この段階では具体的にどこでどのようにエンジニアをするかはまだまだ詰まっていません。

エンジニアとして前職で働けないか

前職もSIerということで、当時は企画営業をやっていたにしても、エンジニアとして働く道はありました。

それに、社外に出るよりはとりやすい選択肢でもあります。

しかし、

・スタートアップ界隈・開発関連の勉強会に出たときに感じた雰囲気
・業態としてのエンドユーザとの距離
・クライアント - エンドユーザ
|
・SIer - 協力会社
・ユーザにとっての価値のために、新しいことに挑戦する姿勢
・エンジニアとして働き始めることのできるタイミング
・組織の規模

等々を考え、社外も含め検討することにしました。

エンジニアとしてどこで働くか

いざ探してみるにしても、素敵な企業はいっぱいあるはず。

この段階(8月〜9月)で意識していたのは、

・(ある程度)エンジニアドリブンの組織であること
・うわwww なんか面白そうwwwとワクワクできること
・新しいプラットフォームを作れること、既存のレガシーなプラットフォームをひっくり返せること
・「挑戦する人を自分の技術で支える」という予てからの思いをエンジニアという一プレイヤーとして実現できること

ということです。

ここからはすぐ選考・オフィス訪問という流れでしたが、以下の3つのイベント・サービスの影響を強く受けました。

大企業を飛び出すということ

・挑戦するエンジニアを応援する! 〜大企業を飛び出したエンジニアの実体験トークイベント〜
(2014年9月6日)

タイトルの通りです。前職OBで大きな挑戦をした方、エンタープライズ向けの大手企業からスタートアップに挑戦した方と直接するお話する貴重な機会でした。

イベントの後もお話を伺ったり、社外の活動にお邪魔させていただいたりしました。

前職での可能性はやっぱりあるのでは…と悩んでいた時期に、吹っ切れるきっかけをいただきました。

スタートアップの祭典

・IVS 2014 Summer Workshop
(2014年6月27日、28日)

イケてるスタートアップのえらい人々が集まっていろいろと講演してくださる場

と説明すると実態とは異なるので、気になる方は下記を参照してください。

IVS

Infinity Ventures Summit(インフィニティ・ベンチャーズ・サミット。以下IVS)は主にインターネット業界のトップレベルの経営者が一同に会し、業界展望や経営に関して本気で議論する場である。
IVSは経営者・経営幹部を対象とした年2回の招待制オフサイト・カンファレンス、新サービスの発表の場「Launch Pad」、未来の日本を支える学生に対してトップレベルの起業家の生の声を届ける「ワークショップ」などを開催することでベンチャー企業の生態系・コミュニティ作りに注力しています。

どちらも面白そうな企業(組織、経営者)ばかりで、この中から次の職場が決まればどれだけ幸せだろうかと思いました。

やや無謀ではないか、やはり自分はミーハーではないかと思いつつ。

転職の新しいカタチ

・リアルウォンテッドリー
(2014年9月22日)

IVS登壇企業の1つ、Wantedlyに企業情報を掲載している企業がリアルの場でブースを出し、話を聞きに回れるというイベント。

いろんな企業をだーーーーっと見て回る中で、プラットフォームの中でも具体的に何を作りたいのかがだいぶ見えてきました。

・経営者を支える系
・働き方を変える系
・教育系
・クラウドソーシング系

まだまだ広いですが、プラットフォーム、ってネット系企業であれば大体該当しちゃいそうな中でだいぶ絞れた感があります。

Wantedlyでの転職活動

リアルウォンテッドリー後、どうせならエージェントを挟まず、ウォンテッドリー経由でオフィスに話を聞きに行った方が面白そう!ということでWantedlyのプロフィールを充実させました。

・Wantedlyプロフィール

10月からは実際にWantedly経由でオフィスに遊びに来てみなよ!とお声がけいただいた企業や、「話を聞きに行きたい!」ボタンを押した企業に対して訪問。

10月末に内定をいただき、転職活動が終わりました。

freeeとの出会い

この流れの中でクラウド会計ソフトのfreeeでエンジニアとして働くことになりました(条件付)。

前述IVSの打ち上げイベントでたまたま関係者とお話したり、オフィス訪問でたくさんの方にじっくりお話を伺い、じっくりお話を聞いていただいたのが印象的でした。

全自動のクラウド会計ソフト「freee」を担うフルスタックエンジニア募集

ここにある通り、

freee 株式会社は、スモールビジネスに関わる人がより創造的でオモシロイ活動にフォーカスできる社会を実現するため、全自動のクラウド会計ソフトおよびクラウド給与計算ソフト「freee (フリー)」を開発。このプロダクトをスモールビジネスを元気にするプラットフォームに昇華させていきます。

というのはまさに自分も挑戦したいと思っている分野です。最高です。

ビジョンはもちろんのこと、文化、組織、プロダクト、ユーザとの向き合い方等他の観点から見ても最高です。

この記事(オンとオフを分けなくてもいいんじゃない?)と、IVSで聞いた講演の特に印象的だった一節。

20代のたった3000日を、どう過ごすか? 一流起業家らが振り返る、ドM的修行エピソード
(IVSの講演書き起こし)

当時僕がどういうふうに働いていたかっていうと、日曜日の夕方くらいに会社に来てですね、土曜日の昼に帰ると。ずっとその間泊まり込みというか、そんなに寝てもないんですけども、ずっと会社の中で過ごす。それしてても、まったく飽きないくらい、のめり込んじゃったんですよね。

自分の通っていた大学の先輩が既に大学時代にこういう経験していて、こういう価値観を持ってらっしゃって、というのは最後の一押しでした。

僕自身、エンジニアとしてのバックグラウンド・実務経験がないにもかかわらず、気合なりやる気なり、今後の可能性を買っていただけたことはただただ幸運です。

これから

月並みに、まだスタートラインに立ったばかりなのでキャピキャピとか書きたいところですが、実際スタートラインにすら立っていません。

大人の事情というやつです。

11月からは修行修行の日々を過ごしています。たくさん本とネット上の情報を参照しつつ、一刻も早くスタートラインに立ち、一人前のエンジニアになるべく引きこもっています。

いつの間にか12月も終わり、新年を迎えてしまいました。

昨年の年越しはHTMLとCSSの本をひらすら写経をして過ごし、まさか1年後にエンジニアへの第一歩を踏み出そうとしているとは思いもしませんでした。

ただ、こうして改めて振り返ってみると、たくさんの人に助けていただきながら、進むべくして進んでいる感があります。

本当に本当にありがとうございました。

当面はエンジニアとしての成長を最優先しつつ、まともに生活することが軸になるでしょう。

ただ、僕が通ってきた道で役に立てることがあれば何かできたらなぁと思っています。

1月からはシェアハウスに住むので(別途何か書く予定です)気軽に遊びにきてください!

そういうわけでこれからも公私共々よろしくお願いします。

おまけ

僕の成長に投資してくださる方は、こちら!笑

アマゾンのウィッシュリストです僕に届きます〜キャピ

エンジニアとして生きる 〜基礎編(3ヶ月でマスター)/発展編(半年でマスター)〜については、買ったり、貸して頂いたり、保護して頂いたりでなんとかなりそうです。

ありがとうございました。

エンジニアとして生きる 〜エンジニアの休日編〜

音楽をやって、ライブに出て、無性に文章が書きたくなりました。

ブログを書く、アクセスの多い記事を書く、SEOみたいなものを意識する、結論。伝えたいことありきのビジネスライクな表現形式をなぞる、それとは何か違う、自分の胸の内からわき起こる何かをそのまま文字として形にしていく、そんな文章が書きたくなりました。

だから小見出しとか、伝わる構成とか読み切れる長さとかは無視します。

ただ、最初に1つだけ言いたいのは、「ミスチルという呪縛」というのはMr.Childrenの音楽性云々の話ではなく、自分とミスチルの音楽の関係性を捉え直すことで見えてきた素敵なことがあったというお話です。

今でもミスチル(のイノセントワールド)は僕がギターやバンドを始めた原点で、とても大切な存在です。

自分が音楽をやるということ。これはある種生きることに対する表現、自分が生きていることに対する表現です。

僕は人生の伴侶として、旅、音楽、読書を掲げています。

(ただ、これは今後少しバランスを変え、今までとは異なる形になりそうです。)

そもそも、旅!楽しい!!生きる楽しみや!!!って思い始めたのは、大学の卒業旅行で、trippieceを使ってペルー・ボリビアに旅行したとき。

trippieceで行くペルー・ボリビア11日間の旅 ~6日目 ついに到着!ウユニ塩湖~

本だって、今こそ本棚にあふれるくらい本に囲まれているものの、大学4年生くらいまでは年に1、2冊読むか読まないか程度で、本とは完全無縁な生活を送っていたものです。

ただ、音楽は常にそばにありました。旅・音楽・読書の中でも異質です。

きっかけは全く覚えていませんが、3才からピアノを始め、センス的なものは無縁に発表会直前には狂ったように練習を重ねて何十人?百人以上?の前でクリスマスに本番を迎える。

中学受験のため、ピアノからは離れるものの、中学でははじめてカラオケに行き、中3でMr.Childrenのイノセントワールドに衝撃を受け、高1にはアコギを始める。文化祭ではバンドも組んで歌う。

大学でもずっとバンドサークルでギターを弾き、歌う。

社会人になっても会社でバンドサークルに入り、その傍ら歌とギターを習い始める。

そして今では、バンドサークルには全然参加できていないものの、歌とギターを習い、そのスクールでのライブでは毎回1〜2曲演奏しています。

音楽を続けると言っても、音楽との距離感や位置づけはそのときそのときによってまったく異なります。

ピアノをやっていた頃はよく覚えていません。とにかく発表会で弾くことへの執着というか、単に多くの人から注目される、スポットライトを浴びて、ただ自分1人に視線が集まる異様な空間への中毒みたいなものでしょう。

今よりは幼い頃なので、もっと意味的なものの外にある感覚的なものです。

中・高・大の音楽はシンプルにミスチルへの憧れだったように思います。

イノセントワールドを聞いて受けた衝撃を…衝撃に対してどうしたらいいかわからず、ただひたすら追いかけていたように思います。

その曲が好きであることと、それを歌っている人に対して憧憬の念を抱くことと、それを自分がやることはきっと重なる部分もそうでない部分もあると思いますが、やっぱりよくわかりません。

ただ、その憧れを自分が(自分たちが)やるのは他のバンドの曲を演奏することとは違くて、やっぱり楽しかったなぁと思います。

でも、憧れだけで、なるべくそれっぽく歌おうとすること、なんとなく感情をこめてそれっぽく歌おうとすること。

これには二段階の難しさがありました。

そもそも、高い声が出ないということ。

無理に真似をしようとしてもただただ醜く、聞いてくれてる人までしんどくなる。少なくとも録音を聞いた自分は。

そして仮になんとなく通る演奏があっても、それ以上にならないということ。

そんなこんなで、憧れで追い続けてきた音楽はコンプレックスとの対峙の歴史でした。

大学を出て働き始め、音楽、どうしようと思ったとき、まずは物にならなかったということと、当時喉も壊してしまっていたこと、旅や読書という他の楽しみに触れていたことからもういいか、なんて考えていました。

しかし、夏のAP bank fesでミスチル櫻井さん率いるBank Bandの演奏を聴いて、いても立ってもいられなくなり、やっぱりやろうと。

そして、どうせやるなら、自分のコンプレックスと根本から決別しようと思い立ち、スクールに通い始めました。

それでも!時間もお金も投資しても!!ミスチル歌えない!!!というのが最初の2年は変わらず。

が、3年目、2014年度には徐々に変化が。

2014年4月のライブ。

ギターソロ付き完全にオリジナルのなごり雪と、弾き語りアレンジのFunny Bunnyは自分で聞いても今までとは少し違う感じに聞こえます。

なごり雪は2回本番のライブでやったこともあるし、音域的にもそこまで辛くないし、伸び伸びと演奏できました。

Funny Bunnyも歌詞がそのとき考えていたことと重なる部分があって主体的に選びました。アレンジも共感できる歌詞が届きやすい形にしたことで演奏だけでなくその音楽・歌詞に乗った本当に自分が共感したものへの言及、少しは届いた感もありました。

ライブ後。それまではミスチルの歌を練習曲としていたのですが、本当の意味で「憧れ」の曲。秦基博さんの鱗という曲に挑戦してみることにしました。

素で歌うと100%サビが歌えない曲。1人でカラオケに行くときですら自分で歌う気にすらならない曲を敢えて選びました。

ちょっと単純ではありますが、この曲が歌えたら自分が今まで縛られてきたものほぼ全てから解放されるという淡い期待があったんです。

声の出し方が変わり(ミックスボイスという出し方に変えないとそもそも歌えない)、その歌い方で他の曲も歌い切ることで「ミスチルたれ」「ミスチルの通り歌えてなんぼ」という世界とは「違う」音楽に出会うことができる。

そして迎えた12月のライブ。

転職活動や諸々で中断せざるを得ない時期もありましたが、鱗1曲にこだわったこの半年。

たぶん今まで自分の演奏から出てきたものとは違う音楽になったような気がします。

自分で聞いていられる範囲だし、これまでの歌い方(技術)だと到底無理だったはずの曲を1曲通して人に届けた。そして既存の曲を素材として、「コピー」「音符の連続」ではない「音楽」に触れられた(気がする)。

その事実が自分にとって何より大切で、これからの自分の音楽を届ける第一歩です。

たったの1曲。5分足らずの1曲にこれまでの音楽との決別のこれからの音楽のすべてが詰まっていました。

自分の音源を何回聞いても聞いていられる、というのは今までほぼなかったです。

1曲をひらすら練習することが他の曲の改善になるとは限らないのはまた事実です。

でも、また違う形でミスチルの音楽に触れ、自分がミスチルをやることの意味が生まれるかもしれないと思うとわくわくします。

「ミスチルという呪縛」なんて言うとミスチルが悪者のように聞こえてしまいますが、そうでなくて、呪縛を作っていたのは自分の音楽に対する向き合い方で、これからはもっと1人の音楽をする人として向き合えそうということです。

これまでの柱としてきた旅、読書、音楽は再構成せざるをえません。

何となく距離感のあった仕事がなんだかんだ生活の大半を占める中での、別腹としての「人生の伴侶」。

それが、転職をきっかけとして、エンジニアとして生きることでオン・オフの境はなくなります。(予定)

読書はより技術書指向になって付き合い方は変わり、旅は…どうなるのでしょう。

それぞれの付き合い方は考えていますが、音楽は結局離れないものと感じました。

というのも、今回のライブと『ハッカーと画家』という本を読んでどうしようもなくモノが作りたくなったり、この文章が書きたくなったり、考え事をしたくなったりしたからです。

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目の前にあるものこそが正で、自分がそれに合わさなければならない。その通りにできないのは自分に非があるし、できるまで訓練してできるようにならねばならない。そのようになるにはどうすればいいか考え、正面から乗り越えるべき。

義務教育の中で自然とこびりついた思考様式は音楽にまで表出して、足枷となっていました。

月並みですが、それは完全にモノ作りをやっていく上でも陥ってはいけないことのように思います。

思いや価値を実現する手段としての技術は高いに越したことはない。

けれども、その技術に固執して得られる物は本当に価値あるものか、本当に実現したいことは何なのか。

そしてあるやり方に詰まったら他の技術を試すことは「悪くない」こと。

正面突破して身に付く技術も大事だし、初期は特に四面楚歌的にエラーに出会うかもしれないけれど決めつけないこと。

本で言うハッカー(自分が「(ソフトウェア)エンジニア」と呼んでいる人たち)と画家に加えて、音楽という活動に携わることで生まれる発想も本当に大事にしたいと思うんです。

エンジニアとしての活動にフルコミットして何もかも生み出せるに越したことはないかもしれません。

でも、自分がこの人生を歩んで来たからこそ生まれるものは価値の源泉。

音楽の道を行けば食っていけるという逃げ道ですらないからこそ続けていきます。

6月13日(金)

あると思い込んでいたイベントがまさかの1週間前だったことに気付き、悔しいのでブログでも書きます。

ほんとはこれの東京版行く予定でした。

WordPressの創始者マット・マレンウェッグが来日、WordPressとウェブの未来について語りました

●プログラミング、やってみいや!

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いきなり何やねん!という感じですが、ここ数週間は夜な夜なプログラミングをしていました。

その中で、今後のために整理したいと思うことが。

世の中、一部ではプログラミングは英語と同じくらいデフォで身につけるべき素養だ!とか、
起業家はある程度コード書けないと!
みたいな論調があります。

そういうのはとりあえずどうでもよくて、Webサービスとか作りたかったら書けばいいやん?と思うんです。

人がどうこう言ってるとかではなくて、現状どうであれ、自分の中にそういう気持ちがあれば、

ぐだぐだ言ってないでコード書けよ、ハゲ

Webサービスのつくり方 ――「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus)
より)

と思うんです。

なんかサービス作ってみたい。けど全体像も見えないし、最初の一歩も見えないとき(去年の11月くらい)に出会った衝撃的な言葉で今でもよくつぶやいてます。

●プログラミングを学ぶのに不要な壁がある気がする

他の人の声には耳を傾けなくていい!と思いはするもののそれは動機や適性のお話。

プログラミングを学ぶにあたっては他の人が残した声が有力な手がかりになるのは間違いありません。

ネット、本、リアルの人。スキル身につけないといけないわけで、声との関わりは避けられません。

でも、現状その声と声がうまいこと絡み合ってない気がめっちゃするんです。

一体感とか、順番とか、どのタイミングでどう使うとか。

そういうものをつなぎ合わせるハブみたいなものがあればプログラミングがもっと身近になるような。

ニュース記事、写真、文章、広告を束ねるFacebookみたいなプラットフォームで、もう少し全体として表現される文脈があるもの。

この本読んでだいぶ触発された感はあるんですが、メディアを作りたいというのはありますね。

今年読んだ中で二番目に面白かったです。

それと、情報に溢れかえる中、意味のあるまとまりに整理して最提示するのって流行じゃないですか。

検索がアプリで行われる傾向が増、Googleなどのシェアは低下傾向に

別に今始まったわけでもないですけど、おいしいお店探すのにインターネット全体をGoogle検索するよりも食べログ内を条件検索するわけだし、流行の本買いたいときにAmazon、楽天は迷ってもGoogleかYahoo!かって話にはならない。

何かのhow toを調べたいとき、別に探す対象は特定のhow to以外必要ないし、普通の検索はその人がたどるべき順序を教えてくれない。

サービス作りのために必要な情報をもうちょっと切り出して、順番も考えて、提供したい。

本を書きたい

そのハブは、ハブという位置づけは持ちつつも色んな形があるのかなぁと思います。

セミナーで語る、勉強会で話し合う、ネットに記事を残しまくる、超キュレーションする。

でも僕は本が書きたい!

スクリーンショット 2014-06-14 9.04.58

書きたいと思う理由は3つ。

・「本」という情報の「単位」が必要
・ただただ「本」が書きたい
・大事な自分の軸である「本」を読むだけではなくて生み出したい

「本」という情報の「単位」が必要

情報の単位として「本」が必要と思います。

インターネットの発達によって、情報の単位はどんどん小さくなっていきます。

手軽に消費できる、持続しやすい一方でまとまり、全体感は見え辛い。

なんとなくのテーマ(こういう層に向けたメディアですみたいな)だけでは、サービス形にできるようになります!という目的に対してちょっと弱い。

その中で情報の単位としての「本」ってやっぱり強い気がします。

読む人を拘束できるだけの魅力があれば寄り道を各所に配置(流れを知る上では必要ないけども、実際サービスを作る上で必要な情報)しつつも「順番」がわかる。

けど、途切れない。

なんやかんや通るんですよ、本。

ただただ「本」が書きたい

生きてたら1回くらい書いてみたくないですか?本。

僕が本を読み始めたのは大学4年生の夏休み。

それまでは稀にはまる面白そうなものしか読めなかった。

読書しよう!という習慣もまったく続かなかった。

そもそも家に本なんて全然なかった。

今はゴミのようにあふれてますけどね笑

小6くらいには掲げていた、「俺、官僚になる!」た10年来の夢。

そのためにいっぱい勉強して東京にある大学に入って(東大行けなかったけど)、社学入ったけど法律も勉強できそうなサークルに入って、バイトしてお金ためて早○田セミ○ーに入学。

総務省で自治体支える仕組み作る!

駄菓子菓子!二次試験までの累計で選択肢1個分点数が足りず面接受けれず!大学4年生の夏。

(熾烈ないざこざや葛藤の末、自分史上最も重い響きを持つ「紆余曲折の末」に)就活もしてみることにし、夏採用だけでは当然きつそうだし、民間企業それまでろくに見てなくて、あまりに知らないことが多過ぎてこれなろくに社会出れんと。

なら徹底的にやろうとOB・社会人訪問は約100人のお世話に。

ネットとか本とかで企業情報だったり、自分が目指したいものを明確にするのはきついし、かと行って自分のそれまで経験したことだけで帰納的に未来を導くのも…冷静に考えて無理とは思わんかね笑

だから人に経験や感情を聞いて、自分が今まで欠いてきたものを全力で吸収すべくひたすら人に会ったんです。

もちろん、議員さんのところでインターンさせてもらったり、そのつながりでベンチャー企業の社長さんに直接お願いしてインターンさせてもらったり、なんやかんや説明会も1日5社くらい回ってみたり。

その中で出会った人で「すげー!!!」って思った人たちがみんな本読んでたから、そんな風にイケてる人になりたかったから自分も本を読んでみようと。

そしたらいつの間にか本に囲まれて生活するようになっていました。

僕にとっては「本」の中だけじゃなくて、「自分」と「本」の間に大事な大事なストーリーが詰まってるんです。

単なる情報収集の手段ではなくて、人生の大きな決断と共にあり、その決断の先に今があり、今後も羅針盤たりえるからやっと「人生の軸」の1つを陣取るようになったんです。

ちなみに、農村(農業生産法人)でインターンしてみたり、就活の後は留学してみたり、MBAに憧れたのはいいもののこの成績で大学出たらヤバくね?wwwってなって社会学部でも法学部でもない、敢えて商学部の授業でGPAを上乗せしにいって必要単位+20くらいで卒業したり、就活支援したり、プログラミング講座に通ってみたり、GREE IDEA JAM 2011でサービス自分の手でかっけー!ってなったり、そして初めてのtrippieceでの旅(ペルー・ボリビア)に出てみたり。

海外・旅の楽しさが・憧れが深く深く刻み込まれた大学5年生でした。

「旅」も軸になりつつあった時期。

大事な自分の軸である「本」を読むだけではなくて生み出したい

ワールドカップ見ます?

僕は全く興味ないです。と言ったら周囲の人に非国民扱いされた酷いご時世です。

いやー世知辛い。

だって僕サッカーやんないですもん。

小さい頃、割と自分の意志でピアノ、習字、体操教室、塾って通わせてもらえたのに、唯一やらせてもらえなかったサッカー。

自分がやらないことには興味がない!

てか点入らなさ過ぎやろ!(バスケ部)

そして好きなものには受動的には関わりたくない。

それは高1の夏(※今回回想シーン多め)。学園祭。

なんかこう積極性を欠き、クラス単位の取組みにもそこまで身が入らず。

そんな中、軽音部の友達のバンド、文化祭のフィナーレのステージ@体育館での歌と踊りがただただかっこよかった!

俺がいるべきはこっち(床)やない、そっち(舞台)や!と。

大好き(という表現すればいいのかはよくわからんけど)な音楽は眺めるわけではないと。

翌年、入った軽音部でライブに出、軽音部と室内学部の競演でステージでビートルズを歌い、あと図書館棟で企画もやり、やっぱりこっちやと確信する。
(個人的にだいぶぼろぼろではあった)

だから本も書きたい!書きたい!けどそんなネタないきっと!

という僕にも、これなら行けるんじゃ…?というネタが。

さっき不自然に、てかそれいらなくね?的な感じで出て来たGREE IDEA JAM 2011。これ見て、プログラミング講座も受けてみて、こんなん書けるんじゃないかと。

『もし入社前の文系SEがWEBサービスを作ったら』

SEですらないことは後々知ることにはなりますが、結局アイディアにとどまり形にもなりませんでした。

新サービス、ソーシャル・アカデミー(仮)の胎動

サービス自体は、今個人的に開発してるまとまるくん(仮)(休止中)とくっついてまとまらないくん(仮)として来年あたり姿を現すかもですがw

そうそう、で、1回挫折してるので、このテーマで書くこともけっこう重要なんですよ。

まとめ

あくまで自分が

「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」

になる過程での副産物でないといけないとは思いますけどね。

じゃあなってから書けばいいやんとも思いますが、大学生のときに見たプログラミングの世界と、Tech Garden Schoolに通い始めた今年の頭に見たプログラミングの世界と、MVPを一応作り上げた今見るプログラミングの世界では、視界がまったく異なります。

今でも一寸先は闇ですが、昔よりは晴れています。

が、昔感じた闇ってどんどん忘れて行くんですよ。

だから、その闇が晴れていって次が見える一瞬一瞬、闇を晴らす当事者である瞬間を切り取り残しておきたいんですよ。

その生々しい感覚と、1年後にはだいぶかわっているであろう現在地とをうまく組み合わせて、本にしたい。

そうすることでもっとサービスを自分の手で作り上げる、プログラミングするのが身近になって、一歩を踏み出す力になったらめっちゃ素敵じゃないですか?

本は次の行動に結びついてなんぼと思ってます。

サービス作るなら外注すればいい、とか、1から10までプログラミングする必要もない、とかそういう各論はどうてもいい!

名付けてプロジェクト・コンパスです。

compass

Google風www

本を書くと言いつつ、温めているメディア戦略があるのでそれとくっつくと思います。

ではでは、ゆるりとやってくと思うのでよろしくお願いします!

6月7日(土)

色々と考えて結果、Tech Garden Schoolというところに

Tech Garden Schoolとの出会いが一歩踏み出すきっかけだった

現在僕はTech Garden School(以下TGS)というスクールに通っています。

http://techgardenschool.com/

え、何?転職するの?とかそういう戯れ言をほざく方はただちにブラウザを閉じてください笑

テニススクール、音楽教室、料理教室、英会話、習字、プログラミング。

そんな中に自然に紛れるものになっていくでしょう。

http://blog.codecamp.jp/243/

http://thebridge.jp/2014/04/why-should-entrepreneur-learn-programing-by-techacademy

と言いつつ、TGSはプログラミングだけでなく、Webデザインやリーンスタートアップ、グロースハック的なことまで広く学べます。

「没頭できるもの」から「プログラミング」まではけっこう突飛に見えるかもですが、
・入社前に「0からのプログラミング教室」という、4回完結のプログラミング講座をとってめちゃくちゃ面白かったこと
・GREE IDEA JAM 2011を見て、自分でサービス作る(プロダクト含めて)ってめちゃかっこいいし、作らずに口ばっかなやつってめちゃダサいって思ったこと
・作りたいサービスがあったけど、どう踏み出していいかわからず挫折したこと
新サービス、ソーシャル・アカデミー(仮)の胎動
・プログラミングってレゴみたいなもんじゃねーの?ってどこかで思い込んでいること
・プログラミングって大好きな変形・合体ロボットみたいなもんじゃねーの?ってどこかで思い込んでいること

そんなこんなで、たまたまFacebookページで知ったTGS(club86って言ったり)の説明会に。

https://www.facebook.com/club86Startup?ref=ts&fref=ts

ボーナス出たばかりのタイミングだったこともあり、温かな懐で、フルマラソン直後の足を引きずりつつ麹町へ。

アプリ開発のスクールがいくらかかるのかネットで見たりして相当な覚悟をしていたのですが、破格だったので即入学を決めました。

1つの熟考より3つの速断です。

ホリエモンの本より。

最初の頃は毎週土曜日朝10時に始まってから夜21時、22時まで授業を受けた後飲み会・打上げで終電まで。

今でこそ実際動いてるプロジェクトもあってだいぶ絞って受けるようにはなっていますが、ただただ夢中でした。

授業はさっきも書いたみたいにプログラミングにとどまらずWebデザインやビジネス系のお話まで。

更に、実際にサービスを立ち上げた方や有名なスタートアップの方が話をしてくれたり、WordPressでブログを立ち上げたり。

サービスを作る、プログラミングする、と言っても、「音楽をやる」と言うのと同じくらい幅のあること。

それを実際に触れながら血肉にすることのできる環境。

最高じゃないですか。

更に、「今こういうことを勉強している」と言うと色々とプロジェクトにお誘いいただいたり、TGSとつながりの深い企画に出たり、この場をきっかけとした様々な出会いが。

飲み会幹事向けサービス「助三」を作っている企画はTGSがスポンサーになっている企画ですし、けっこう昔から見ていたschooの公認団体にTGSがなって初の授業に、誕生日に登壇!http://schoo.jp/class/760というびっくりするようなことも。

schooに出て喋ったことはいろいろと思うことがあるので別に記事にします。

見えたことと見えないこと

今、「没頭」していて楽しい!!というのは間違いないです。

けど、没頭の先に何があるのか、何があってほしいのか、というのはよく見えないところであり、見えないままでいいかと言われればそうじゃないとはっきり言えるところです。

はっきり見えないなら、情報を集めつつ、やってみるしかないでしょう。

今のところは、技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニアになりたいです。

それぞれのプロセスに思うところがあります。一気通貫したい、行く行くはどこかに特化したいとかそういうのはまだわかりません。

え、何?転職するの?とかそういう戯れ言をほざく方はただちにブラウザを閉じてください笑(2回目)

公私問わず実現したいことだし、やろうと思ったらできる会社にいるつもりです。

当面の目標

年内にサービスを3つ立ち上げて、ダルマの右目を入れることです。

DSC_0095

「技術寄りでサービスを考え、作り、変え、大きくしていくことができるエンジニア」
を目指すにあたり、なかなかいい目標設定でなないでしょうか。

どういう分野のサービスかっていうのは問わないです。

人生の軸になるようなテーマ(音楽、本、旅)に関連したものを作りたいかと言われたらそれもわからないです。

そこは今後でいいので、とにかく目指す姿そのものを、(自分の)レベルはおいておいて高いオーナーシップの下で体現することです。

やりきることです。

歩みを進め始めて、何もなかったかと言うとそんなこともありません。

は?って思うことも、え?って思うことも、はぁ…って思うこともありました。

けど、死活問題ではない。

これからやってく上で、もっと頭を悩ますことはあるんでしょう。

そこでどう振る舞うか、そしてどんな結果を残すかがもっともっと切実な試金石になると思います。

とか言いつつ、やりきるのだと敢えてここで宣言します。

TGSが気になる人、何か一緒にやりたい人は大歓迎です!

そんなにじっくり時間は割けないかもですが、とりあえず絡んでください。

6月7日(土)

また1つ年を食いました。なので記念に、自分として残す価値のある文章を、もやもやしつつ日々を過ごしている人にとっても多少意味のあるかもしれない文章を残しておこうと思います。

こういう節目に書くのは、一見単なる記念の用で、
・定点観測できる
・意外と年初と誕生日に書いたことは振り返る
・1月と6月ってタイミング的にいい
とかとかけっこう便利です。

●今取り組んでいること

DoorLogの現状と今後の方針

割と5月2日に書いたこの記事の通りです。

あれやこれやという感じですが、特に「自分でサービスを開発したい」という欲求が強くて飲み会向けサービス「助三」に注力しています。

logo

今後も開発は続きますが、今週が自分の中では割と大きな節目。

毎日夜な夜なプログラミングしています。

平成26年を迎える瞬間は『作りながら学ぶHTML/CSSデザインの教科書』を見ながらプログラミングをし、26際を迎える瞬間は『CakePHP2 実践入門』を見つつ、師匠にデバッグをお願いしながらプログラミングをしで、今年はプログラミングに何かと縁のある年やなぁと。

仕事で帰りが遅くなろうが、電車で本は読めるし、記事みたいにあれやこれややったとしても2〜3時まで起きてれば少なくとも2〜3時間は取り組めます。

くたばってしまう日は当然ありますけどね笑

●ちょっとだけ飲み会幹事向けサービス「助三」を紹介してみる

詳細は省きますが、ユーザ(に将来なってくれそうな人)に声を聞きつつ、リーンスタートアップ的な手法で開発を進めています。

上司から飲み会のセッティングを依頼されていて、かつ忙しくてやる気もそんなに出ない。

でもそつなくこなしたい…というシチュエーション。

①条件を入力
sukesan1

②一応確認画面
sukesan2

③3店舗に絞って候補を表示
sukesan3
店舗情報はテキストそコピーして、そのままメールに貼付けて上司に送信が可能。

若干方向性が変わる、かつプロトタイプもいいところなので、このままサービスになるってことはないです。

けど、誰かに作れと言われたわけでもなく企画し、自分たちの手で作り上げていくこと。

それってヤバいです。

しかも自分でコード書いて形になって動くってもっとヤバいです。

ヤバいんですよとにかく笑

1つ1つを冷静に見たら、別に検索して結果表示するってプログラミングめちゃ初歩じゃないん?
とか、
プロが作ったらそんなもん毎日数時間かけるもんじゃないでしょアホちゃうか?
とかとか色々言われそうです。

そんなことはほんとにどうでもよくて、この、久々に時間や自分の年(笑)を忘れて「没頭」している状態がたまらなく心地よいのです。

小さい頃、朝5時とかに起きて1日中レゴで変形・合体ロボットを作り込んだり、プラレールでレールを張り巡らせたり、ひたすらバッタを素手で捕まえるべく走り回ったりしたそういう感覚です。

●没頭できるものをひらすら探して今がある

今でこそこうやってルンルンランランな日々ですが、ここに到るのにもやもやとした日々がありました。

24歳の決意

旧ブログで書いたちょうど2年前の記事。

「やる気」はあるものの、「やる気」を向ける場所、対して向けるべきでない(?)ものに取り組んだ結果がイマイチで今以上にもやもやしている様子。

IT奮闘記② 〜AWS Summit2日目レポート〜

最後の方に書いている「自分は何で戦っているか」。

この記事、IT系のイベントのまとめ記事に見えて、「舞台に立つ側」への憧れと、所在ない自分の嘆きです。

それに拍車をかける出来事が2013年の10〜11月頃に。

2013年、2014年(前編)

節目の記事ですら正面から振り返ることができていないのですが大きな転換点でした。

ざっくりまとめると、自分の人生は自分のもので、他人が消費・浪費するためのものではない。

けど、自分が人生をかけて取り組むものって何なんや?

じゃあ探してみよう。

というもの。

・人に自分が何してるときが楽しそうか聞いて回る
・強みを活かすことができるものは何か考えてみる
・なんかそれっぽい本を読んでみる

とかいろいろ。

でも影響がめちゃくちゃ大きかったのはこの本だった気がします。

無理に努力して身につけたものの方が愛着もわくし、何か結果が出るような気がする。

けど、没頭できるもんに時間割いた方が結果出るんでないの?

考えあぐねた結果たどり着いた結論でした。

そんなときに出会ったのがTech Garden Schoolです。

https://www.facebook.com/club86Startup?ref=ts&fref=ts

続きは次の後編にて!

5月2日(金)

あっという間で振返ると長い4月が終わりました。

4月はしばらく寝込んでいたにもかかわらず、いろいろと始まり、本番もありで消化不良気味です。

けど、ドラゴンボールは20年遅れで42巻読破しました。

それはおいといて、今やってることと、これから目指したいことを整理しておきたいと思います。

何か一緒に進められるものがぜひ!!

●活動と今後

【プロジェクト】
・<顧客開発×アジャイル>サービスローンチ集中特訓
 http://devlove.doorkeeper.jp/events/9368

 やる気のない飲み会幹事向けサービス「助三」開発中。

 協力し合ってやりきる!

 
・まとまるくん(仮)
 Evernoteのような情報整理ツールまとまるくん(仮)開発中。
 まとまるくん開発日記
 
 助三急務のため休止中。

 突き詰めようとすると、やっぱりEvernoteすげーってなります。
 
 なので、位置づけとしては
 ・サービス設計〜開発まで一通り自分主体でやりきる
 ・やりきる過程を記事に残す(再現性を持たせる)

・響賊猫の目団
 Webサイト
 http://nekonomedan.web.fc2.com
 Facebookページ
 https://www.facebook.com/nekonomedan?fref=ts

 表現活動をもっと身近に。音楽を主軸としたイベントをお届け。

 まだFacebookページ上でのカフェ紹介要員ですが、もうちょっとしたら化けますがおー。

 早くプレーヤーとしても出られるようになりたい。

【習い事】
・Club86
 http://club86.info
 プログラミング、Webデザイン、メディア・集客・スタートアップ関連の勉強中。

 自分で生み出したい。プロジェクト参加が「雑用」では人生無駄遣い過ぎる…

・音楽
 http://www.winds-musicschool.com
youtube若干出てるわろたwww

 歌とギターはこれからもずっと。

 ミスチル、秦基博さんちゃんと歌いたいのはもちろん、ちゃんと弾きたいのでギターはソロを習ってます。

 今やってる曲が終わったら先生のオリジナル曲に挑戦!

【勉強会】
・八子クラウド座談会
 http://85cloud.com/policy/
 クラウド界隈の方々とクラウドの今・これからについて話し合う会。

 IT業界の先輩方の視点に少しでも近づけるように。閉じこもらないように。

 個別の技術を磨く一方で、大局観やトレンドを嗅ごうとすることは忘れないように。

・技術向上
 を目指す方々と学び合う会。

 ここはとても大事にしたくて、早く教えてもらってばかりの状態から抜け出さねば!

【ブログ】
 ・運営にいろんなスキル・知見が必要
 ・もの書くのが好き
 ・身につきつつあるものを形にして発信する場
 として全体のベースになってます。

・WordPress
 ・デザインいじりたい
 ・高速化
  http://bazubu.com/speed-up-wordpress-site-19465.html
 ・Git管理したい

・SNS運用
 ・Twitter
  @doorlog0607
 ・Google+
 https://plus.google.com/108102685903001004969/posts
 使い方ようわからんけど、ここに寄せたい
 ・Facebookページ
  https://www.facebook.com/doorlog

・GoogleAdsense、Analytics
 ・解析しつつ入れる位置見ながら調整したい
 ・Analyticsの使いこなせてない感半端ない
 ・「数字を見て表現を変える」スキルがとてもほしい

・ツール
 ・入力補助系
  html、文字入力、画像一括処理、Amazon・楽天・Apple等リンク作成

・写真・動画
 ・写真加工慣れたい
 ・Go Proほしい
 ・一眼はいらないけど、構図とか考えて撮りたい

・まとめ記事系
 ・Togetterの威力がすごかったのでNaverも狙いたい

【旅】
・trippieceで参加したい・参加予定
 ・イスラエル
 ・ミクロネシア
 ・モロッコ
 ・ELECTRIC RUN

・家族連れて行きたい
 ・沖縄
 ・トワイライトエクスプレス

・行きたい
 ・スペイン
 ・九州
 ・ヒッチハイク
 ・インド
 ・エジプト
 ・インドネシア
 ・スリランカ
 ・ランド→ホテル→シー
 ・もっと過酷なバンジー

・旅の団体に何かしらの形で絡みたい
 現状trippieceで行った旅の記事を書く自称ヘビーユーザー

【これから】
・エアーボート
 http://airboat.jp
 わくわく

・広報
 スキルだったり、サービスだったりを持っている人の調整を支えたい
 ※スキルとそれを必要とする人をマッチさせたい、で片付く気がしてきた

・本
 読んでるものの、なんか距離感を感じるのでなんとかする
 ・電子書籍をもっと読みやすく
  今度出る?新Kindle購入検討
 ・アウトプット
  割と「必要なスキルの幅を知り、詳細はググりながら実装する」「登場概念を引用しつつ、ニュースの背景を考える」っていうアウトプットは習慣になりつつある
 ・もうちょっと何か生み出す(現状IT記事は床屋談義)方に寄せたい

・MBA
 ・20代で…
 ・英語
  最近記事くらいしか…

●方針

けっこう迷走してる気もすれば、これはこれでいいのかなぁとも思います。

自分が注力したいこと≒ブログのテーマなので、ブログのテーマを軸にしつつ考えてみます。

きっと「テーマ性のあるブログ」「専門的なブログ」が読む人にとっての価値って高いはず。

自分も、あれもこれもやってる人が書く記事って1つ1つが薄そう…片手間な記事に映ってしまう…とか思ってしまう方。

実際、このブログも旅のブログ、本のブログ、サービス開発のブログとか分けてしまえそう。

もっとちゃちゃっとWorpress立ち上げからドメイン分割までできるようになったら分けて、それを統合できるポータルでも作れば…くらいに考えてます。

でも分けるのはあくまで見せ方の問題で、根底には

「どれかに絞った方が効率よくやっていける気がする。でも、あれもこれもやってるからこそ生まれるものをで勝負していきたいし、そこに自分が自由に行きた結果が見える気がする」

という感覚が生まれつつあります。

音楽をやってるプログラマー。

読書好きなブロガー。

旅好きな会社員。

そういう人ってけっこういるはず。

けど、全部やってる人はその何千分の、いや何万分の一にも満たないでしょう。

その全部を興味のままに統合して何とかやってきた個人でありたいし、そこに自分の価値がある。(気がする)

なので、そういう意味ではアクセス伸びなくていい(のばす努力はする)し、特段バラバラな形にしない(分ける技術は身につけるし、読む人も読みやすいように工夫はしたい)

あれこれやってたら、時間もお金もかかる。

予定が合わないほんとに合わない。

下手したら「成果」も出ない。

それだと悲しい。ただただしんどい。てかこれ全部仕事じゃないし。

あれやこれやのうちの1つの分野の相手からしたら、自分はあくまでもその分野の相手であって、自分が他に何してようと知ったこっちゃない。

見ようによっては、何かと理由をつけて集まらない付き合いのよくない人でしかない。

けど、絞ってうまくいく保証は誰もしてくれない(口は出す人いっぱいいるでしょう)し、逆に工夫のしようはある。

お金1つとっても、お金かかるなら…って考えて、かかるお金を減らす方法と、かけられるお金を増やす方法それぞれたくさんある。 

なので、隣り合わせのリスクは時々意識しながら突っ込んでいく方針で行きたいと思います。

・リスク
 ・何も身に付かない
 →プロジェクト成功のための習い事、勉強会、取組みの先にある「できること」は定めてリストにする。「できること」に入ることはちょっと相談させてもらう。
 ・統合した先に生まれるものがまだイメージできていない
 →それ自体はOK。ただ、各プロジェクトで成し遂げる・形にすることは明確にしてやりきる。
 ・成果になり辛く先に折れる
 →折れないのが唯一の強み