技術書典7、無事終了しましたね!関わられたすべてのみなさんお疲れ様でした。
つぎの出展に備えて振り返りたいと思います。
本の内容についてはこちらにまとめています。
技術書典7で『Knativeソースコードリーディング』『Knativeの歩き方 第2版』『Goで学ぶAWS Lambda』を出展します #技術書典
Boothでも販売しています!
- Knativeソースコードリーディング入門 Knativeで学ぶKubernetesのカスタムリソースとカスタムコントローラー(PDF、ePubセット版)
- Knativeの歩き方 KubernetesからServerlessを訪ねて 第2版(PDF、ePubセット版)
- Goで学ぶAWS Lambda 第2版(PDF、ePubセット版)
手にとってくださった方はこちらのページで変更内容をお知らせしていくのでぜひ見てみてください。
『Knativeソースコードリーディング入門』
『Knativeソースコードリーディング入門 〜Knativeで学ぶKubernetesのカスタムリソースとカスタムコントローラー〜』の正誤表と増補改訂情報 #技術書典
『Knativeの歩き方』
『Goで学ぶAWS Lambda』
謝辞
今回も妻に編集、表紙、デザイン、サークルカット作成、入稿(本とダウンロードカード)をお願いしました。毎回パワーアップしていてすごい。圧倒的感謝です。
今回はPOPも専用のを作ってもらいました!
お12C カエルと空のPOPができました!Knative本2種類とAWS Lambda本をたくさん用意して待ってます〜🐸😸🐸😸#技術書典https://t.co/l6cbLwrh0l pic.twitter.com/E0X9NTjcym
— かえる氏の闘争🐸技術書典7 お12C😺 (@toshi0607) September 21, 2019
執筆環境として、TechBoosterさんのTechBooster/ReVIEW-Template、@atsushienoさんのatsushieno/vscode-language-reviewを今回も活用させていただきました。ありがとうございます!!
振り返り
Good
継続
Knativeの歩き方やAWS Lambdaから継続して足を運んでくださる方がいらっしゃって嬉しいと共にホッとしました。
Knative本の続きを読んでみようと思ってくださる方や、カエルと空の本を今回も読んでやろうと思ってくださる方がいらっしゃるのはとても励みになります。
Boothの購入履歴を見ていてもその継続性はたどれたりします。
一方で、過去作読んだがやめとこうと思った方もいらっしゃるはずです。技術力や表現力を磨きながら、手に取ってくださった方によかったなぁ、またつぎも読みたいなぁと思っていただけるようなアウトプットを出せるよう修行していくしかないです。
個人OKR上の成果
今回の原稿の個人OKR上の位置付けは
Objective 1「DIY FaaSのためのKnativeのユースケース、動作の仕組みを理解する」のKey Result 2「Knativeを使ったプロダクトでどう利用されているか説明できる」技術書典7執筆 既刊Knative本アップデートとKey Result 3「Knativeの主要機能の実装方法を説明できる」技術書典7執筆 新刊KubernetesのコントローラーをKnativeで理解するに紐づけていました。
既刊ではKnatieの各コンポーネントに何を足せばDIY FaaSになるのかを章を増やして説明することにしました。これは10月、12月のServelessDaysに向けてストレートにやるべきことだったので、7月のCloud Native Days Tokyo登壇向けて行った調査を踏まえてよい時間を過ごせました。
実装を追った新刊については、Knativeの利用法を追うだけでなく、動作の根本原理を理解したいという思いで書きました。
時間
当初Cloud Native Days Tokyoが終わる7月末〜9/15までで書く予定でした。しかし、8月末に海外登壇に挑戦することになったのと、予想外に準備に時間がかかり9月の2週間で準備 + 執筆することになりました。
それでも
- 9月の夜の予定をServerless Meetup以外すべてブロックする
- スマホゲームをクロノ・トリガー以外すべて削除する
などしながら新刊60ページ、既刊アップデートと10数ページ追加を終えたのは確保できた時間でできる精一杯だったかなと思います。
想定時間通りに使えたらよりよい検証、執筆ができたかはわからないです。
Challenge
時間
できる限りのことはしたものの、やっぱりしんどかったのは事実です。内容が自分の好きなことであったとしても余裕がない状態でぶつかり切ると内容に関係なく嫌いになるリスクや燃え尽きるリスクがあります。
今度出展するときはまずOKRに位置付けられる前提で、2ヶ月調査・執筆に割けないなら見送りも検討するとよさそうです。いや、書きたい。
部数
まだ家に送った分が到着してないので正確な数はわからないですが、320部刷って200部くらい残りました。年末にかけてのイベントがあるので多く刷ろうとしていたものの、印刷発注日時点で前回より被チェック数が伸びてない状況で刷りすぎ感がありました。
実際に刷ったのは
- Knativeソースコードリーディング入門 200部
- Knativeの歩き方 80部
- Lambda本 40部
でしたが、Knativeソースコードリーディング入門は100部でよかったです。前回歩き方を手に取ってくださった方の人数に鑑みさすがに200はない…!他の本はほんの少し少なめでもよかったかもくらいでした。
発注時点で平和な気持ちでいられるくらいの気持ちの余裕が必要です。
数字は記事下の方にまとめます。
ServerlessDays Tokyo/Fukuokaでも頒布します!!!
頒布情報
書ける部分も書くの遅かったかもと思っています。頒布情報に限らず、サークルの数も増える中でいかに自分の出展情報にたどり着いていただくかは悩みどころですね。
ただ、Knativeを知りたい気持ちがある方がたどり着くのに十分な情報はTwitterで発信してると思い込んでいます。力を入れるにしても、普段からKnative自体を知る人が増え、面白いので一緒に勉強してみたいと思う人を増やして盛り上げてく方がいいのかなと思います。
「OAuth」「DNS」「AWS」「Kubernetes」「Knative」みたいな並べ方をしたときにKnativeでうおーってなる人の数は他よりずっとずっとずっと少ないですよね。その分Knativeの人として認知されやすいかもしれませんが、それでも母数が厳しいです。
今後
直近は『実践Knative』という本があったときに入ってそうな内容は見ていきたいなぁと思っています。個人のOKR上では年内にDIY FaaSを(Knativeで)作るということになっています。
そのプラットフォームがある前提で
- 独自に構築したプラットフォームのユースケース(Knative単体ではなくて、そのプラットフォームでどんなアーキテクチャが実現できてどんな課題を解決できるのか)
- 運用・監視
- 開発フロ
- プラットフォームのデバッグ
- 権限管理
などの全体的な見通しを示せないと、仕事で使うなり、現実世界の問題を解決するプロジェクト・プロダクトであるということを示したりできないと思っています。
また、そもそもIstio(をはじめゲートウェイコンポーネントとして依存するもの)やKubernetes自体の知見なしに存在するプラットフォームではないのでその観点から自分の知識・経験は強化して臨む必要もあります。
KnativeのServingはRC2ということでGAも遠くはない状況なので、つぎの技術書典の頃にはきっとGAし、Knativeベースのプロダクトの数も今よりきっと増え、プロダクション利用も増えてるかもしれませんね。
本のテーマはOKRや自身が詳しくなっていきたい分野にすると決めているので、年明けくらいにまたその直近の3ヶ月、その後の技術書典が含まれるであろう3ヶ月のテーマと決めようと思います。
あと、今回のようなOSSを触るときに、リリースノートに載る程度主要な機能を追加できるようになりたいと強く思います。
数字の整理
売上
現金
内訳は後日!
現金: 47000円
後払い
- Knativeの歩き方 第2版: 21冊
- Goで学ぶAWS Lambda 第2版: 7冊
- Knativeソースコードリーディング入門: 42冊
1000円 × 70部 = 70,000円
Booth
9/17〜9/23分
- Knativeの歩き方 第2版: 12冊
- Goで学ぶAWS Lambda 第2版: 3冊
- Knativeソースコードリーディング入門: 13冊
1000円 × 28部 + 優しさ1500円 = 29,500円
原価
- 本印刷: 79240円
- 参加費(パトロン): 20000円
- ダウンロードカード印刷: 940円
被チェック数
- 8/26 6
- 8/27 9:00 14
- 8/28 23:00 21
- 8/31 23:00 23
- 9/3 0:20 26
- 9/5 29
- 9/6 11:00 29
- 9/7 12:00 30
- 9/9 19:00 34
- 9/10 23:00 38
- 9/13 23:00 41
- 9/14 23:00 44
- 9/16 23:00 46 印刷発注日
- 9/17 23:00 53
- 9/18 23:00 58
- 9/20 23:00 64
- 9/21 23:00 74
- 9/22 7:50 79
- 9/22 11:00 87
- 9/22 11:50 90
- 9/23 18:30 99
技術書典6の数字はこちら
技術書典5の数字はこちら
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